ゲーテ原作「君よ知るや南の国」(キミヨシルヤミナミノクニ)

485 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/04/04(木) 01:23
私も、捜索お願いします。

子供の頃読んでいた、偕成社の少年少女世界名作全集みたいなシリーズ
(全100冊くらい。白いハードカバーで、表表紙にタイトルと絵、
大きさは新書版くらい)の中にあった作品です。
子供向けに易しい文章に直されていたと思いますが、たぶん、ゲーテの作品で、
「君よ知るや南の国 風はなびき花は香る・・・」
というような長くて美しい詩(歌)を登場人物が歌ったりしていて、
それがキーワードになっていたと思います。
おそらく、有名な作品で、知らない私が無知だと思うのですが、
どなたかタイトルがわかる方、教えてください。

子供向けのそのシリーズ本は現在は無いと思うので、原作のタイトルで結構です。
よろしくお願いします。

486 名前:485[sage] 投稿日:02/04/04(木) 02:15
↑昔読んだ偕成社の本のサイズ、訂正。
新書版より大きくて、一般的なハードカバーよりは小さい感じでした。

497 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/04/05(金) 19:36
>485
偕成社「少女名作シリーズ」におさめられている
ゲーテ「君よ知るや南の国」では?

500 名前:485[] 投稿日:02/04/06(土) 00:55
>497
レス、ありがとうございます。
以前にamazonで「君よ知るや南の国」でジャンル指定しないで検索したら
レコード(CD)やDVDしか出なかったんですが、
今、和書で検索したらありました。

ゲーテで合ってましたが、原題は「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」で、
これはタイトルは聞いた覚えはありましたが、この2つが結びつきませんでした。
その中に出てくる薄幸の少女ミニヨンが歌う詩が、
私の覚えていたフレーズだったようです。
少女ミニヨンのエピソードをモチーフにしたアリアも作られていました。
これが検索でひっかかったものだったんだ~(有名らしい・恥)

原作はヘッセ風の純文学のようですが、岩波文庫で出ているし、
読んでみようと思います。
昔読んだあの本も読みたいけど、現在品切れなんだなぁ・・・ 残念。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

君よ知るや南の国 (少女名作シリーズ 38) 単行本 – 1974/2
ゲーテ (著), 三木 澄子 (編さん), 田中 槙子 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4035163805

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000827535-00
タイトル 君よ知るや南の国
著者 ゲーテ 原作
著者 露木陽子 文
著者 日向房子 絵
著者標目 Goethe, Johann Wolfgang von, 1749-1832
著者標目 山本, 藤枝, 1910-2003
著者標目 日向, 房子
シリーズ名 少年少女世界の名作 ; 91
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 偕成社
出版年 1968
大きさ、容量等 316p 図版 ; 19cm
JP番号 45035577
出版年月日等 昭和43
対象利用者 児童

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈上〉 (岩波文庫) 文庫 – 2000/1/14
J.W. ゲーテ (著), Johann Wolfgang Goethe (原著), 山崎 章甫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003240529
表紙画像有り
内容紹介
舞台は,ゲーテが生きたのと同じ18世紀封建制下のドイツ.一女性との恋に破れ,演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは,そこで様々な人生の明暗を体験,運命の浮沈を味わう.文章,手法,構成のすべてにわたる完成度の高さに,ノヴァーリスが最大級の賛辞を捧げ,トーマス・マンが範としたドイツ教養小説の代表作.新訳.(全3冊)
内容(「BOOK」データベースより)
舞台は十八世紀封建制下のドイツ。一女性との恋に破れ、演劇界に身を投じた主人公ヴィルヘルムは、そこで様々な人生の明暗を体験、運命の浮沈を味わう。ヘルマン・ヘッセやトーマス・マンらが範としたドイツ教養小説の代表作。新訳。

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代〈下〉 (岩波文庫) 文庫 – 2000/3/16
ゲーテ (著), Johann Wolfgang Goethe (原著), 山崎 章甫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003240545
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
秘密結社“塔”の主宰者、神父から修業証書を授けられ、ヴィルヘルムの修業時代も終わりを迎える。登場人物たちの意外な関係が次々に明らかとなり、物語は結末に向かって収束してゆく。ミニヨンと竪琴弾きの哀しい運命等、理性を超えたものの余韻を残しつつ…。

砂田弘(スナダヒロシ)「六年生のカレンダー」(6ネンセイノカレンダー)

477 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/31(日) 15:55
私が探しているのは、昔トップラーン(学研みたいなの)を
とると付いてきた、ためになる小冊子に入っていた戦争時代
の物語で、内容は
小学生(中学生?)の兄と泣き虫の幼い妹がいて、
妹はまだナイフを使ってうまく鉛筆を削ることができません。
それを見兼ねた兄がいつも妹の鉛筆を削ってあげていました。
が、兄の学徒出陣が決まり、もう妹の鉛筆を削ってやれなく
なりました(妹には内緒)
そこで兄はそんな妹をかわいそうになり、毎日一生懸命に鉛筆
の削り方を教えました。
いつもは優しい兄なのに急に厳しくなり、妹は泣いたりもしま
した。
ある日、妹は学校の前の日に鉛筆を削るのを忘れていたことに
気づき、朝になってあわてて筆箱を開けてみるとそこには
兄の手によってきれいに削られた鉛筆が入っていた(兄は
学徒出陣でもういなかった)

という感動の話です。
作者、本になっているのかは不明です、どなたかわかる方いませんか?

