茂市久美子(もいちくみこ)『アンソニー はまなす写真館の物語』(アンソニー はまなすしゃしんかんのものがたり)

469 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/22(日) 19:11:31.80
よろしくお願いします

[いつ読んだ]12年くらい前,たぶん小学校の教室の学級文庫
[あらすじ] 写真屋の店主とその客の話
[覚えているエピソード]
・カエルの手に似てるから「カエデ」と言うようになったという話を作中でしてた
・猫が主人公の店主に,自分の写真を撮ってほしいと依頼した.
猫は写真屋で,自分の爪を使って客の写真の修整をしていたが,そのせいで爪がボロボロになった.
客の注文がうるさいことを主人公に愚痴っていた.
そのくせ主人公に,かっこよく撮ってください,と言っていた
[物語の舞台となってる国・時代] たぶん日本,現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハードカバーだったと思う.
[その他覚えていること何でも]
主人公はたぶん男性.主人公の,祖父か祖母が亡くなって,その跡を継いで写真屋をやることになったんだと思う.動物がしゃべるとかの少し不思議な要素があった.

470 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/22(日) 22:12:36.90
>>469
茂市久美子『アンソニー はまなす写真館の物語』はいかがでしょうか?
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4251041852

471 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/23(月) 22:40:28.23
>>470
ありがとうございます!この本です!
ずっと思い出せなくてモヤモヤしてたので助かりました
この機会にまた読んでみようと思います

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/469-471

アンソニー―はまなす写真館の物語 (あかね・ブックライブラリー) 単行本 – 2001/9/1
茂市 久美子 (著), 黒井 健 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4251041852
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラの“アンソニー”が、龍平さんに語る「はまなす写真館」の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など、七話の連作ファンタジー。
内容(「MARC」データベースより)
海辺の町で百年以上続く「はまなす写真館」。ここに古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラ「アンソニー」が語る、はまなす写真館の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など7話の連作ファンタジー。

続きを読む 茂市久美子(もいちくみこ)『アンソニー はまなす写真館の物語』(アンソニー はまなすしゃしんかんのものがたり)

三上延(みかみえん)『ビブリア古書堂の事件手帖1 栞子さんと奇妙な客人たち』

463 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/19(木) 00:25:45.02
お願いします。
[いつ読んだ]2~3年前
[あらすじ]一箇所の台詞のみ記憶
[覚えているエピソード]覚えている台詞
ホステス「私は馬鹿だけどホステスは馬鹿には務まらない。だから私はホステスに向いていない」
男「三段論法が使える君が馬鹿なはずがない」
このままではなく、内容はこういったものです
[物語の舞台となってる国・時代]現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫だったかと思います
[その他覚えていること何でも]著者の方は有名で良く聞くような名前の人だったように思います。
最近関係のない板でこの台詞のレスを見かけました。
なのでおそらくそれなりに売れた本かもしれません。

464:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/19(木) 00:44:26.46
>>463
三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」一巻の第三話「論理学入門」のエピソードじゃないかな

468:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/22(日) 00:51:41.06
>>464
とても早い回答大変嬉しいです!ありがとうございます
確かに読んだことのある本でしたので恐らく合っていると思います。
本当に助かりました!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/463-468

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784046316363

角川つばさ文庫
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上 延(著/文)越島 はぐ(著/文)
発行:KADOKAWA
縦173mm 横112mm
312ページ
ISBN
9784046316363
Cコード
C8293
児童 新書 日本文学、小説・物語
書店発売日
2016年8月4日
紹介
本を読めない「体質」の五浦大輔は、古本を売りに鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」を訪れる。店主は人見知りだがきれいな女の人で、持ち込まれた古書の謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

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ヴィルジニ・デパント[ヴィルジニー・デパント]『バカなヤツらは皆殺し』

458 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/18(水) 01:04:46.61
おねがいします

[いつ読んだ]15年くらい前
[あらすじ]海外が舞台(翻訳だったのかも?)二人の女の子が銃を持って無関係な人達を殺したり男とヤッたり…と好き放題する話
確か途中で二人が仲違いしたような…
[本の姿]ハードカバーでカラフルな表紙だった気がします
[その他覚えていること何でも]ビレッジヴァンガードで購入した記憶があるので、あまり一般の本屋には出回っていないかもしれません

459 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/03/18(水) 06:46:19.24
>>458
ヴィルジニ・デパント「バカなヤツらは皆殺し」かな?

461 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/18(水) 08:55:36.90
>>459
これです!ずっと気になっていた作品なのでとても嬉しいです。
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/458-461

バカなヤツらは皆殺し (日本語) 単行本 – 2000/5/1
ヴィルジニ デパント  (著), Virginie Despentes (原著), 稲松 三千野 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4562033053
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
キモチよければいいじゃない!超快楽主義な女のコ2人が暴走する!セックス&バイオレンスなハードコア・ロードノベル。
内容(「MARC」データベースより)
若者の「今」をディープに描く、新感覚のフランス現代小説。超快楽主義の女のコ2人が暴走する! セックス&バイオレンスなハードコア・ロードノベル。

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C・S・ルイス「別世界物語」シリーズ(べつせかいものがたり)

445 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/21(土) 22:31:20.50
正直情報が少なすぎて分からないと思いますが僅かな希望をこめて
[いつ読んだ]
平成元年頃
[あらすじ]
[覚えているエピソード]
[物語の舞台となってる国・時代]
惑星サラマンドラ(?)
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫本
[その他覚えていること何でも]
続編にカラマンドラともう一つ?ラマンドラという惑星が出てくるものがある
挿絵はない小説

母いわくあらすじや作者どころか和書か洋書かすら覚えていないということらしい
もし知っているかたがいらっしゃったら情報よろしくお願いします

446 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/21(土) 23:05:28.69
サラマンドラ
カラマンドラ
ペレランドラ

の3部作だったか
ちくま文庫から昔出てたな
Amazonのマケプレで普通に売ってると思う

447 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/21(土) 23:10:04.12
訂正

マラカンドラ
ペレランドラ
サルカンドラ

だった
書いたのはナルニア国のCSルイスで、シリーズ名は別世界物語

448 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/21(土) 23:48:31.75
>>446-447
どうやらビンゴらしいです
母は20数年ぶりの出会いと感激しています
本当にありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/445-448

・新装版
沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ 火星編 (別世界物語) (日本語) 単行本 – 2001/11/1
C.S. ルイス  (著), Clive Staples Lewis (原著), 中村 妙子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4562034467
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
地球より、はるかに古く美しいマラカンドラ(火星)で、ランサムは、驚くほど知的な生物や、霊的な存在と出会う。香気あふれる、独創的なファンタジーの傑作。
内容(「MARC」データベースより)
地球よりはるかに古く美しい別世界マラカンドラ(火星)で、言語学者ランサムは、驚くほど知的な生物や、霊的な存在と出会う。香気あふれる、独創的ファンタジーの傑作。奇想天外社79年刊に基づき、読みやすくした新装版。

