篠田節子(しのだせつこ)「戦争の鴨たち」

895 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/10/01(月) 00:35:19.99
[いつ読んだ〕5年以内
[あらすじ]
・日本人ジャーナリストが、海外(中東)で取材中テロリストに囚われる。数日後、テロリスト側の通訳が手引きをしてくれ脱走に成功。
帰国後体験談を出版、一躍有名になる。
が、すべては現地の住民が仕組んだ嘘で、テロリストも住民が化けていただけ。
[覚えているエピソード]
・海外(中東)の民宿の女将が、取材の手配をしてくれる
・主人公(ジャーナリスト)は民宿で知り合った作家と行動を共にしている
・テロリストの村で、尋問の際に女性通訳(美女)が立ち会う。そして脱走を手引きしてくれる
・テロリストから身代金の話が出た時、作家が「俺は東販(書店取次の大手)で1位になったことがある男だ(=ベストセラーを出したことがある)」と言うシーンがある
・後日談的に、民宿の女将が「通訳美女は自分の娘(だから日本語が出来る)、娘の父親を追いかけてこの国にきた。
周り(ご近所)と組んで、ジャーナリストたちを騙したおかげでたっぷり儲かった」的な回想をするシーンがある
・儲かった=身代金を受け取ったか、それともこの事件で増える民宿利用者を見込んでのことかは記憶なし
[物語の舞台となってる国・時代]日本と海外
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]不明
[その他覚えていること何でも]
以前こちらで聞いた際、「五木寛之の”青ざめた馬を見よ”ではないか」とレスをいただきました。
検索してみましたが、大筋に似た部分がありますが、舞台はロシアではないのは確かなので、青ざめた馬を~ではないのは確実です。
どなたかご存知の方、いらっしゃらないでしょうか。

902 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 06:12:25.91
>>895
石持 浅海の短編集で読んだような…
うろ覚えですみません。

897 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/10/01(月) 11:58:39.78
>>895
読んだことあるなー。篠田節子じゃなかったっけ…と思ったが自信はないw

903 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/10/02(火) 12:06:13.96
>>897
篠田節子と思いつくキーワードで検索したら、「秋の花火」収録の「戦争の鴨たち」がそれっぽいです。
秋の花火に載っている他の作品を読んだ記憶があるので、まず間違いないと思います。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/895-903

秋の花火 (文春文庫) (日本語) 文庫 – 2007/11/9
篠田 節子 (著)http://amazon.jp/dp/4167605090
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
彼の抱えた悲しみが、今、私の皮膚に伝わり、体の奥深くに染み込んできた―。人生の秋を迎えた中年の男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集。表題作のほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を収録。

秋の花火 (文春文庫) Kindle版
篠田 節子 (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B07PYH7F5N
表紙画像・試し読み有り

秋の花火 (日本語) 単行本 – 2004/7/8
篠田 節子 (著)
http://amazon.jp/dp/416323120X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
弦楽六重奏の練習中。チェロとセカンドヴァイオリンの男女の秘めた想いが、調べに乗って溢れ出てしまう…。人生の盛夏を過ぎた頃の切ない恋情を、死を目前に才能と業を背負い続ける老音楽家の姿と絡めた「秋の花火」。芸術のため魔と共に棲み続ける美しきピアニストを描く「ソリスト」、「戦争の鴨たち」では戦争ジャーナリズムの裏側を、「観覧車」「灯油の尽きるとき」は閉塞した日常に訪れる転機を描く。演奏者の全てが曝け出される音楽の美しさ、怖さ。生と死をみつめる眼。―著者ならではの世界、待望の作品集。
内容(「MARC」データベースより)
人生の盛夏を過ぎた頃の恋情は、静かで儚い花火のよう。生きることの痛みと意味を繊細かつ大胆に描く作品集。表題作ほか、「観覧車」「ソリスト」など全5編。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007415233-00
タイトル 秋の花火
著者 篠田節子 著
著者標目 篠田, 節子, 1955-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 文藝春秋
出版年月日等 2004.7
大きさ、容量等 309p ; 20cm
ISBN 416323120X
価格 1619円
JP番号 20636242
部分タイトル 観覧車
部分タイトル ソリスト
部分タイトル 灯油の尽きるとき
部分タイトル 戦争の鴨たち
部分タイトル 秋の花火
出版年(W3CDTF) 2004
NDLC KH561
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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