374 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 01:21:48
[いつ読んだ]
あらすじを人から聞いた。(その人とはコンタクトはもう取れない)
[あらすじ]
主人公は病気で徴兵されず、戦争が終わった今でも劣等感を持っている。
父親は元は軍の上層部にいて、今は退職金で暮らしている。
そこに詐欺師が商売を持ちかけてきて
「このウサギを育てると何倍かの値段で売れるから趣味がてら育ててみたらどうか」と父にウサギを買わせる。
当然儲かるわけはなく、世話が大変でウサギはボロボロになっていく。
その後詐欺師に買ってもらおうとするが「こんなボロボロでは売れない」と安く買い叩かれる。
主人公はその一部始終を病床で見続けていて
「騙すほうも騙されるほうも人間はロクなことがない」
「でも、一番可哀想なのはモノのように利用されて取引されるウサギだ」
「あのウサギが人間の指に噛み付けばいいのになぁ」と思う話。
[物語の舞台となってる国・時代]
戦後の日本
[その他覚えていること何でも]
たぶん、戦後派か第三の新人あたりの作品。
人を通してなので、内容にズレがあるかもしれませんが
最後の「指に噛み付けばいいのに」は確定事項だと思われます。
おねがいします。
375 名前:TBS免停@賛成です[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 02:05:05
>>374
安岡章太郎「愛玩」
末尾近くに、ウサギが仲買人の腕に噛み付く場面がある。
でも、あらすじの5行目くらいまでは、安岡の小説に割とよくある設定。鶏の場合もあるけど。
376 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 15:06:12
>>375
ありがとうございます!
タイトル聞いて「それだった!」と思いました。
早速読んでみます。
この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/374-376
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784061982642

講談社文芸文庫
戦後短篇小説再発見 4 (漂流する家族) 漂流する家族
講談社(著)講談社文芸文庫(編)
発行:講談社
縦160mm
270ページ
ISBN
9784061982642
初版年月
2001年9月
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003023623-00
タイトル 戦後短篇小説再発見
著者 講談社文芸文庫 編
著者標目 講談社
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 2001.9
大きさ、容量等 270p ; 16cm
ISBN 4061982648
価格 950円
JP番号 20189937
巻次 4 (漂流する家族)
部分タイトル 愛玩 / 安岡章太郎 著
部分タイトル 母子像 / 久生十蘭 著
部分タイトル 雛 / 幸田文 著
部分タイトル 天使の生活 / 中村真一郎 著
部分タイトル 蟹 / 庄野潤三 著
部分タイトル 門を出て / 森内俊雄 著
部分タイトル シンメトリック / 尾辻克彦 著
部分タイトル 隠れ鬼 / 黒井千次 著
部分タイトル 黙市 / 津島佑子 著
部分タイトル プラネタリウム / 干刈あがた 著
部分タイトル 一人家族 / 増田みず子 著
部分タイトル ぼくの首くくりのおじさん / 伊井直行 著
出版年(W3CDTF) 2001
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101130019

新潮文庫
海辺の光景
安岡 章太郎(著)
発行:新潮社
縦16mm
248ページ
ISBN
978-4-10-113001-9
初版年月
2018年7月
書評掲載情報
2013-09-01 東京新聞/中日新聞
評者: 千石英世(文芸評論家)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I033800219-00
タイトル 海辺の光景
著者 安岡 章太郎/著
シリーズ名 新潮文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 2000.8
大きさ、容量等 327p ; 16cm
ISBN 4101130019
TRCMARC番号 02104332
部分タイトル 海辺の光景
部分タイトル 宿題
部分タイトル 蛾
部分タイトル 雨
部分タイトル 秘密
部分タイトル ジングルベル
部分タイトル 愛玩
版 改版
出版年(W3CDTF) 2000
当該情報資源を採取・保存した日 2016-01-19
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫) 文庫 – 1989/8/3
安岡 章太郎 (著), 加藤 典洋 (解説)
http://amazon.jp/dp/4061960539
表紙画像有り
内容紹介
初期作品世界デビュー作「ガラスの靴」芥川賞受賞「悪い仲間」「陰気な愉しみ」他、安岡文字一つの到達点「海辺の光景」への源流・自己形成の原点をしなやかに示す初期短篇集。幼少からの孤立感、“悪い仲間”との交遊、“やましさ”の自覚、父母との“関係”のまぎらわしさ、そして脊椎カリエス。様々な難問のさなかに居ながら、軽妙に立ち上る存在感。精妙な“文体”によって捉えられた、しなやかな魂の世界。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001999598-00
タイトル ガラスの靴・悪い仲間
著者 安岡章太郎 [著]
著者標目 安岡, 章太郎, 1920-2013
シリーズ名 講談社文芸文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年月日等 1989.8
大きさ、容量等 350p ; 15cm
ISBN 4061960539
価格 800円 (税込)
JP番号 89056254
部分タイトル ガラスの靴.ジングルベル.宿題.愛玩.蛾.ハウス・ガード.陰気な愉しみ.悪い仲間.剣舞.勲章.築地小田原町.吟遊詩人.王様の耳. 著書目録:p347~350
出版年(W3CDTF) 1989
NDLC KH724
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語