764 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/08/28(水) 00:36
小松左京の子供向けの短編集の中の1つだったと思うのですが、
主人公の少年のお父さんが、何かの実を食べてから
どんどん身体が縮んでしまうのです。
あまりに急激で異常な縮み方なので会社にも行けなくなり、
周囲の人目につくと大騒ぎになるので外にも出られなくなってしまいます。
お父さんは心理的にも追い詰められてイライラして
どうしていいか判らず毎日家族を怒鳴り散らしたりしてしまいます。
その後もどんどんお父さんは縮んで行き、
とうとう虫のように小さくなってしまいます。
お父さんが仕事を辞めた代わりにお母さんが働きに出て、
一家を支える大黒柱となり、お父さんは少年が昔虫を飼っていた
虫カゴで生活するようになります。
が、仕事ひとすじのお父さんに異変が起こる以前よりも
家族の絆は深まった‥‥というような内容だったと思います。
少年が、子供のように小さくなったお父さんを背中におんぶして
人気のない夜の道を散歩している時、お父さんが背中で
声を殺して泣いているシーンが子供心に切なく感じて
読みながらオンオン泣いてしまった記憶があります。
タイトルは「虫になったお父さん」だったと思うんですが
検索で調べてみてもヒットしないのでもしかすると私の記憶違いかもしれませんが、
大人になった今、もう一度読み直してみたいと思っているので
この内容の物語を御存じの方がいらしたら作者とタイトルを教えて下さい。
入手の可否も判りましたら教えて頂けると嬉しいです!
765 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:02/08/28(水) 01:51
ttp://www.nacos.com/komatsu/skbunko.htm
766 名前:ですな[sage] 投稿日:02/08/28(水) 07:19
上のリンク先でみると
「宇宙人のしゅくだい」所収
「お船になったパパ」という作品があるようですが
他にそれらしいタイトルはわかりませんな
775 名前:764[] 投稿日:02/08/29(木) 22:29
>>765,766
情報ありがとうございます。
小松左京の「宇宙人のしゅくだい」昔読んだ記憶があります。
765さんのリンク先を見てみたのですが、
収録されている作品のタイトルも聞き覚えのあるものばかりでした。
おそらくこの中の一遍の「お船になったパパ」ではないかと
私も思いましたので調べてみます。
どうやら現在も講談社青い鳥文庫から出版されているようですので
早速本屋さんで取り寄せしてみます!
本当にありがとうございました。
タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/764-775
参考:
復刊ドットコム相談室「パパの体がどんどん小さくなる話」についてのQ&A | 復刊ドットコム
https://www.fukkan.com/seek/detail/1060
大石真「チョコレート戦争」(講談社文庫) 通俗的な教訓や道徳を提示しない。子供らに問題を提示して、行動のあり方やモラル、エシックスを考えさせる。 – odd_hatchの読書ノート
https://odd-hatch.hatenablog.jp/entry/20140624/1403566827
チョコレート戦争 (講談社文庫 お 16-1) 文庫 – 1977/6/1
大石 真 (著), 北田 卓史 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061380389
表紙画像有り
大石真 [著]. チョコレート戦争, 講談社, 1977.6, (講談社文庫), 10.11501/12547294.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001352366
目次有り
大石真 著. 街の赤ずきんたち, ポプラ社, 1982, (大石真児童文学全集 ; 第4).
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I13131100501708
目次有り