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東直子(ひがしなおこ)「夕暮れのひなたの国」

441 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/02/17(火) 22:01:09.05
よろしくお願いします。
[いつ読んだ]3,4年ほど前
[あらすじ] 語り手は少女だった頃、いつもは昼間に遊んでくれる「お姉さん」に夕方出会う。
「お姉さん」は少女に井戸水でおまじないをし、再び夕方に来ないように告げる。
少女が帰ると、母はいつになく心配して少女を探していた。
[覚えているエピソード]・主人公は少女時代の語り手自身(以下、少女)で、小学生程度の年齢と思われる
・少女の「家」は非常に入り組んだ構造をしており、「お姉さん」はその奥に住んでいる
・「お姉さん」は少女の実姉ではない(妾?)
・お姉さんは少女におまじない(?)をするとき、少女にパンツを脱いで水を張った桶に入るように言うと、その水を少女の足にかけ、自分も同じことをする
・お姉さんはおまじないが終わると、「夕暮れの国」(みたいな名前だったと思う)に連れて行かれて帰れなくなるから夕方に来てはいけないと、少女に言う。少女はそれに従う
・物語の最後は、「家も井戸も今となっては枯れ果て、もう無い。」というように締めくくられていた
[物語の舞台となってる国・時代]数十年前の日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]不明
[その他覚えていること何でも]・短編集か中編集の中の短編の一つで、最後か最後から二番目に収められていた。ほかにどんな話があったかは思い出せない
・女性の作者だったように思う

442 名前:441[sage] 投稿日:2015/02/20(金) 14:27:24.41
実家の本棚で見つけ、自己解決しました
集英社文庫 東直子 の「水銀灯が消えるまで」でした
探していた短編は「夕暮れのひなたの国――あとがきにかえて」というもので、6ページほどの話です
エピソードもやや間違って覚えていました
お騒がせしました

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/441-442

水銀灯が消えるまで (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2010/2/19
東 直子  (著)
http://amazon.jp/dp/408746539X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
郊外のさびれた遊園地「コキリコ・ピクニックランド」には、なぜかわけありの人々が集まってくる。勤め先の金を持ち逃げし、遊園地の物置に住みついた女性銀行員。愛人に会社をクビにされた美人の受付嬢。記憶喪失で行き倒れていた正体不明の女性…。さまよう彼らに、居場所は見つかるのか?ユーモラスでどこかせつない、気鋭の歌人のデビュー小説集。

続きを読む 東直子(ひがしなおこ)「夕暮れのひなたの国」

藤ダリオ(ふじダリオ)「出口なし」(でぐちなし)

435 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/16(月) 19:48:29.04
よろしくお願いします

[いつ読んだ](「子供の頃」とかじゃなく、何年頃か何年前か)二、三年前です
[あらすじ]主人公が目が覚めるとそこにはネットにつながっていないパソコンだけがあり、のちのち同じような部屋が複数あることが判明します。そこで繰り広げられるホラーかミステリーのお話です。
[覚えているエピソード]
[物語の舞台となってる国・時代]
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵たしか、正方形を展開してる途中の模様で灰色だったと思います
[その他覚えていること何でも]
本屋で見たとき表向きでした

436 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/17(火) 00:45:22.10
>>435
藤 ダリオ『出口なし』でしょうか

440 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/17(火) 10:00:50.95
>>436
ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/435-440

出口なし (角川ホラー文庫) (日本語) 文庫 – 2010/4/25
藤 ダリオ  (著)
http://amazon.jp/dp/4043943520
表紙画像・試し読み有り
内容(「BOOK」データベースより)
完全な密室に拉致された男女5人。机の上には1台のPC。残された酸素は12時間。制限時間までにマスターから出題されるクイズに答え、ゲームに勝ってここから脱出せよ。間違えれば即刻死が待っている―!不条理な極限状況に投げ込まれた男女が難問に挑みながら息詰まる心理戦を繰り広げるサスペンス・ホラー!予測のつかないラストが大きな話題を呼んだ鬼才の鮮烈デビュー作、ついにホラー文庫化。

続きを読む 藤ダリオ(ふじダリオ)「出口なし」(でぐちなし)

高田栄一(たかだえいいち)『爬虫類生態図鑑 大自然の驚異』(はちゅうるいせいたいずかん)

432 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/15(日) 23:28:16.54
[いつ読んだ]
1980-85あたり

[あらすじ]
爬虫類(もしかしたら両生類も)の珍しい生態や飼い方を写真入りで掲載した本。
専門書ではなく子供でも読める写真やイラストの多い本で、ノリは怪獣やUMA本のような感じです。
動物園の爬虫類展のような催しで親に買ってもらいました。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
記憶があいまいですが、B5版くらいでハードカバーだった気がします。
表紙はイグアナ?などいろいろな爬虫類が図鑑風な写実的なイラストで描かれていました。
ジャングルや爬虫類が描かれているため全体に緑色のイメージです。
タイトルの題字はけっこうカラフルで漢字が多かった印象です。
本文はほとんどはモノクロページですが、先述のとおり写真やイラストが多かったです。

[覚えているエピソード]
内容は断片的ですが、

・人間の足に噛み付こうとするブッシュマスター(毒蛇)のイラスト、骨の写真
・イグアナの肉を売る現地の少年?の写真
・ジャクソンカメレオンの頭骨を「まるでミサイルの発射装置」と紹介
・キングコブラのペニスは先が4本に分かれているという写真
・ヘビの交尾の写真
・大きなイリエワニ?を捕獲したという記事
・アジアのどこかの国?で、大きなスッポンを捕まえるという記事
・その他コモドオオトカゲ、ミズオオトカゲ、ワニガメなど。頭骨などの写真も多かったです。
・後半は爬虫類の飼育方法がカメ、ワニなど種類ごとに紹介。けっこう専門的で子供にはこんなのは無理だろうと当時は思いました。

といったものを覚えていますが、なにぶん古い記憶で他の書籍との混同もありえますので参考程度でお願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。

433 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/16(月) 04:44:11.28
>>432
これかなぁ

高田栄一『イラストと写真でみる 大迫力!! 大自然の驚異 爬虫類生態図鑑』朝日ソノラマ
http://ekizo.mandarake.co.jp/shpimg/00/01/293/167.jpg

434 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/16(月) 08:35:44.06
>433
これです!ありがとうございます!

子供でも読める本のわりにペニスとか扱ってるのが印象的で(笑)もしやとは思っていたんですがやっぱり高田栄一氏の著書なんですね。

椎名誠氏との対談で爬虫類と、あとアッチの方面にもお詳しい方だということで、じゃあ子供の頃に読んだあの本はもしかして・・と思いましたががやっぱり。
もちろん、当時はまだ小学生でお名前も存じませんでしたが。

大好きで何度も読み返した本だったので、タイトルが判明してとても嬉しいです。
ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/432-434

大自然の驚異 爬虫類生態図鑑/高田栄一/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000002885214

続きを読む 高田栄一(たかだえいいち)『爬虫類生態図鑑 大自然の驚異』(はちゅうるいせいたいずかん)

加門七海(かもんななみ)、福澤徹三(ふくざわてつぞう)、東雅夫(ひがしまさお)編『てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 百怪繚乱篇』

429 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/02/15(日) 14:12:25.48
[いつ読んだ
2005から2010年くらい
[あらすじ]
いろんな作家さんのホラー短編集
[覚えているエピソード]
白いそうめんの中に赤いそうめんが混じっていて、それを食べた兄弟が死ぬ?(すいませんこの辺うろ覚えです)話。
人をぐちゃぐちゃとめった刺しにしている人がいると思ったら、人ではなく服の中にイチゴがいっぱい詰まった、イチゴ人形だった話。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーだった気がします。そんなに大きくない本でした。
表紙は真っ黒で、そこにスカートをはいた女の子が一人立っており、少しめくれたスカートの中には蝉がびっしりいる絵が描かれていました。
[その他覚えていること]
シリーズものだった気がします。

