223 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/02/09(月) 19:31:37
誘導されて来ました。お願いします↓
ある作品の題名と作者が分からないので誰か教えてください。
四、五年前の高校入試の模擬問題に出ていたものだったと記憶しています。
ストーリーは次の通りです。
ある少女が主人公で、たしかその子は小学校低学年くらいだったと思います。
その子が何かのきっかけでとある林に入り込みます。そしてその中でおばあさんと出会います。
そのおばあさんは病院に入院していて、散歩の途中にその林で休むのが日課でした。
少女はそのおばあさんに何度も会いに行くようになりました。
ある日少女とおばあさんは約束をします。それは少女の人形をおばあさんが直す、という約束でした。
その約束を交わした後に、少女が林に行く事はありませんでした。理由は、身内の不幸で心神耗弱となり、おばあさんの事をすっかり忘れてしまったというものでした。
数年後に、その林の前を通り、少女はおばあさんとの約束を思い出しました。
おばあさんに会いに病院に行くと、おばあさんはまだそこにいたのですが、ボケてしまっていて普通の会話が出来ない状態で、かつて自分の住んでいた町のことばかり話すようになっていました。
こんな感じのストーリーですが間違っている部分もあると思います。
心当たりのある方作品名をお教え下さい。よろしくおねがいします。
225 名前:ですな(12☆7474)[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 00:23:47
>>223
あの本のタイトル教えて!(児童書板) 6冊目で
似た内容の質問がありました
753 :なまえ_____かえす日 :2006/05/11(木) 21:01:32 ID:3o+ByQkX
[いつ読んだ]十年ほどまえ。1990年代
[あらすじ]
現代日本が舞台で、ファンタジーとかではなかったと思います。
あるお父さんが、風邪をひいた娘を病院につれていくと、枯葉のにおいをさせた娘が「妖精にあった!」という。
話を聞いてみると、病院にいるおばあさんで(特別な力もない、普通の「おばあさん」)
病院にいくたびに、娘はそのおばあさんと仲良くなり、
「クリスマス(?)には手袋を編んであげる」
と約束をかわしたが、娘の本当のおばあさんかペットか何かに不幸があり、
その病院から脚が遠のいてしまった。
暫くして、また娘が風邪をひいたので病院につれていくと、看護婦さんが「あなただったのね」という。
そのおばあさんが必死になって約束までに手袋を編んだはいいが、娘が行かなくなってしまったため、プレゼントをあげられなかった。
少し娘の手には小さな(おばあさんが急いでいたためか、娘が大きくなったからかだったと思います)手袋を抱きしめて、
「おばあさんはどこにいますか?」と看護婦さんに聞くと、「おばあさんは遠い、大連に行ってしまったのよ」という。その病院にいるおばあさんに会いに行ったが、おばあさんはボケてしまい、もう娘のことも、今いる場所もわからなくなってしまったのだ。
226 名前:ですな(12☆7474)[sage] 投稿日:2009/02/10(火) 00:25:30
>>223
>>225続き
最期は、その物語の視点の父が、
「娘の風邪が心配だったが、少し遠回りして帰った」
だったと思います。
[覚えているエピソード]
おばあさんが、「アカシアのある、大連に帰りたい」といっていたような…
[物語の舞台となってる国・時代] 日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
小学校の教科書か、小学生向けの塾か何かの教材だったと思います。
あらすじは覚えているのですが、「手袋、アカシア、風邪」などで検索しても、固有名詞が少なく、検索をかけても違うものが出てきてしまいます。
今になって無性に読みたくなりました。
お心当たりのある方、よろしくお願いします。
755 :ですな :2006/05/11(木) 21:30:49 ID:2AO0PXlw
>>753
「てぶくろ 大連」で検索すると
内海隆一郎「小さな手袋」と出ました
227 名前:223[] 投稿日:2009/02/10(火) 01:07:52
ですなさん本当にありがとうございます!間違いなさそうです!
早速入手します!大感謝!
この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/223-227
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784896100914

30%の幸せ 内海隆一郎作品集
内海 隆一郎(著)
発行:メディアパル
縦200mm
222ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-89610-091-4
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2008年2月
登録日
2016年10月16日
最終更新日
2016年10月16日
紹介
雑木林に通う少女、ガソリンスタンドで働く少年、退職の日のサラリーマン、芋ようかんをつくるおばあさん…人びとに届けられた「人生の贈りもの」。心にしみる珠玉の20篇。
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009277746-00
タイトル 30%の幸せ : 内海隆一郎作品集
著者 内海隆一郎 著
著者標目 内海, 隆一郎, 1937-2015
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 メディアパル
出版年月日等 2008.2
大きさ、容量等 222p ; 20cm
ISBN 9784896100914
価格 1500円
JP番号 21376725
部分タイトル 相棒
部分タイトル 残されたフィルム
部分タイトル 窓からの挨拶
部分タイトル 瀬の音
部分タイトル 連れあい
部分タイトル パズルのかけら
部分タイトル 花束
部分タイトル 雨傘
部分タイトル 玄関の明かり
部分タイトル 天ぷらそば
部分タイトル たずねびと
部分タイトル 約束
部分タイトル 小さな手袋
部分タイトル じゃがいも畑
部分タイトル 月の匂い
部分タイトル 林を抜けて
部分タイトル 彼の故郷
部分タイトル 再会
部分タイトル 芋ようかん
部分タイトル 欅の木
出版年(W3CDTF) 2008
NDLC KH682
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語