932 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/04/29(日) 21:36:25.07
よろしくお願いいたします。
[いつ読んだ]1995年ころ 古い文学作品で短編です
[あらすじ]
成人男性複数が知的障害のある(?)少年に暴力をふるう
[覚えているエピソード]
人物は給湯室にいる?
全体的に同性愛的なトーンがありました
[物語の舞台となってる国・時代]
日本 昭和?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
~~全集に入っていました
大学図書館にありました
[その他覚えていること何でも]
とても短いです
小川国夫が褒めたとか、その一派だったとか説明がありました
なにかの受賞作で、その後作者はほぼ書いていなかったはず
『給湯室の午後』とか『給湯室の昼』とかそんなタイトルだったように思いますが、ヒットしません
933 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/04/30(月) 01:36:30.23
>>932
『明治文学全集 76 初期白樺派文学集』に収録されている、
日下【言念】(シン)「給仕の室」でしょうか。
谷崎潤一郎が、この作品を褒めていました。
934 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2018/04/30(月) 22:07:45.84
読みたいなーそれ
935 名前:933[sage] 投稿日:2018/04/30(月) 23:03:14.53
>>932-933
追記です。「給士の室」で検索したら、他の本にも収録されていました。
『近代日本のセクシュアリティ 第35巻 アンソロジー 文藝作品に描かれた同性愛』
936 名前:無名草子さん[] 投稿日:2018/05/02(水) 05:07:51.39
>>933
お返事遅くなってすみません!
ありがとうございました!
10年以上気になっていたので、本当に嬉しいです! 文学全集のほうで読んだと思います。いろいろ勘違いしていたのに見事察してくださって、ありがとうございました!
>>934
ぜひ!
この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/932-936
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784122072473

中公文庫巻次:ち8-12
給仕の室 日本近代プレBL短篇選
中央公論新社(編集)
発行:中央公論新社
文庫判
352ページ
ISBN 13
9784122072473
ISBN 10
4122072476
出版者記号
12
Cコード
C1193
1:教養 1:文庫 93:日本文学、小説・物語
書店発売日
2022年8月23日
書評掲載情報
2022-09-10 毎日新聞 朝刊
評者: 持田叙子(日本近代文学研究者)
紹介
「やはり恋です。男同士の恋!」
それは、彼らの関係がまだ「BL」と呼ばれる以前の話――日本近代文学における「男性間の愛と絆」をテーマに、1902~49年に発表された傑作・名作・怪作を精選。小説では1960年代に森茉莉、少女漫画では70年代に「24年組」が登場して以降、この分野では作者・読者とも女性層が拡大していったが、本書ではそれ以前の20世紀前半に発表された短篇を集成、現在に至るBL文化の源流を辿る。
表題作は1910年「白樺」に発表され、長らく文学全集でしか読むことができなかったため、「図書室を使って読む小説」として一部で名高い逸品。その他、実話から童話、怪談、時代小説まで幅広いジャンルの短篇を揃える。
【目次】
Ⅰ
秋田雨雀「同性の恋」(1907)
日下シン「給仕の室」(1910)
倉田啓明「若衆歌舞伎」(1912)
山崎俊夫「執念」(1918)
木下杢太郎「船室の夜」(1916)
室生犀星「お小姓児太郎」(1920)+「美小童」(1926)
綿貫六輔「小松林」(1922)
Ⅱ
国木田独歩「画の悲しみ」(1902)
田中貢太郎「ある神主の話」(1920)
小川未明「野薔薇」(1920)
岡本かの子「過去世」(1937)
豊島与志雄「死ね!」(1934)
太宰治「駈け込み訴え」(1940)
山本周五郎「泥棒と若殿」(1949)
解説・佐伯順子
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