479 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/31(日) 17:51
>477
それ国語の教科書スレでも話題になってなかった?
結局タイトルは判明しなかったけど

480 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/04/01(月) 01:20
>>477
読んでいて泣いちゃったよ~!

481 名前:アピパ。[] 投稿日:02/04/02(火) 02:28
>>477
学徒出陣ものは泣くね。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

参考:六年生のカレンダー|6年生|小学生のための読書案内|家庭学習研究社
http://www.kgk-net.com/dokusyo/6book/6b_015.html
キャッシュ:https://archive.today/WgJHF

六年生のカレンダー (偕成社文庫 3017) 単行本 – 1976/5
砂田 弘 (著), 鈴木 義治 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4036501704
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000796308-00
タイトル 六年生のカレンダー
著者 砂田弘 作
著者 鈴木義治 絵
著者標目 砂田, 弘, 1933-2008
著者標目 鈴木, 義治, 1913-2002
シリーズ名 少年少女創作文学
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 偕成社
出版年 1973
大きさ、容量等 210p ; 21cm
JP番号 45003742
出版年月日等 1973
要約・抄録 日本各地を舞台にして、さまざまな土地のさまざまな少年少女の生活を描く。「六年の学習」連載の長編。 (日本図書館協会)

嵐山光三郎(アラシヤマコウザブロウ)「おかね座談会」

467 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/21(木) 18:28
あの、他のスレにも二回ほど書き込んだのですが
短編集を探してます。一番はじめに載ってた記憶があります。
内容は大蔵省のインタビューに過去から呼ばれた夏目漱石、新渡戸稲造
福沢諭吉がインタビュー後、あれこれ文句や色々語る、というものです。
筒井に雰囲気似てたような気がしますが筒井ではないと思います。
会話が2チャンっぽかったです。持ってるはずなのですが、探してもないのです。
著者名とタイトル、誰か心当たりある方、是非お教え下さい。
よろしくお願いします。

468 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/21(木) 23:29
わからんけど、そういうパロディっぽいのやるのって、清水義範じゃなかろうか。
「お金物語」という短編集があったはずなので、その辺があやしい。
違ってたらごめんなさい。

473 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/27(水) 13:23
>>468
レスありがとうです。でも清水義範ではないです。
もうすぐ引越すのでその時に出ること祈ります。ありがと。

474 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/03/27(水) 13:27
>>468
今、兄に聞いてみてわかりました。す、すみません。
嵐山光三郎、「おかね座談会」でした・・・。らもさんの短編集めた
アンソロジー「輝きの一瞬」にのってます。でも清水義範のも読んでみよ。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

輝きの一瞬 (講談社文庫) 文庫 – 1999/1/14
中島 らも (著), 有吉 玉青 (著), 藤原 伊織 (著), 高橋 直樹 (著), 山崎 洋子 (著), 池内 紀 (著), 高橋 義夫 (著), 黒川 博行 (著), 落合 恵子 (著), 桐野 夏生 (著), 斎藤 純 (著), 山上 龍彦 (著), 嵐山 光三郎 (著), 佐々木 譲 (著), 高橋 三千綱 (著), 目黒 考二 (著), 加納 朋子 (著), 中村 隆資 (著), 泡坂 妻夫 (著), 鳥越 碧 (著)
http://amazon.jp/dp/4062639688
内容紹介
一読5分30本勝負閃光放つ人生の断面
名僧の身に起きた信じられないハプニングを描く中島らもの「ココナッツ・クラッシュ」。偶然出会った青年秘書と美少女の不思議な交流を描く藤原伊織の「トマト」。桐野夏生が、偶然妻の別の貌を見掛けて愕然とする夫の姿を鋭く描く「桜」。名手30人が行間に込めた人生の瞬間が、深い感動を呼ぶ魅惑の超短編小説集。

http://amazon.jp/dp/toc/406263
ココナッツ・クラッシュ(中島らも)
堰(有吉玉青)
トマト(藤原伊織)
死ぬのはごめんだ(高橋直樹)
ねずみ(山崎洋子)
毛蟲(池内紀)
悍妻懦夫(高橋義夫)
燻り(黒川博行)
探偵ごっこ(落合恵子)
桜(桐野夏生)
コンパス(斎藤純)
サドルは謳う(山上龍彦)
おかね座談会(嵐山光三郎)
せめてものディナー(佐々木譲)
相合傘(高橋三千綱)
春分の日(目黒孝二)
橘の宿(加納朋子)
獲物(中村隆資)
聖なる河(泡坂妻夫)
霞ヶ谷(鳥越碧)
死の天使(小沢章友)
おこぜ(内海隆一郎)
長谷川辰之助の暇乞い(関川夏央)
推理小説作家の午後(今野敏)
山月忌(篠田節子)
花火(高橋克彦)
女も虎も(東野圭吾)
たたり(井上雅彦)
生きている山田(太田忠司)
変わらずの信号(斎藤肇)

沖井千代子(オキイチヨコ)「はしれ!おく目号 くまのチロ吉ものがたり3」(ハシレ!オクメゴウ)