430 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/15(日) 18:59:52.76
>>429
加門七海・福澤徹三・東雅夫「てのひら怪談 百怪繚乱篇」

431 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/02/15(日) 19:49:58.25
>>430
これです!ありがとうございます。長年探していたのですっきりしました。
感謝です!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/429-431

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784591103876

てのひら怪談 : ビーケーワン怪談大賞傑作選 百怪繚乱篇
加門 七海(編)東 雅夫(編)福澤 徹三(編)
発行:ポプラ社
縦200mm
243ページ
ISBN
978-4-591-10387-6
初版年月日
2008年6月
紹介
怪異はどこにでもひそんでいる。眼を凝らし耳を澄ませば、ありふれた日常に無数の亀裂が走っているのに気づくだろう。言葉の檻にとらわれた、百通りの怪異。その呪力が何をもたらすかは、読む者のみが知る-。怖くて不思議な全百話。

続きを読む 加門七海(かもんななみ)、福澤徹三(ふくざわてつぞう)、東雅夫(ひがしまさお)編『てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 百怪繚乱篇』

マレイ・ラインスター『わすれられた惑星』

424 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/02/13(金) 19:33:51.52
[いつ読んだ]1980年代、中学校の図書室もしくは学級文庫の蔵書を借りて。

[あらすじ]植物と虫が支配する惑星でのサバイバル。主人公は青年か少年で、
虫の皮をマスクに加工したりして過酷なジャングルを生き延びる。
最後は宇宙船?に助けられる。(軌道上の衛星のような場所へ行く。)

[覚えているエピソード]
腕ほどもある芋虫?を切り裂いてマスクを作る。(毒の空気を吸い込まないため的な理由があった)

[その他覚えていること]
海外のSFの少年向けの翻訳だったと思われる。
文庫サイズより大きなソフトカバーだったような。
amazonで偕成社文庫と岩波少年文庫を検索したけどそれらしい本は無かった。。

後年ナウシカを読んだ時にこの本を思い出した。
以後5年に一度ぐらいあの本のタイトルって何だっけと思う。
今検索していて「地球の長い午後」かも知れないと思いました。
ただ細部が違うような気もする。

よろしくお願いします。

425 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/14(土) 01:05:07.95
>>424
マレイ・ラインスター「忘れられた惑星」

426 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/14(土) 01:08:33.68
ごめん、追記

ハヤカワSFシリーズだと思う。ソフトカバーで~>マレイ・ラインスター「わすれられた惑星」

427 名前:424[] 投稿日:2015/02/14(土) 12:57:35.19
>>425-426
これです!早速アマゾンでポチりました。
作者のマレイ・ラインスターはインターネットの出現を予言した「ジョーという名のロジック」も書いてる人ですね。
アンテナに引っかかってたので妙な縁を感じます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/424-427

わすれられた惑星 [SF名作コレクション(第1期)] (SF名作コレクション (3)) 単行本 – 2005/10/15
マレイ・ラインスター  (著), 矢野 徹 (著), 若菜 等 (著), Ki (著)
http://amazon.jp/dp/4265046533
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
惑星に置き去りにされ、原始人に逆戻りしてしまった人類の子孫。しかし、彼らはさまざまな困難と戦いながら人間性を回復していく。SFの中でもめずらしい物語。

続きを読む マレイ・ラインスター『わすれられた惑星』

渡辺淳一(わたなべじゅんいち)『白き手の報復』(しろきてのほうふく)

421 名前:無名草子さん[] 投稿日:2015/02/05(木) 19:32:51.21
ふと思い出して読みたくなりましたのでお願いします

[いつ読んだ]
27年ほど前(1988年ごろ?)
[あらすじ]病院に関する短編集で覚えてるのは二話ほど
・自己中っぽい看護婦(当時はこう呼んでた気が)がなんらかんやら自分語りしてる風
最後はムカついたんだか、骨折した患者の足を持ってる手の力を抜いて・・・という終わり方
・救急で運び込まれた少女を救おうとする医者
心臓が止まり心臓マッサージをするが生き返らない
胸を開いて直接心臓を動かそうとする
最後は同僚にもう十分だと止められて・・・
[覚えているエピソード]
上の二話くらいか
[物語の舞台となってる国・時代]
現代の日本だと思う
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫本
[その他覚えていること何でも]
当時聞いたことの無い作家だった気がする
友人に薦められて借りて読んだ

422 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/02/05(木) 19:40:08.20
ふと思い出してぐぐったら見つかりました
渡辺淳一の「白き手の報復」 のようでした
おじゃましました

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/421-422

([わ]1-8)白き手の報復 (ポプラ文庫) 文庫 – 2010/6/4
渡辺淳一  (著)
http://amazon.jp/dp/4591118630
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
愛人の子供を産むことが出来なかったナースが、自分が担当する幸せそうな妊婦に対して逆恨みを抱き、ありえないたくらみを企てる表題作のほか、病院を舞台にしたサスペンスタッチで描く琴線を刺激する男女の愛憎劇が5編。

続きを読む 渡辺淳一(わたなべじゅんいち)『白き手の報復』(しろきてのほうふく)

大崎梢(おおさきこずえ)『キミは知らない』

415 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/30(金) 21:44:51.71
お願いします

[いつ読んだ]半年前
[あらすじ]女子高生が実習を終えた教育実習の先生のあとを追いかけて
実家へ
行ったら、何故かヤクザ風の男らに拉致監禁される。
亡き父親の身内だというお金持ちのおじいさんに、初対面の親族の前で女子高生が後継者指名される。
それにより命を狙われるようになる女子高生。
亡き父親の一族には、何らかの血にまつわる謎がある。
父親の一族の出身地の村へ乗り込んで、殺されかけたりしながらも教育実習の先生に
助けられ、血にまつわる謎を解いていく。

[覚えているエピソード]父親が作家か何かで、図書室で教育実習生と父親の話や本の話しをしてたこと。
ほんのり恋してた地味な教育実習生の本当の姿のチャラ男っぷりに、ふてくされて
クラブでお酒をがぶ飲みして酩酊してしまい、翌朝教育実習生の女友達の家で目覚めたこと。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
父親の不倫相手かと思われた女子大生(?)が、(異父?)兄妹だったこと。
父親はペンション火災で亡くなったこと。それは実は放火だったこと。
最後に教育実習の先生がまた女子高生の学校(女子高?)へ赴任して終わった気がする。

[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]

416 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/31(土) 05:31:45.05
>>415
大崎梢 『キミは知らない』

417 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/31(土) 07:19:11.42
>>416
ありがとうございます!
ずっと思い出せなくてモヤモヤしていたので助かりました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/415-417

キミは知らない (幻冬舎文庫) 文庫 – 2014/4/10
大崎 梢  (著)
http://amazon.jp/dp/4344421779
表紙画像有り
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
父が遺した謎の手帳を見るなり姿を消した憧れの先生。高校生の悠奈はたまらず後を追うが、やっと再会したのは別人のように鋭い眼の冷たい男。さらに「お迎えに上がりました」と現れた男達に連れ去られ…。次々と悠奈に降りかかる事件は、やがてある村の失われた神事と父の死の真相へと―。すべての鍵は私が握る!?超ドラマチックミステリー!

