山本周五郎(やまもとしゅうごろう)『青べか物語』(あおべかものがたり)

771 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/02/14(日) 16:31:12.82
他のスレから誘導されました、よろしくお願いします。

[いつ読んだ]
2006年頃。

[あらすじ][覚えているエピソード]
・短編集
・女二人が砂浜で話している。
砂は生きてる、こんなに小さいのに川を上っていって
大きい岩になるなんて愛しいね。というような変な会話
・粉まみれになって働く職場、皆真っ白で坊主頭で男も女もないような職場。
ある日女の股から血が流れているのを目撃した。

[物語の舞台となってる国・時代]
日本のどこかだと思う
外国ではない

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
・文庫
・青っぽい表紙
・表紙絵は無し

[その他覚えていること何でも]
・山本周五郎とか、遠藤周作とか、堅い名前の有名な作家だったはず
・マイナーな作家ではない

773 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/02/15(月) 00:43:15.89
>>771
山本周五郎の青べか物語

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/771-773

山本周五郎 青べか物語-青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001869/files/57574_63587.html

「――砂はただ砂っ粒、これだけのもんだと思ってる、だがそうじゃねえ、これはこれで生きてるし、生きてる証拠にはおめえ、絶えまなしに育ってるんだぜ」

「それもただ育つだけじゃねえ、育って大きくなりながら、だんだん川をのぼるんだ、だんだんにな、おらもこれにはびっくりした」

かれらは男も女も裸で、細い下帯のほかにはなにも身につけていない。また、頭はみなまる坊主に(そ)り、眉毛もないし、(わき)やその他の躰毛もすべて剃りおとしているといわれる。それは石灰粉が毛根に付くと、毛が固まるからだそうで、胸とか腰部を見なければ、男女の差は殆んどわからなかった。

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山本周五郎長篇小説全集 第二十六巻 青べか物語 単行本 – 2015/2/20
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山本周五郎 著. 青べか物語, 文芸春秋新社, 1961, 10.11501/1670341.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001016155

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