434 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/22(金) 22:40
20年くらい前に図書館で借りて読んだ児童書を探しています。
日本の作品です。
ハードカバーのかなり厚めの本で、小学校高学年向きだったと思います。
内容は、小学生(数人?)が風変わりな世界に行って戻ってくるような
もので、主人公は男の子だった気がします。
ある動物(ペットだったか、ぬいぐるみだったか)が、不思議世界では
主人公達と意思疎通できるようになったと思います。
シリーズで2作読んだことがあります。
憶えている方の話は、少し昔風な世界(その世界の人は着物を着てるので、
主人公が、昔っぽいと思う場面があったような)に行くもので、そこの人は
樹木の名前がついていました。
「彦」もついていたかもしれません。
たとえば「楓彦」とか「杉彦」とか・・・。
(注:佐藤さとるさんの「コロボックル物語」ではありません。)
そして、高い木の上にいる描写があったと思います。
強い風が吹く場面もあったような・・・。
2作のうちどちらかの表紙は、上述の動物が先頭で子供達が輪になった綱の
中に入り電車ごっこしているものだったと思います。
記憶が曖昧で申し訳ないんですが、どなたかご存知ないでしょうか?
よろしくお願いします。

435 名前:ですな[] 投稿日:02/02/22(金) 23:36
国内の児童文学について語ろうスレ
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/989873441/282-283
とは違いますか>434

436 名前:434[] 投稿日:02/02/23(土) 02:07
>435
ありがとうございます~!!
そうそう、これです。
「くまのチロ吉ものがたり」シリーズだったのですね。
検索して表紙も見てみたら、記憶よりも幼い子向けのようでしたが確かにこれでした。
もう何年も見つからなかったのに、こんなに早く教えていただけて感激です!
絶版とは残念ですが、図書館なら書庫あたりにあるかもしれませんね。
早速探しに行ってきます。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

はしれ!おく目号 くまのチロ吉ものがたり ハードカバー – 1973
沖井千代子 (著), 田畑精一 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/B01AJOC3GK
表紙画像有り

はしれ!おく目号―くまのチロ吉ものがたり3 (1980年) (偕成社のAシリーズ) - – 古書, 1980/10
沖井 千代子 (著), 田畑 精一 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J83RLM
表紙画像有り

はしれ!おく目号―くまのチロ吉ものがたり3 (偕成社のAシリーズ 4) 単行本 – 1980/10
沖井 千代子 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4035250406

http://id.ndl.go.jp/bib/000001479572

『堤中納言物語』(ツツミチュウナゴンモノガタリ)

430 名前:量産型月光機[] 投稿日:02/02/16(土) 23:57
 ココに質問するには勉強不足だと自覚しつつ、あえて。
 有名な作品なんでしょうね。日本古典の『蟲愛でる姫君』。
 でもこれが作品のタイトルではなくて『~~物語』だって
ことまでは存じてるんですが、、、。
 正式な題名ご存知の方、お願いいたします。お教え下さい~。

431 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/17(日) 00:10
『堤中納言物語』かな。
「虫愛づる姫君」で検索すると、ざくざく出てくるよん。

432 名前:量産型月光機[] 投稿日:02/02/17(日) 00:42
>431様。
 有難うございます~。
 以前いんふぉしいくとかで調べたんですがぜんぜんヒット
しなかったことがあって、諦めてたんですよ~。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

堤中納言物語 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%A4%E4%B8%AD%E7%B4%8D%E8%A8%80%E7%89%A9%E8%AA%9Ehttp://amazon.jp/dp/4061585576
表紙画像有り
虫めづる姫君~堤中納言物語~ (光文社古典新訳文庫) Kindle版
作者不詳 (著), 蜂飼 耳 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B0197SGQKS
表紙画像有り
内容紹介
風流な貴公子の失敗談、「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに夢中になるのは虫ばかりの姫、「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。一人の男をめぐる二人の女の明暗をあぶり出す「黒い眉墨(はいずみ)」……。無類の面白さと意外性に富む11編が、躍動するみずみずしい訳文で蘇ります。平安朝後期の物語文学に潜む普遍性――恋、ユーモア、悩み、人々の感情の行方――を、訳者による書き下ろしエッセイとともに!
内容(「BOOK」データベースより)
風流の貴公子の失敗談「花を手折る人(花桜折る中将)」。年ごろなのに夢中になるのは虫ばかりの姫「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」。一人の男をめぐる二人の女の明暗をあぶり出す「黒い眉墨(はいずみ)」…。無類の面白さが味わえる物語集。訳者エッセイを各篇に収録。

堤中納言物語―付現代語訳 (角川文庫ソフィア) 文庫 – 1963/12
山岸 徳平
http://amazon.jp/dp/4044023018
表紙画像有り
「花桜折る少将」ほか十編から成る世界最古の短編小説集。同時代の宮廷女流文学には見られない特異な人間像、尖鋭な笑いと皮肉をまじえて描いた近代文学的作風は、文学史上きわめて高く評価される。

堤中納言物語 (岩波文庫) 文庫 – 2002/2/15
大槻 修 (著)
http://amazon.jp/dp/4003002113
表紙画像有り
平安後期の貴族生活のさまざまな断面を巧みに切り取った10篇の短篇と,物語の冒頭の数行と思われる断章1篇からなる,洗練され,機知にあふれる多彩な短篇物語集.蝶ではなく毛虫などの恐ろしげな虫を愛し,服装,動作などことごとく伝統的習俗に反逆する異端の姫君を描いた「虫めづる姫君」が,とりわけ著名.