続きを読む 大崎梢(おおさきこずえ)『キミは知らない』

坂口安吾(さかぐちあんご)「桜の森の満開の下」(さくらのもりのまんかいのした)

411 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/29(木) 21:03:41.53
お願いします

[いつ読んだ]2010年前後
[あらすじ]桜は人を狂わせるものだ。みたいな感じで始まって盗賊が女と出会う。
なんだかんだあって離れてた女と久しぶりに再開。
桜林の下で斬殺
[物語の舞台となってる国・時代]中世日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫
[その他覚えていること何でも]どこかの図書館で読みました。有名な作家だった気がする。

412 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/29(木) 21:46:09.37
>>411
坂口安吾の「桜の森の満開の下」じゃないよな?

413 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/29(木) 22:07:27.28
>>412
ああ間違いない。
ありがとうございます。それに違いないです。
早く教えてもらえるとは感謝します。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/411-413

坂口安吾 桜の森の満開の下-青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42618_21410.html

続きを読む 坂口安吾(さかぐちあんご)「桜の森の満開の下」(さくらのもりのまんかいのした)

ジョーン・エイキン[ジョーン・エイケン]「三人の旅人たち」

406 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/24(土) 18:03:21.76
質問です。

[いつ読んだ](「子供の頃」とかじゃなく、何年頃か何年前か)不明。「大昔」とのみ。
[あらすじ]
> そういや大昔に教科書かなんかで読んだ海外の小説で、退屈な田舎の駅に勤める駅員3人が、
> かわりばんこに休暇を取って鉄道に乗って旅行して旅先の話を聞かせるというのがあったが
> その内の一人は大都会の駅で降りたら駅の中があまりにきらびやかなのに驚いて、
> わざわざ駅の外に出る必要がないと思ってそのまま帰ってきたというのを思い出した(失礼)
> 結構いいオチがついてた気がするんだがどんな話だったっけあれ
[覚えているエピソード]なし
[物語の舞台となってる国・時代]不明
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]不明
[その他覚えていること何でも]
自分は知らない本でなのですが、以下の書き込みを見て自分も読みたく思いました。
【死に日々】阿部共実総合スレ8【ちーちゃん】 [転載禁止] 2ch.net
http://hope.2ch.net/test/read.cgi/comic/1418575644/999

すみませんがよろしくお願いします。

407 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/24(土) 20:03:27.86
三人の旅人たち

408 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/24(土) 20:47:50.32
>>407
たしかにこれのようです。ありがとうございました。

三人の旅人たち – =ブログ=お茶でも飲みながら( ^-^)_旦”” – Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/chihaya_113/5364874.html

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/406-408

しずくの首飾り (岩波ものがたりの本) 単行本 – 2002/6/20
ジョーン エイキン (著), ヤン・ピアンコフスキー (イラスト), Joan Aiken (原著), 猪熊 葉子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4001103842
表紙画像有り
どしゃぶりの雨でも,かけていれば絶対にぬれないしずくの首飾り,空のかけらが入ってしまって空中飛行するパイ,イースト菌を飲みこんで鯨みたいにふくらんだパン屋のネコなどなど,奇想天外な短編集.

続きを読む ジョーン・エイキン[ジョーン・エイケン]「三人の旅人たち」

高木彬光(たかぎあきみつ)『連合艦隊ついに勝つ ミッドウェー海戦からレイテ海戦まで』(れんごうかんたいついにかつ)

399 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/14(水) 11:48:04.64
似たような本が多そうで、難しいと思いますが、お願いいたします

[いつ読んだ]2000年前後
[あらすじ]タイムスリップした主人公が、連合艦隊を勝たせるが、結局は日本が負けるという話。主人公は戦史に詳しい普通のおじさんで、積極的にかかわるというよりは、結果だけを教えるいう感じ。
[覚えているエピソード]4部構成になっていて、ミッドウェーとレイテが印象に残ってる。(どうやって勝たせたかは忘れましたが、レイテでは栗田艦隊を反転させずに米機動部隊をたたくというもの)
[物語の舞台となってる国・時代]日本 1940~1945
[本の姿]シュミレーションブックのようではなく、普通の文庫
[その他覚えていること何でも]主人公が戦史を教える相手は草鹿少佐
だったと思う

402 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/15(木) 00:24:07.23
>>399
高木彬光「連合艦隊ついに勝つ~ミッドウェーからレイテ海戦まで~」ではないでしょうか?
角川文庫、kindleなら光文社文庫で出ています。

主人公は軍事マニアで、4つの海戦にタイムスリップします。
私は未読ですが、タイムスリップ、連合艦隊でヒットしました。

403 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/01/15(木) 17:06:12.66
>>402さん
ありがとうございます!これです
検索でみつけられるとは。。 すみませんでした
再読してみます

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/399-403

連合艦隊ついに勝つ―ミッドウェー海戦からレイテ海戦まで (角川文庫) 文庫 – 1976/7/1
高木 彬光  (著)
http://amazon.jp/dp/4041338212
表紙画像有り
米軍の圧倒的な陣容の前に、しだいに苦境に追い込まれていった連合艦隊。だが日本海軍にも事態を好転させる転機となる戦いがあった。ミッドウェー海戦で艦上機の雷爆転装を行なわなかったら? レイテ沖海戦で、敵輸送船団を目前にして栗田艦隊が反転しなかったら……? 連合艦隊が、悲劇の戦艦大和が、〃もう一つの悔いなき戦い〃に挑む、戦記ロマン!!

続きを読む 高木彬光(たかぎあきみつ)『連合艦隊ついに勝つ ミッドウェー海戦からレイテ海戦まで』(れんごうかんたいついにかつ)

山本文緒(やまもとふみお)『眠れるラプンツェル』 (ねむれるラプンツェル)

388 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/26(金) 04:12:43.71
[いつ読んだ]2005~2007年頃

[あらすじ]主婦が主人公。元モデルという設定だった気がする。子供はいない。
夫との仲は冷え切っていて、何のために結婚したのかと日々思う主人公。
ある日、同じマンションに住んでいる中学生の男の子と知り合う。
その男の子の家庭事情は複雑で、逃げ場を求めていた二人は仲良くなる。結末は不明。

[覚えているエピソード]最後まで読んでいないのですが、二人はセックスはしました。官能小説じゃないです。

[物語の舞台となってる国・時代]現代

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]文庫

[その他覚えていること何でも]小さい本屋の目立つところに平積みしてあった覚えがあるので、それなりに有名な人の小説かもしれません。

ふと思い出して気になったものの、自力では検索に引っかかりませんでした。
記憶が曖昧で間違っている部分があるかもしれません。
よろしくお願いします。

389 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/26(金) 15:20:28.29
>>388
山本文緒「眠れるラプンツェル」じゃないかと

390 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/27(土) 04:29:01.77
>>389
まさにこの本です!すごい!
ご回答ありがとうございました!再読してみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/388-390

