478 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2015/03/29(日) 20:31:41.91
[いつ読んだ] 2年ほど前に図書館で
[あらすじ]不思議な能力を持つ女性が、小学生の女の子が河原で中年男性に通り魔的に殺されてしまう事を、未然に防ごうと歴史の改変に挑む。
[覚えているエピソード]上記あらすじの元、章ごとに少年の前に毎回、同じ少女が現れて、あるお願いをする。
・河原で母と小さな息子が、食べるために草を摘んでいる。そこで我が子を捜す家族と遭遇するが、何故か話しがかみ合わない。
・同棲相手に殺された女性が、恨みを晴らすために化けて出るが、
ネタバレ注意(クリックで開閉)
実はタマネギ料理が猫に毒と知らずに死なせてしまった猫だった。
・おじいちゃん子の少女が、河原で猛禽類を飛ばしている。そこに女性が現れてクッキーを一緒に食べる。男の子が少女に声を掛ける。
・おじいちゃん子の少女は、亡くなった祖父の皮のコートを大切に着ていて学校では浮いているが
幼馴染の男の子が居て、鳥の卵を受け渡す場面がある。また、クッキーをくれた女性と再会した際、
自分しか知らないと思っていたことを色々と言い当てられてしまう。
・おじいちゃんの遺した手帳に、意味不明の文字記号が記入されているが、何かのきっかけで謎解きのような地図符号が解ける。
・通り魔となる男性が、何故子供にムカッとするようになったのかも、描かれていた。
・いつも少女から、あるお願いをされる男の子が成長し、病院のようなところで少女がいろいろな話を打ち明ける場面がある。
[物語の舞台]現代 日本 河原のある町
[本の姿]ハードカバー
[その他覚えていること何でも]
少女が意図を持って、男の子に接触するが万能ではなく、息を切らせて少年の前に現れ
すぐに去って行ってしまう。
男の子は、章を追うごとに不思議さやいぶかりが無くなり「今度は何をすればいいの?」というふうに変わっていく。
河原の上のバス亭のベンチで、おじいさんと猫が会話するシーン。
ネタバレ注意(クリックで開閉)
化け猫の話の同棲相手の男性は研究者で、机にフラスコとか試験管という描写。
479 名前:478[sage] 投稿日:2015/03/29(日) 20:32:45.32
478の追加です
ひょっとしたら、まったく関係ない他の本のエピソードがごっちゃになっているかも知れません。
どうしてももう一度読みたいと思うのですが、どなたかお分かりになるようでしたら、よろしくお願いいたします。
章ごとに、話は完結して終わるのですが、物語の大きな流れの中ではきちんと繋がっていました。
著者は女性だったような気がしますが、わかりません。
出版社も覚えていませんが、日本人の著書です。
480 名前:478[sage] 投稿日:2015/03/29(日) 20:39:18.90
>幼馴染の男の子が居て、鳥の卵を受け渡す場面
鳥の卵ではなく、生きたヒヨコでした。少女が飼っている猛禽類の餌にするためだったと思います。
481 名前:無名草子さん[加納朋子「はるひののはる」] 投稿日:2015/03/29(日) 23:21:51.89
一応ミステリ色あるので、ネタバレ防止にメール欄で
たぶんこれだと思う
482 名前:478[sage] 投稿日:2015/03/30(月) 00:28:21.31
>>481さん、ありがとうございます。
まさしくそれです。 本当に助かりました。
ネタバレ防止まで気を遣わせてしまって申し訳ありません。
藁にすがる思いでいろいろ書き過ぎたかも… 未読の方申し訳ない。
この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/478-482
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784344024137

はるひのの、はる
加納 朋子(著)
発行:幻冬舎
縦200mm
296ページ
ISBN
978-4-344-02413-7
初版年月日
2013年6月
紹介
ある日、僕の前に「はるひ」という女の子が現れる。「未来を変えるために、助けてほしい」と頼まれた僕は、それから度々彼女の不思議なお願いを聞くことになり…。時を越えて明かされる、温かな真実。切なくも優しい連作ミステリー。
続きを読む 加納朋子(かのうともこ)『はるひのの、はる』