堤中納言物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 日本の古典) 文庫 – 2009/12/25
坂口 由美子 (編集)
http://amazon.jp/dp/4043574258
表紙画像有り
内容紹介
気味の悪い虫を好む姫君を描く「虫めづる姫君」をはじめ、今ではほとんど残っていない平安末期から鎌倉時代の短編10編を収録した作品集。滑稽な話やしみじみした話を織り交ぜながら人生の一こまを鮮やかに描く。
内容(「BOOK」データベースより)
気味の悪い虫を好む姫君を描く「虫めづる姫君」をはじめ、今ではほとんど残っていない平安末期から鎌倉時代の短編10編を収録した作品集。姫君と間違えて祖母を盗んできてしまった男の失敗談や浮気男が元の妻の許に戻る話などを収める。「滑稽な話」「しみじみした話」「状況が面白い話」「もどかしい話」「微笑ましい話」「あきれる話」と、おもむきを変えながら、人生の一こまを鮮やかに描き、その魅力と味わいを存分に楽しめる。

エリック・ガルシア『さらば、愛しき鉤爪』(サラバ、イトシキコウソウ)

417 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/12(火) 13:41
朝日新聞夕刊でやっている3人で批評するコーナーに掲載された
恐竜が人間の皮をかぶって探偵をやっている・・・って本の
タイトルご存知の方いらっしゃいませんか?
切り抜きなくしちゃって・・・。

418 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/12(火) 13:46
>>417
さらば、愛しき鉤爪/E.ガルシア
Anonymous Rex/E.Garcia
1999年発表
酒井昭伸訳 ヴィレッジブックスF-カ1-1(ソニー・マガジンズ)

419 名前:417[] 投稿日:02/02/12(火) 14:30
>418
おぉ!即行でありがとうございます。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

さらば、愛しき鉤爪 (ヴィレッジブックス) 文庫 – 2001/11
エリック ガルシア (著), Eric Garcia (原著), 酒井 昭伸 (翻訳) &
http://amazon.jp/dp/4789717690
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
おれの名前はヴィンセント・ルビオ。ロサンジェルスが根城のケチな私立探偵だ。つまらない仕事のかたわら、謎の死を瑞げた相棒アーニーの死因を探っている。そんなおれを“評議会”がけむたがっているのは承知の上だ。ところでおれは、人間じゃない。人間の皮をかぶり、人間にまぎれて暮らしているヴェロキラプトル―恐竜だ。ああ、それにしても昔はよかった…。世界中で熱狂の渦を巻き起こした恐竜ハードボイルド。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003044291-00

ウェンズレー・クラークソン『ベルサーチを殺った男 愛憎が生んだ処刑逃避行』(ベルサーチヲヤッタオトコ アイゾウガウンダショケイトウヒコウ)

409 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/11(月) 02:43
あああ!こんなありがたいスレが!!
私も是非教えて頂きたい本があります。

今年のお正月にやってた番組なんですが,おすぎとピーコが進行役で
色々な本をゲストを迎えつつ紹介していました。
その中で,うろ覚えなのですが「誰が~~を殺したか」のようなタイトルの本で
~~の部分はデザイナーの名前でした。
男娼で殺し屋の男が出てくるようなことを言ってたのを覚えています。
「男娼」「殺し屋」「デザイナー」で検索をかけて散々探したのですが
まったくひっかかりませんでした。
もしかして,タイトルもまちがっているかもしれません。

どなたか御存知の方いらっしゃいましたらどうか教えてください。
よろしくお願いします。

413 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/11(月) 11:19
>409
デザイナーはヴェルサーチじゃない?
男性関係のトラブルで殺されたでしょ。

414 名前:409[] 投稿日:02/02/12(火) 00:33
>413
ヴェルサーチでしたか!
ありがとうございます。ヴェルサーチ関連で検索かけてみます。

415 名前:409[] 投稿日:02/02/12(火) 00:47
>413
検索かけてみたら一発でひっかかりました!
「ベルサーチを殺った男」という本でした。
どうもありがとうございました。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ベルサーチを殺った男―愛憎が生んだ処刑逃避行 単行本 – 1998/3
ウェンズレー クラークソン (著), Wensley Clarkson (原著), 諸星 裕 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4584183325
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
この恐ろしい殺人事件を引き起こした男の名はアンドルー・クナナン。三カ月にわたって警察の追跡をかわしたずる賢く冷酷な殺人犯である。1997年7月23日、とうとう彼は警察に追いつめられたが、マイアミの水上住宅に立てこもって膠着状態に陥った。直後、警察は自ら生命を絶ったクナナンを屋内で発見した。クナナンの死で悲惨な殺人行為は終わったが、ミステリーは始まったばかりだ―アンドルー・クナナンとは何者だったのか?なぜ5人を残忍に殺害したのか?被害者との関係は?ハンサムな好青年はどのように犯罪者の道に墜ちていったのか。
内容(「MARC」データベースより)
ベルサーチを含む五人を殺害した「最重要指名手配犯」の生い立ちから、その壮絶な自殺までを追ったドキュメンタリー。才色兼備の少年が、殺人鬼に変貌するまでの数奇な人生を辿る。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002737312-00

吉村萬壱(ヨシムラマンイチ)「クチュクチュバーン」

402 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/01(金) 01:27
今朝のめざましテレビのブックランキングの注目で紹介されてた
なんとかクチュクチュとかいう、もしも人類の遺伝子がおかしくなったら
どうなるか、みたいな話なんですけど、どなたかタイトル覚えてらっしゃる
方いらっしゃいませんか?赤い魚みたいなのが表紙なんですが…。

404 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/01(金) 15:54
>402
クチュクチュバーン
作者名忘れた。去年の文学界新人賞受賞作。タイトルはあってるから
後は検索してちょ。