眠れるラプンツェル (角川文庫) 文庫 – 2006/5/26
山本 文緒  (著), 片岡 忠彦 (デザイン)
http://amazon.jp/dp/404197013X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
昨日も暇だった。明日もたぶん暇だろう。結婚6年目、専業主婦。子どもはいない。退屈でない暮らしなど、考えただけでゾッとする。多忙な夫は今夜も家に帰らない。この緩やかな生活に、猫と隣家の息子が飛び込んできてから、何かが崩れ始めた。封印したはずの衝動。少年との、二人だけの秘密。嘘は次第に周囲を巻き込んで―。マンション住まいの主婦の平凡な生活が一変する様を、ドラマティックに描いた傑作恋愛長編小説。

続きを読む 山本文緒(やまもとふみお)『眠れるラプンツェル』 (ねむれるラプンツェル)

星新一(ほししんいち)「暑さ」

372 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 15:06:40.88
星新一で2作品お願いします。

(略)

交番(当時なら派出所?)に、一定期間飼ってから色々殺す男がくる。
最初は虫か何かで、段々大きくなっていく。
警官は「動物を殺して気が晴れるなら、いいじゃないか」という感じで帰そうとする。
最後に世間話を。これがオチ。

(略)
後者は、今なら動物愛護法のからみからも無理だろうと思ったからです。
分かれば、題名を教えてください。

374 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 17:29:12.01
>>372
作者がわかってる時は作者スレの方が話が早いんじゃね?と思いつつ、
(略)
後者は「暑さ」(『ようこそ地球さん』『ボッコちゃん』所収)

375 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 18:09:02.72
>>374
星新一スレがあるんですね。
このスレが先に目に入ったので。

でも、丁寧にありがとうございます。
久々に読んでみます!!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/372-375

殺し屋ですのよ (星新一YAセレクション) 単行本 – 2008/10/1
星 新一  (著), 和田 誠 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652023820
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの傑作!切れ味ばつぐん!人生のスパイスをどうぞ。

続きを読む 星新一(ほししんいち)「暑さ」

星新一(ほししんいち)「女とふたりの男」

372 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 15:06:40.88
星新一で2作品お願いします。

ライバル関係の男二人が一人の女をめぐり努力しあう。
一年の勝負のはずが、何回か一年ずつ延長。
数年(数十年?)経って、オチに。

(略)

前者は、年齢的に色々考えたため。
(略)
分かれば、題名を教えてください。

374 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 17:29:12.01
>>372
作者がわかってる時は作者スレの方が話が早いんじゃね?と思いつつ、
前者は「女とふたりの男」(『だれかさんの悪夢』所収)
(略)

375 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 18:09:02.72
>>374
星新一スレがあるんですね。
このスレが先に目に入ったので。

でも、丁寧にありがとうございます。
久々に読んでみます!!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/372-375

だれかさんの悪夢 (新潮文庫) 文庫 – 1981/7/28
星 新一  (著)
http://amazon.jp/dp/4101098220
表紙画像有り

続きを読む 星新一(ほししんいち)「女とふたりの男」

篠田節子(しのだせつこ)「エデン」

369 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 01:38:58.23
[いつ読んだ]
2011~2013年
[あらすじ]
永年、荒れ果てた北の地に住み、何のためかよく分からないトンネルを掘ることを生業としている人々がいる。
ある時、ついにトンネルが開通し、皆で都会のカジノに招待される。
[覚えているエピソード]
カジノのシーンは半分ファンタジーというか、現実離れした描写だった気がする。
全体的に、リアリズム小説じゃなく、幻想が混じってる感じ。
[物語の舞台となってる国・時代]
たぶん現代アメリカかカナダ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
単行本サイズでソフトカバーだったような……
[その他覚えていること何でも]
短篇だった。新潮社クレストブックスの誰かの短編集か、柴田元幸とか岸本佐知子あたりの翻訳家によるアンソロジーに入ってたような気がする。
作風的に奇想コレクションかも…と思って探してたんだけど、思い当たる本には入ってなかった。

よろしくお願いします。

370 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 03:50:56.29
>>369
篠田節子「はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか」に収録されてる短編、「エデン」だと思います
アンソロジーの件はちょっと分からないのですが、あらすじとエピソードは同一です

373 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/19(金) 17:05:27.26
>>370
うわーマジですか、翻訳小説と思い込んでました
しかし確かに、翻訳物の短編集を読み漁っていた時期に「はぐれ猿は~」も読んだ記憶があるので、きっと記憶が混じったんでしょうね
自力では探し出せませんでした、ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/369-373

はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか (文春文庫) 文庫 – 2014/7/10
篠田 節子  (著)
http://amazon.jp/dp/416790134X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
駿河湾で揚がった巨大ウナギを食べた人間が食中毒にかかった。原因はウナギの体内に残留していたレアメタルのパラジウム。非鉄金属を扱う会社の社員・斎原は、そのウナギが日本の資源確保の切り札になると確信し、生息地を追ったが…(「深海のEEL」)。科学技術に翻弄される人間たちを描く、現代の黙示録。

続きを読む 篠田節子(しのだせつこ)「エデン」

恩田陸(おんだりく)『夜のピクニック』

364 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/16(火) 13:48:24.87
[いつ読んだ]2009-2013くらい
[覚えているエピソード]子供の頃、親戚のおばさんが本を贈ってくれていたけど当時はそれに見向きもしなかった。
大きくなってからそれらを読んでみるとすごくいい本ばかりで、贈ってくれていた年齢の頃に読んでいたらもっと面白く読めたろうに、おばさんはその時々の自分に必要な本、ふさわしい本をちゃんと選んでくれていたのに、と後悔する。
[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その他覚えていること何でも]
上記のエピソードだけずっと頭にあるんですが、それ以外のことを何も思い出せなくてモヤモヤしています。
たぶんエッセイとかではなく小説で、後悔している本人は男性だったような気がします。
思い当たることがあったら教えてください。

365 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/16(火) 17:14:09.38
>>364
親戚のおばさんではなかったかもしれないけど、「送ってくれた年代で読んでいたら」って部分が該当するのが、恩田陸の「夜のピクニック」

「しまった、(この本を読む)タイミングはずした」って、主人公のクラスメイトの男子が語るシーンがある。

367 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/18(木) 08:24:04.59
>>365
夜のピクニック!これのような気がします。これだけの情報でこんなに早く答えてもらえるなんて!
読み返してみます。ありがとうございます!

368 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/18(木) 16:24:48.42
>>367
あってるといいね。
個人的にそのシーン(「タイミング外した」)が好きなので、お役に立てて嬉しい。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/364-368

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101234175

新潮文庫 新潮文庫
夜のピクニック
 文庫
恩田 陸(著/文)
発行:新潮社
文庫判
 縦151mm 横106mm 厚さ16mm
 重さ 236g
 464ページ
 ISBN
9784101234175
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
 初版年月日
2006年9月5日
書店発売日
2006年9月7日
書評掲載情報
2019-01-05
日本経済新聞  朝刊
評者: 山口那津男(公明党代表)
2011-05-29
朝日新聞
評者: 宮本笑里(バイオリニスト)

続きを読む 恩田陸(おんだりく)『夜のピクニック』

立原えりか(たちはらえりか)「あんず林のどろぼう」

357 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/01(月) 20:08:16.70
よろしくお願いします。

[いつ読んだ]
15年前ごろ

[あらすじ]
さっぱり忘れました…

[覚えているエピソード]
泥棒?かなにかの犯罪をした男が満開の桜の下で泣いているといつの間にか赤ちゃんになっている/もしくは捨て子?の赤ちゃんと一緒に泣く、みたいなラスト