405 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/02/01(金) 21:28
>404
そうだ!どうもありがとうございます!!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

クチュクチュバーン 単行本 – 2002/2
吉村 萬壱 (著)
http://amazon.jp/dp/4163207201
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
蜘蛛女、巨女、シマウマ男、犬人間…意味あんのかよ、こんな世界!第92回文学界新人賞受賞作。

クチュクチュバーン (文春文庫) 文庫 – 2005/8/3
吉村 萬壱 (著)
http://amazon.jp/dp/4167679477
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003061906-00
部分タイトル クチュクチュバーン
部分タイトル 人間離れ

エレン・ファイン「ルールズ 理想の男性と結婚するための35の法則」

397 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/27(日) 12:43
ケネディジュニアと結婚した人が読んで実践したと言う、
恋愛ハウトゥ本を探してます。
一時流行ったのになー。
これを読んで、いい男と結婚するぞ!

400 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/30(水) 14:56
>397
ネタ?ルールズとかいう本

401 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/31(木) 11:47
400さんありがとう。
ネタじゃなくてマジです。
彼氏いない歴20年なんで・・
男友達は一杯いるのに。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ルールズ―理想の男性と結婚するための35の法則 単行本 – 1997/2
エレン ファイン (著), シェリー シュナイダー (著), Ellen Fein (原著), Sherrie Schneider (原著), 田村 明子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4584182787
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
意中の男性を射止める極意を紹介。「恋の法則」に従えばあなたは必ずやふたりといない特別な女性、自信に満ちあふれて輝いている幸せな女性になれます。

THE RULES―理想の男性と結婚するための35の法則 (ワニ文庫) 文庫 – 2000/5
エレン ファイン (著), シェリー シュナイダー (著), Ellen Fein (原著), Sherrie Schneider (原著), 田村 明子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4584306540
表紙画像有り
商品説明
予想外のベストセラーであり、男性を射止めたい女性のためのこの自己啓発書は、必死なアメリカ人女性たちの心の琴線に触れたようだ。既婚女性であるということから信用を得ていると思われる著者のフェインとシュナイダーは、すばらしい男性を得るためのルールを列挙している。そしてこの法則はまるで鋳鉄のように固いのである―「ルールその5:彼に電話したり、彼からの電話にかけなおしてはいけません」。この考え方は前フェミニスト時代の男女間の駆け引きへの回帰であり、なかなか落ちない女性を演じることで男性の狩猟欲をうまく利用しているのだ。その結果は、「ルールその17:リードは彼に取らせましょう」のように自由でないように見えるが、女性の心をがっちりつかんでいるようである。ルールに従う女性たちは鋼のように固い決意で電話をじっと見つめており、ルールについて学ぶセミナーが国内のあちこちで催されている。興味に駆られて本書を読んだ独身男性が目撃されているが、そのうちの幾人かは眉をしかめ、その他の者は狩人の小ばかにしたような笑みを浮かべている。(Amazon.com)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、意中の男性を射止める極意を紹介します。“恋の法則”に従えば、あなたは必ずや「ふたりといない特別な女性」「自信に満ちあふれて輝いている幸せな女性」になれるでしょう。いま彼氏がいる人もいない人も、ワンランク上の男性を虜にする恋愛テクニックを身につけてください!原書は、その後22ヶ国語に翻訳され、いまなお世界中の「恋に悩む乙女たち」のバイブルになっています。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002572844-00

ケイレブ・カー「エイリアニスト 精神科医」

379 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/15(火) 10:55
ミステリー小説だと思います。5、6年前?にかなり話題になっていたもの
だと記憶していますが、定かではありません。
20世紀初頭のNYで起こった異常殺人事件がテーマでした。

大統領になる前のセオドア・ルーズベルトが警察関係者として
登場していたと思います。

これしか覚えていませんが、タイトルの分かる方がいらっしゃいましたら
教えてください。

381 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/15(火) 12:06
ケイレブ・カー「エイリアニスト―精神科医」ですな
今はハヤカワ文庫ででています

382 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:02/01/15(火) 12:07
おっと381は379の回答でした

383 名前:379[] 投稿日:02/01/15(火) 13:20
>>381-382さん

ありがとうございました。借りた当時は挫折してしまったのですが
ふと思い出して読みたくなったので、教えていただいて
本当に嬉しいです。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

エイリアニスト―精神科医 (上) (ハヤカワ文庫 NV (925)) 文庫 – 1999/9
ケイレブ・カー (著), 中村 保男 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4150409250
表紙画像有り

エイリアニスト〈上〉―精神科医 (Hayakawa novels) 単行本 – 1995/6
ケイレブ カー (著), Caleb Carr (原著), 中村 保男 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152079258
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
三月の寒い夜、《ニューヨーク・タイムズ》の記者ムーアは、友人の精神科医クライズラーからの使いに叩き起こされた。呼び出された先は凄惨な殺人現場で、殺されたのは少年男娼。特異な手口の同様の犯行が、過去に何件も起こっていることが判明した。時に1896年。ニューヨーク市警の総監に任命されたばかりの、のちのアメリカ大統領セオドア・ルーズヴェルトは、この連続殺人事件解決のため、画期的な特別捜査班を設置した。「あらゆる人間の行動は、幼時の経験に左右される」という革新的な理論を唱える精神科医クライズラーを長とし、マンハッタンの犯罪社会にくわしい記者ムーア、市警初の女性職員サラなど、異色のメンバーが集まった。心理学を捜査に応用するなど、「殺人者は生まれつきのものだ」と信じられている社会にあっては異端そのものだったが、彼らは少年男娼を血祭りにあげる犯人の生い立ちを犯罪現場から推理し、混沌とした世紀末における異常殺人者の実像に迫っていく。だが、ある謎の勢力が彼らの捜査に妨害の手を伸ばしてきた…。世紀末のニューヨークを舞台にリアリテイとイマジネーションをみごとに融合させた、心理学的プロファイリングの事始めともいうべきサイコ・スリラー。
内容(「MARC」データベースより)
3月の寒い夜、記者ムーアは友人の精神科医クライズラーから叩き起こされた。呼び出された先は凄惨な殺人現場で、殺されたのは少年男娼。特異な手口の同様の犯行が、過去に何件も起こっていることが判明した…。