[物語の舞台となってる国・時代]
日本・現代

[本の姿]
教科書(長崎県)

[その他覚えていること何でも]
小学校か中学校の国語の教科書で読んだと記憶しています。
桜の下で泣いている赤ちゃんの挿絵が印象的でした。

358 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/12/01(月) 20:57:27.90
>>357ですが、書き込んだ後に自分でも調べてたら自己解決しました。
あんず林のどろぼう というタイトルでした。
http://www.iwasakishoten.co.jp/products/4-265-03775-5.html

桜と思っていたらあんずでした。失礼しました…。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/357-358

あんず林のどろぼう [教科書にでてくる日本の名作童話(第2期)] 単行本 – 1997/4/30
立原 えりか (著), 安田 隆浩 (著)
http://amazon.jp/dp/4265037755
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
どろぼうは、迷いこんだあんずの林の中で、赤んぼうを見つけました。「すて子か」 どろぼうが行ってしまおうとすると、赤んぼうは目をぱっちりと開いてどろぼうを見ました。表題作のほか「古いしらかばの木」など3編を収録。

続きを読む 立原えりか(たちはらえりか)「あんず林のどろぼう」

白石一文(しらいしかずふみ)『僕のなかの壊れていない部分』

342 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/11/15(土) 22:45:52.81
[いつ読んだ]2005~2010年ごろ

[覚えているエピソード]
ラスト近くで主人公の男性のトラウマ的エピソードが出てくる。
それは母親に遊園地かどこかに置き去りにされて、まだ住所なんてわからない歳にも関わらず、必死になって交番で自分の住所を伝えて帰る事が出来た、という話。
その体験が無意識に自分を歪ませていることに気付く、みたいな話。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本、現代

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫、緑っぽい表紙だった

[その他覚えていること何でも]
泣けます!みたいなオススメのされかたをしてました。
内容さっぱり忘れてしまったのですが、登場人物が主人公と婚約者の女性ぐらいしかいなかったかような…

343 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/11/16(日) 01:31:23.77
>>342
自己解決しました。
白石一文「僕の中の壊れていない部分」でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/342-343

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784334738396

光文社文庫
僕のなかの壊れていない部分 : 長編小説
白石 一文(著)
発行:光文社
縦16mm
376ページ
ISBN
9784334738396
初版年月日
2005年3月
書評掲載情報
2011-07-17
産經新聞
評者: 窪美澄(作家)
紹介
出版社に勤務する29歳の「僕」は3人の女性と同時に関係を持ちながら、その誰とも深い繋がりを結ぼうとしない。一方で、自宅には鍵をかけず、行き場のない若者2人を自由に出入りさせていた。常に、生まれてこなければよかった、という絶望感を抱く「僕」は、驚異的な記憶力を持つ。その理由は、彼の特異な過去にあった。-生と死の分かちがたい関係を突き詰める傑作。

続きを読む 白石一文(しらいしかずふみ)『僕のなかの壊れていない部分』

篠田真由美(しのだまゆみ)『魔女の死んだ家』(まじょのしんだいえ)

330 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/21(火) 23:14:18.18
よろしくお願いします。

【いつ読んだ】
5年ほど前
【物語の舞台となってる国・時代】
日本
【翻訳ものですか?】
違います
【あらすじ】
前半は主人公の少女が自分の生活を語っており裕福な家で母様と使用人が出てくる。後半はミステリーで、母様が死んでしまった原因を探る。
【覚えているエピソード】
母様の取り巻きの男性達の品定めするような視線に耐えている主人公。すると母様が綺麗な着物を着て桜か梅の枝を持って階段を降りて来る。取り巻き達は母様の方へいく。母様は主人公のことを気にかけない
主人公は「母様!」と叫びたい気持ちを押さえて部屋に帰る。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
おそらくハードカバーで題名と作者名が金か銀の文字。
母様が階段から降りて来る挿絵があった。
【その他覚えている何でも】
少なくとも前半は主人公視点でお嬢様口調。

331 名前:無名草子さん[sage 魔女の死んだ家] 投稿日:2014/10/21(火) 23:18:41.34
>>330
メ欄かも

332 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/21(火) 23:22:17.75
>>330
篠田真由美「魔女の死んだ家」じゃないかな。

333 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/21(火) 23:38:46.13
>>331
>>332
それでした。これでもう一回読めます。ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/330-333

魔女の死んだ家 (講談社ノベルス) 新書 – 2011/6/7
篠田 真由美  (著)
http://amazon.jp/dp/4061827804
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
資産家かつ絶世の美女、小鷹狩都夜子が自らの西洋屋敷で殺害された。捕まったのは元婚約者の橘瑞雄。魔女と呼ばれた都夜子を「すうはい」する男のひとりだった。証言者によって全く異なる都夜子と橘の印象、そして二人の関係。真犯人は橘なのか?彼女は本当に魔女だったのか?もつれた謎を「探偵」桜井京介が解き明かす。

続きを読む 篠田真由美(しのだまゆみ)『魔女の死んだ家』(まじょのしんだいえ)

斉藤洋(さいとうひろし)『ドローセルマイアーの人形劇場』

325 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/21(火) 02:22:21.77
お願いします。

[いつ読んだ]
→10年前。当時中学生。

[覚えているエピソード]
→操り人形を、まるで生きてるかのように操るおじさんが出てきた。
その人形が本当に生きていた。

みたいなメルヘンチックなお話でした。

[物語の舞台となってる国・時代]
→ヨーロッパ

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
→学級文庫だった

326 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/21(火) 08:44:01.13
>>325
斉藤洋 「ドローセルマイアーの人形劇場」 では?

327 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/21(火) 13:34:05.33
>>326
それです。ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/325-327

ドローセルマイアーの人形劇場 (グリーンフィールド) 単行本 – 1997/3/1
斉藤 洋  (著), 森田 みちよ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4251066545
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
若き高校教師エルンストは、ある日、人形師のドローセルマイアーと出会う。ひとたび彼の人形劇を目にしたエルンストはその魅力にとりつかれ、不思議な世界に…。月刊『モエ』に連載された作品。

続きを読む 斉藤洋(さいとうひろし)『ドローセルマイアーの人形劇場』

筒井康隆(つついやすたか)「お玉熱演」

322 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 15:02:28.28
[いつ読んだ]
自分自身では読んでいません
[あらすじ]
(ネットの拾い物ですみません→)筒井康隆の小説で、本の名前は忘れちゃった けど、後味悪い話があった。

顔は悪いけどアイドルになりたい女の子がい て、その人は毎日努力してるんだけど、あるときある男の人がテレビに出させてやる と声をかけてきて、女の子はその人の いう事務所に行ったんだけど、かなり待遇が 悪いくせに厳しいトレーニングをやらされたり罵られたりするんだけど、女の子はテレビに 出るためにがんばって耐えていて、家に帰っ た後、 は未来人だった事務所のオーナーとかがあ そこまで醜いやつが必死になってる姿を 未来にテレビに流したらヒットするみたいな 話して終わった。

宜しくお願いします。ちなみに「イチゴの日」ではありません。アクセス規制でお礼の言葉が遅れるかもしれません

323 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/20(月) 15:11:57.57
 お玉熱演

334 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/22(水) 23:19:05.95
>>323
ありがとうございました、探してみます。テンプレからはずれていたならすみませんでした