エイリアニスト〈下〉―精神科医 (Hayakawa novels) 単行本 – 1995/6
ケイレブ カー (著), Caleb Carr (原著), 中村 保男 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152079266
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
犯人の心の闇に初めて斬り込んだ特捜班。戦慄のサイコ・スリラー。
内容(「MARC」データベースより)
世紀末のニューヨークを舞台に、リアリティとイマジネーションを見事に融合させた、心理学的プロファイリングの事始めともいうべきサイコ・スリラー。犯人の心の闇に初めて斬り込んだ特捜班。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002425779-00

名木田恵子(ナギタケイコ)「海時間のマリン」(ウミジカンノマリン)

372 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/08(火) 11:18
すいません、質問をたてるまでもない~スレから
誘導されたのでこちらで質問させて下さい。

10年くらい前に読んだ本なのですが
ずっと気になっていたので教えて下さい。
図書館の児童コーナーにありました。
カバーが水色だった気がします。

ある日主役の女の子が波が押し寄せてくる夢を見るようになる。
体にだんだん鱗が生えてくる。
人魚のハーフかなにかということを親に告白される。
それを止めるために必要な何かを探す冒険に出る。
旅には男の子が同行している。
最後に崖から落ちるか何かで死んでしまう。
生まれ変わったが主役の女の子と男の子は
記憶が残っている。

こんな感じのあらすじだった気がします。
当時小さかったので記憶もあやふやですが。
よろしくお願いします。

374 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/09(水) 07:37
「海時間のマリン」名木田 恵子
かな?探している人多いみたいです。

375 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/09(水) 07:55
>374
ありがとうございました!
ずーっと気になっていたのですっきりしました。
でも今検索してみたら・・・絶版なのですね。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

海時間のマリン オンデマンド (ペーパーバック) – 2005/12/10
名木田 恵子 (著), 早川 司寿乃 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4835401166
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
片桐真鈴(マリン)は、まもなく15歳になる中学生。でも、最近マリンは、なんだかへん。転んであざをつくったり、目の前の景色が突然滝に見えたり…。じつは、マリンは人間のパパと人魚のママのあいだに生まれたハーフだった。マリンが人間のままでいるためには、15歳の誕生日までに、ある場所にたどりつかなければならない。もしまにあわなければ、マリンは完全な人魚にメタモルフォモス(変身)してしまうのだ。幻想的なタッチで描く、異色のサスペンスファンタジー。 –このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

http://id.ndl.go.jp/bib/000002205122

アゴタ・クリストフ「悪童日記」三部作(アクドウニッキ)

367 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 19:11
(略)

ついでにこの本分かりませんか?
95年頃の海外もので3部作。
名前のわからない双子が、青年に、大人になり、最後は互いの環境が入れ替わる?
どうやらベルリンの壁らしきものの案内人をしていて、父親は地雷で死ぬような・・・。
手がかりがなくて、検索できないんです。

369 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 22:24
367の三部作はアゴタ・クリストフの
「悪童日記」「ふたりの証拠」「第三の嘘」
衝撃的ですよ。

そんで「トム・チット・トット」はスズキコージの絵のが
こちらで話題になっていますが
ttp://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=179
関係無し?

370 名前:ワーオ![] 投稿日:02/01/06(日) 23:22
369さん、ありがとうございます!!!
うれしー。そうだ、アゴタ・クリストフって聞き覚えある!!
これでやっと手に入れられます~~。あ~今日はよく眠れそう。

トムチットトット情報もうれしいです。
コメントの所で「妹は一緒に入ってた『ちっこいちっこい』の方がお気に入り」
っていうのに、ピピーンと来ましたね。たしかちっこいちっこいおんなのこだから
骨1個で十分ごちそうになるって話だったような…。絶版というのは寂しいけれど
これもなんとか追跡してみます~~。しかし、学校の図書館で見て、はまったとい
う同胞のなんと多いこと!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

悪童日記 (Hayakawa Novels) 単行本 – 1991/1
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4152077042
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002086803-00

悪童日記 Kindle版
アゴタ クリストフ (著), 堀茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B00O1VK0CW
表紙画像あり
商品説明
ハンガリー生まれのアゴタ・クリストフは幼少期を第二次大戦の戦禍の中で過ごし、1956年には社会主義国家となった母国を捨てて西側に亡命している。生い立ちがヨーロッパ現代史そのものを体現している女性である。彼女の処女小説である本作品も、ひとまずは東欧の現代史に照らして読めるが、全体のテイストは歴史小説というよりはむしろエンターテインメント性の強い「寓話」に近い。
そもそもこの小説には人名や地名はおろか、固有名詞はいっさい登場しない。語り手は双子の兄弟「ぼくら」である。戦禍を逃れ、祖母に預けられた「ぼくら」は、孤立無援の状況の中で、生き抜くための術を一から習得し、独学で教育を身につけ、そして目に映った事実のみを「日記」に記していく。彼等の壮絶なサバイバル日記がこの小説なのである。肉親の死に直面しても動じることなく、時には殺人をも犯すこの兄弟はまさに怪物であるが、少年から「少年らしさ」の一切を削ぎ落とすことで、作者は極めて純度の高い人間性のエッセンスを抽出することに成功している。彼らの目を通して、余計な情報を極力排し、朴訥(ぼくとつ)な言葉で書かれた描写は、戦争のもたらす狂気の本質を強く露呈する。
凝りに凝ったスタイル、それでいて読みやすく、先の見えない展開、さらに奥底にはヨーロッパの歴史の重みをうかがわせる、と実に多彩な悦びを与えてくれる作品である。続編の『証拠』『第三の嘘』も本作に劣らない傑作である。(三木秀則)
内容紹介
戦火の中で彼らはしたたかに生き抜いた――大都会から国境ぞいの田舎のおばあちゃんの家に疎開した双子の天才少年。人間の醜さ、哀しさ、世の不条理――非情な現実に出あうたびに、彼らはそれをノートに克明に記す。独創的な手法と衝撃的な内容で全世界に感動と絶賛の嵐を巻き起した女性亡命作家のデビュー作。

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2001/11
アゴタ クリストフ (著), Agota Kristof (原著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200126
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。厳しい新体制が支配する国で、彼がなにを求め、どう生きたかを伝えるために―強烈な印象を残した『悪童日記』の待望の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物の物語を通して、愛と絶望の深さをどこまでも透明に描いて全世界の共感を呼んだ話題作。

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2006/6
アゴタ・クリストフ (著), 堀 茂樹 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4151200169
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
ベルリンの壁の崩壊後、初めて二人は再会した…。絶賛をあびた前二作の感動さめやらぬなか、時は流れ、三たび爆弾が仕掛けられた。日本翻訳大賞新人賞に輝く『悪童日記』三部作、ついに完結。

民話(イギリス)「いたずらおばけ」

368 名前:無名草紙さん[] 投稿日:02/01/06(日) 21:44
20年くらい前に読んだ絵本なんですが、主人公のおばあさんがロープに石をくくりつけて
石を運ぶ間に、石がかぼちゃに変わったりする、、というお話があったんですが。。
かなりうろ覚えです。その絵本の絵は、外国のお話っぽい感じでした。

376 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/09(水) 14:23
>>368
これかな
「いたずらおばけ」イギリス民話 瀬田貞二再話 和田義三絵
福音館 こどものとも 1978年刊

石、かぼちゃに変わりはしませんが。ほがらかなおばあさんが川で金をみつけて
スカーフでしばってひっぱって帰る途中、金→銀→鉄・・・とモノがかわっていき、
実はオバケのいたずらだった、というお話。年代的にも多分・・・

月刊絵本だから取り寄せとかは出来無いかも。福音館HPで聞いたらわかるかな

377 名前:368[] 投稿日:02/01/10(木) 00:36
>376
ありがとうございます!!なにせ昔の記憶でかなりあやふやです、、
内容はかなり近いですよね、ほがらかなおばあさんってトコがなんかピンと来るものがあります。
先ほど福音館のHP行ってみました。
検索には引っかからなかったですが、根気よく探してみます。
ありがとうございました!!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

いたずらおばけ イギリス民話 (こどものとも絵本) 単行本 – 2017/1/11
和田 義三 (イラスト), 瀬田 貞二 (その他)
http://amazon.jp/dp/4834083020
表紙画像あり
内容紹介
むかし、ひとりぐらしの貧乏なおばあさんが、道ばたで大きな壺を見つけました。ふたを取ると、なかには金貨がぎっしり。壺をショールのはしで結わえて、引きずりながら家へと持ち帰ることにしました。家への道すがら、金貨のつかいみちを考え、「おおきなうちをかって、だんろのそばでおちゃをのもう」とすっかり豪勢な気分に浸っていると、壺はいつのまにやら銀のかたまりへと変わっていました。ところがおばあさんは、「ぎんならしんぱいじゃないし、きがらくだ」と、なおも楽しそうに想像を続けます。すると、今度は銀は鉄のかたまりとなっていました。そして、鉄は石となり、しまいには……。それでも、おばあさんは「なんてしあわせなんだろう」と笑いが止まりません。豪快で陽気なおばあさんの、とっても愉快なイギリスの昔話。1978年に「こどものとも」として刊行された作品を、瀬田貞二生誕100年を記念して出版します。
内容(「BOOK」データベースより)
昔、ひとり暮らしの貧乏なおばあさんが金貨の入った壺をみつけました。喜んで持ち運んでいると、なぜが壺は銀のかたまりに。そしてしばらくすると鉄に、そして石に…。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I027818526-00

ジョルジュ・ショーレ「少女名探偵ファントメット」シリーズ(ショウジョメイタンテイファントメット)

353 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/27(木) 23:44
すみません、便乗させてください。
20年以上前の児童文学です。
シリーズもので数巻刊行されていました。
イギリスかフランスの寄宿舎にいる女の子が主人公
その子が夜な夜な仮面を着けて「ファントメット」なる人物に変身。
数々の謎を解き明かす!!みたいな(笑)
すごい好きなお話でした。グーグルの検索で1件ヒットしたんですが、
タイトルが全く分かりません
著者はGeorges Chaulet という人らしいんですが・・・

354 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/28(金) 00:57
amazon.frに結構あるので作者はフランス人らしいね。
フランス語でなんて読むかわかるひといる?
ジョルジュ・シャールでいいのか?