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/322-334

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784801922754

竹書房文庫
堕地獄仏法/公共伏魔殿
文庫
筒井 康隆(著/文)日下 三蔵(編集)木原 未沙紀(イラスト)
発行:竹書房
文庫判
 縦148mm 横105mm
 464ページ
ISBN
9784801922754
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
初版年月日
2020年4月23日
書店発売日
2020年4月16日

紹介
蠱毒(こどく)の小説集

開けば毒に包まれ
読めば笑いと戦慄で震え……

筒井康隆の小説は蠱毒である。
読めば強烈なショックを受け、その面白さに侵される。
巨大な権力を握った某国営放送の腐敗と恐怖を描き、
一読すれば受信料を払わずにはいられない「公共伏魔殿」、
諸事情によりここにはあらすじを書けないもうひとつの表題作「堕地獄仏法」、
ロボット記者たちに理路整然と問い詰められた政治家がパニックになり、
無茶苦茶な答弁をしてしまう「やぶれかぶれのオロ氏」、
大学生と予備校生の喧嘩が殺し合いにまで発展してしまう「慶安大変記」など初期傑作短篇16作を収録。
ひとの愚かさが変わらないかぎり、筒井康隆の小説は面白い。
つまり、筒井康隆の小説は永遠に面白いのである。

編者解説:日下三蔵

【収録作品一覧】
「いじめないで」(「NULL」10号/1964年1月)
「しゃっくり」(「SFマガジン」1965年1月号)
「群猫」(「別冊宝石」1963年9月号)
「チューリップ・チューリップ」(『東海道戦争』早川書房/1965年10月)
「うるさがた」(「SFマガジン」1965年5月号)
「やぶれかぶれのオロ氏」(「NULL」7号/1962年7月)
「堕地獄仏法」(「SFマガジン」1965年8月増刊号)
「時越半四郎」(「話の特集」1966年11月号)
「血と肉の愛情」(「メンズクラブ」1966年7月号)
「お玉熱演」(「話の特集」1966年6月号)
「慶安大変記」(「SFマガジン」1967年10月号)
「公共伏魔殿」(「SFマガジン」1967年6月号)
「旅」(「SFマガジン」1968年2月号)
「一万二千粒の錠剤」(「週刊プレイボーイ」1967年8月15日号)
「懲戒の部屋」(「小説現代」68年6月号)
「色眼鏡の狂詩曲」(「小説現代」1968年4月号)
あとがき(『東海道戦争』ハヤカワ・SF・シリーズ)

続きを読む 筒井康隆(つついやすたか)「お玉熱演」

宇江佐真理(うえざまり)「さびしい水音」

318 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:00:45.28
[いつ読んだ]5~10年前くらいだと思います。

[あらすじ]
江戸時代の女絵師の話。
子どもの頃から絵を描くのが好きだったふつうのおかみさんが、
近所のおもちゃ屋に頼まれて、すごろくや凧の絵なんかを描く内職をしてるうちに評判になり、大きな版元に頼まれて、子どもを描いた連作絵が大当たりして、どんどん人気の絵師になっていく。
けど、独学だったために行き詰り、その後はヒット作がなかなか生み出せず、春画を描かされそうになったり
働き者だった旦那が、かみさんの収入を当てにするようになって働かなくなったり
周囲の無理解や嫉妬に悩まされたり、親せき(義理の姉?)が借金の無心にくるようになったりして、それまでの生活がどんどん崩れていき、結局、旦那とは離縁してしまう。
ラストがどうなったかは覚えてません。

[物語の舞台となってる国・時代] 日本。江戸時代。江戸。

[その他覚えていること何でも]
当時、北原亞以子、宇江佐真理あたりをよく読んでいました。そんな感じの作品だったような気がします。
図書館で借りて読んだだけのものもけっこうあり、彼女たちの本をぜんぶ持っているわけではありませんが
北原亜以子の「恋忘れ草」、宇江佐真理の「酔いもせず」も女絵師の話ですが、読み返してみたらちがいました。

319 名前:318[] 投稿日:2014/10/14(火) 10:09:29.58
>>318
すいません。自己解決しました。
宇江佐真理の「さびしい水音」でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/318-319

深川恋物語 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/7/19
宇江佐 真理  (著)
http://amazon.jp/dp/4087474631
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大店のお嬢さんが、お仕着せの人生を捨て、真に愛する人と共に生きようとする姿が清清しい「下駄屋おけい」。互いを想う気持ちがすれ違っていく夫婦の、やりきれなさが胸に迫る「さびしい水音」。交錯する恋心に翻弄されていく男女四人の哀しみが描かれる「仙台堀」など、江戸・深川を舞台に繰りひろげられる、六つの切ない恋物語。第21回吉川英治文学新人賞受賞作。

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円地文子(えんちふみこ)「花食い姥」(はなくいうば)

314 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/10/10(金) 21:39:17.43
スレッドの趣旨からは外れるかもしれませんが、お願いします

[いつ読んだ]私自身が読んだわけではありません。高校時代付き合っていた、読書好きの彼女から聞いた話です。3年前くらいの話です。
彼女が模擬試験を受けた時、国語の現代文の小説の問題で出され、インパクトが強かった話ということで聞きました。
[あらすじ]もうしわけありませんが、わかりません
[覚えているエピソード]突然ベランダに老婆が現れ、むしゃむしゃと植えてある花を食べ始める、というエピソードでした。
こんな変な話が出されたんだよ、と言っていたので、かなり唐突でシュールな話だったのではないでしょうか。
[物語の舞台となってる国・時代]わかりません。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]模擬試験で出されたものなので、わかりません。
[その他覚えていること何でも]
模擬試験で出される小説で、海外の作家の作品が出されることはまずありえないので、日本の作家のものであることはまず間違いないと思います。
彼女とはもう、連絡は付きません。
情報が乏しくて難しいかもしれませんが、よろしくお願いします。

339 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/11/06(木) 10:30:29.30
>>314
円地文子「花食い姥」

344 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/11/19(水) 10:28:07.61
>>339
ありがとうございます!
数年来の引っ掛かりが取れました。図書館で読んでみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/314-344

新編・日本幻想文学集成 第3巻 (日本語) 単行本 – 2016/10/24
谷崎 潤一郎 (著), 久生 十蘭 (著), 岡本 かの子 (著), 円地 文子 (著), 松山 俊太郎 (編集), 橋本 治 (編集), 堀切 直人 (編集), 須永 朝彦 (編集)
http://amazon.jp/dp/4336060282
表紙画像有り
内容紹介
湖の畔に建つ不可思議な別荘……その美しい奴隷たちが主人の奇妙な生活を語り出す「天鵞絨の夢」。メデューズ号の残酷悲惨な事件を描いたノンフィクション・ノベル「海難記」。美貌の兄弟の心中を主題にした耽美的物語「過去世」。宙に浮かぶ三島由紀夫の首と著者が対話を交わす「冬の旅」。他全34編。幻花の物語。
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黒田晶(くろだあきら)『メイドインジャパン』

309 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 16:20:46.15
[いつ読んだ]
10年ほど前
[あらすじ]
・仲の良い子供たちが、殺人をする
[覚えているエピソード]
・子供たち同士は仲が良く、いつもつるんでいる
・その中の一人の父親?か仲間の誰か忘れました…を殺す
・女の子も登場していた

[物語の舞台となってる国・時代]日本現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー、全体的に黒色
[その他覚えていること何でも]
本のタイトルはカタカナだったと記憶している。
人を殺すが、話としては全然重くなくむしろ軽快。
しかし、殺す?拷問する?場面の描写はかなりリアルでグロテスク。
軽い若者っていうものを良く書いているな~という印象だった。
著者は、当時わりと若めで、あまりそれまで本を出していないような新人だった記憶がある。

かなり曖昧で情報も少ないですが、ご協力よろしくお願いします。

310 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 19:53:51.46
>>309
黒田晶のメイドインジャパンかな

311 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/06(月) 22:54:34.32
>>310
まさにそれでした!
すっきりしました!
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/309-311

メイド イン ジャパン (日本語) 単行本 – 2001/1/15
黒田 晶  (著)
http://amazon.jp/dp/4309013937
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
この国が産みおとした子どもたちによる、この国にしか起こりえない少年犯罪。リアルで残酷な殺人描写とグルーヴ感あふれるクールな文体に、全選考委員が不快な絶賛をおくった、22歳の戦慄の問題作。第37回文芸賞受賞作。

続きを読む 黒田晶(くろだあきら)『メイドインジャパン』

篠田節子(しのだせつこ)「コミュニティ」

303 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 23:22:18.94
[いつ読んだ]3年以内に図書館で
[あらすじ]
・夫婦(子供がいたかは覚えていない)が、団地に引っ越してくるが、団地には奇妙な人間関係があった
[覚えているエピソード]
・団地住人が異常に仲がいい?
・団地住人での飲み会(もしくはなにかの行事の打ち上げ)に参加した主人公(妻)は、
201号室(仮)の旦那さんと305号室(仮)の奥さんが空き部屋に消えて行くのをみる。
・浮気(不倫)か!?と思うが、そうではなく、団地が一つの群れの様なイメージで、
その内部では自由恋愛(というか、世間一般での夫婦の在り方とは違う関係が成り立っている?)
[物語の舞台となってる国・時代]日本現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]記憶なし
[その他覚えていること何でも]
多分短編でした。
よろしくお願いします。

304 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 23:42:36.35
>>303
篠田節子  コミュニティ  ?

305 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 23:46:03.49
>>304
多分これです!ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/303-305

コミュニティ (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2009/7/16
篠田 節子  (著)
http://amazon.jp/dp/4087464547
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
欲望、妬み…、ふとしたきっかけで、自分の中に潜む闇が表出し、人生が思わぬ方向に転がりはじめる。日常を突き詰めて、あぶり出される恐怖、奇妙さ、甘美を多彩に紡ぐ短編集。不況のあおりをうけて、引越した団地での人間関係の濃さに戸惑う家族を描く表題作「コミュニティ」、大人の恋愛の切なさを美しく綴る「夜のジンファンデル」などデビュー当時から約10年間に発表された秀作を収録。

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長谷川純子(はせがわじゅんこ)「マキの包むもの」

301 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 22:15:32.16
[いつ読んだ](「子供の頃」とかじゃなく、何年頃か何年前か)
2012年頃
[あらすじ]
女性が中国人の餃子店で働く
[覚えているエピソード]
ネット注文のお店。
台所古くて汚い。餡に店主や従業員の汗や唾液が混入する。
住み込みで働いている(?)

ネタバレ注意(クリックで開閉)
店主(男)、従業員(女2人?)、従業員夜逃げする。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
単行本サイズ
[その他覚えていること何でも]
短編集の中のひとつかもしれない

お願いします。

302 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 23:14:04.62
>>301
解答でなくて申し訳ないですが、それを私も読んだことがあるので幾つか補足。

・主人公はお金も行く場所もなくて、店主に拾われて、店で働くようになる(店のある建物かその近所で寝泊まり)
・店は凄く古く汚いが、チラシ(HPかも)では「本場の味」のように煽っているので、ガンガン注文が入る
・しかし具材(肉など)は近所のスーパーで調達しているし、汗や唾液も混入するような状態
・店主は中国人男性
・姉妹は店主の姪(という説明があったような)

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・たしか妹の方と店主が駆け落ち
・残された姉と、主人公が肉の塊を包丁で叩いて?(みじん切りにして?)餃子の餡を作るシーンで終わっていたはず。
「もしかして駆け落ちじゃなくて、この肉は…」と思わせるような表現があった気がする。

・作者は女性作家だった気がする
・>>301にもあるように、短編だったと思う

横からで申し訳ないですが、自分も気になっているので、わかる方どうぞよろしくお願いします。

306 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/05(日) 12:37:36.27
>>301-302
長谷川純子「マキの包むもの」だと思う
「はずれ姫」という短編集に入ってる
餃子、そんな作り方なのにものすごく美味い設定なんだよねー

307 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/05(日) 14:31:19.21
>>306
ありがとうございます。
本に覚えがあります。たしかその話だけ読んで図書館に返却しました。
>>302さんも補足ありがとうございました!

308 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/05(日) 19:11:32.72
>>306
ありがとうございます!

>>307
横から口出してすみません。おかげさまですっきりできました。ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/301-308

はずれ姫 (日本語) 単行本 – 2006/8/19
長谷川 純子  (著)
http://amazon.jp/dp/4103011718
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
路地裏の店にいたのは、艶めかしい色気のある美貌の女。どうしてこんないい女が…!?はずれくじ人生を歩む寂しい女と男の身悶えするほど切ない五篇。

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波多野完治(はたのかんじ)『子どもの心理』

300 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/03(金) 21:05:26.04
[いつ読んだ](「子供の頃」とかじゃなく、何年頃か何年前か)
2012年頃(出版は30年以上前だと思います)
[あらすじ]
育児指南書
[覚えているエピソード]
まえがきか第一章に次のようなことが書いてありました。
子育ては大変である。1人目は初めてのことに戸惑いも多いが3人も育てれば、経験から得られた発達心理学の知識は医学博士の知識に匹敵する。それでも1人目2人目の子育てを失敗していいことにはならないので本で学習するのは有用だ。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本(昭和)
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
岩波新書か中公新書かその類
[その他覚えていること何でも]
古い本ですがあまり堅苦しくなく読みやすい印象でした。
タイトルは忘れてしまいました。
児童心理学入門、幼年心理学入門、教育とは、といったような感じ。
著者は男性(医学博士)だったような…。

あやふやな記憶ですが、お願いします。

324 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/10/20(月) 15:59:06.19
>>300
「子どもの心理」波多野完治 (講談社学術文庫)でした。
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/300-324

子どもの心理 (講談社学術文庫 63) (日本語) 文庫 – 1976/9/1
波多野 完治 (著)
http://amazon.jp/dp/4061580639
表紙画像有り
波多野児童心理学の特色は、発展変化する社会の現実をみすえたうえで、深い洞察と助言を、具体的にわかりやすくのべる点にある。そうした立場から、二十世紀の新しい児童心理学=ピアジェの研究にもとづいて日本の子どもの心を概観し、その「心理的しつけ」の原理をのべたものが本書である。この鳥瞰図の試みは、多元価値時代の教育の方向を模索するすべての親や教師にとって、子どもの心と行動を考える新たな眼を開く機縁となろう。

続きを読む 波多野完治(はたのかんじ)『子どもの心理』