355 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:01/12/28(金) 01:29
>>353 検索したところ。
『少女名探偵ファントメット』らしい。
 googleがベストとは限らない。
 http://searchdesk.com/
読みたいのなら、図書館かな。

356 名前:353[] 投稿日:01/12/29(土) 15:59
354・355さんご協力感謝
確かに私も出会いは図書館でした。
タイトルがわかれば、図書館で検索ができるので
そちらでがんばってみようと思います!
発見できたら報告いたしますね。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000800964-00
タイトル 少女名探偵あらわる
著者 ジョルジュ・ショーレ 作
著者 南本史 訳
著者 赤坂三好 え
著者標目 Chaulet, Georges
著者標目 南本, 史, 1933-
著者標目 赤坂, 三好, 1937-2006
シリーズ名 少女名探偵ファントメット ; 1
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 1975
大きさ、容量等 237p ; 19cm
JP番号 45008447

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000802017-00
タイトル 秘密のふくろう団
著者 ジョルジュ・ショーレ 作
著者 南本史 訳
著者 赤坂三好 え
著者標目 Chaulet, Georges
著者標目 南本, 史, 1933-
著者標目 赤坂, 三好, 1937-2006
シリーズ名 少女名探偵ファントメット ; 2
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 1975
大きさ、容量等 221p ; 19cm
JP番号 45009506

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000802426-00
タイトル 四人の仮面少女
著者 ジョルジュ・ショーレ 作
著者 南本史 訳
著者 赤坂三好 え
著者標目 Chaulet, Georges
著者標目 南本, 史, 1933-
著者標目 赤坂, 三好, 1937-2006
シリーズ名 少女名探偵ファントメット
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 1975
大きさ、容量等 190p ; 19cm
JP番号 45009916
出版年月日等 昭和50

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000801472-00
タイトル タイムマシンのなぞ
著者 ジョルジュ・ショーレ 作
著者 南本史 訳
著者 赤坂三好 え
著者標目 Chaulet, Georges
著者標目 南本, 史, 1933-
著者標目 赤坂, 三好, 1937-2006
シリーズ名 少女名探偵ファントメット ; 4
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 1975
大きさ、容量等 197p ; 19cm
JP番号 45008957
出版年月日等 昭和50

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000798334-00
タイトル 仮面の少女と王子
著者 ジョルジュ・ショーレ 作
著者 南本史 訳
著者 赤坂三好 え
著者標目 Chaulet, Georges
著者標目 南本, 史, 1933-
著者標目 赤坂, 三好, 1937-2006
シリーズ名 少女名探偵ファントメット ; 5
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ポプラ社
出版年 1975
大きさ、容量等 197p ; 19cm
JP番号 45005801

検索結果
http://iss.ndl.go.jp/books?except_repository_nos[]=R100000038&except_repository_nos[]=R100000049&except_repository_nos[]=R100000073&ar=4e1f&any=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%83%E3%83%88&sort=da

小林信彦(コバヤシノブヒコ)『ドジリーヌ姫の優雅な冒険』(ドジリーヌヒメノユウガナボウケン)

348 名前: [] 投稿日:01/12/23(日) 00:37
20年位前に文庫で読んだのですが、主人公は女で既婚。
結婚相手はその時代でさえ一昔前の感のあるの渡り鳥シリーズみたいな国籍不明映画のヒーローイメージで
しょっちゅう旅にでていて名前がでてこない、職業が正義の味方。
食べ物についての短編集で、クリスマスに七面鳥につけるクランベリージャムを探し回る話や、
アボガトをもらったがどうやって食べたらいいんだの話、鰻を食べに行く話などが入っていました。
日本の作家です。もう一度読みたいので探しています。

349 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/23(日) 23:21
「アボガド 七面鳥 短編集」で検索すると

小林信彦「ドジリーヌ姫の優雅な冒険」とでましたよ

350 名前:348 [] 投稿日:01/12/24(月) 00:34
>349 ありがとうございます。
タイトルと作家に覚えがないのでさらに検索してみました。
が、シャンピニオンステーキと敏子というヒロインの名前からどうもそれらしいです。
しかし絶版みたいですね。古書店でさがすしかないみたいです(泣
小林信彦といえばオヨヨ大統領と唐獅子牡丹シリーズが有名なようですがどちらも未読
でした。なんでこれだけ読んでたんだろう。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ドジリーヌ姫の優雅な冒険 (1980年) (文春文庫) 文庫 – 古書, 1980/12
小林 信彦 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J82QSW
表紙画像あり

ドジリーヌ姫の優雅な冒険 (1978年) 単行本 – 古書, 1978/7/25
小林 信彦 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J8NL3G
表紙画像あり

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001382989-00

フョードル・ソログープ「光と影」

351 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/27(木) 00:39
もしご存知の方いらしたら教えてください。
「母と子が影絵をしながら狂っていく」という内容の小説。
たしか、中井英夫さんの何かの短編(そのタイトルも忘れてしまった…)で、
ちらっと触れられていて、気になっています。

359 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/02(水) 22:54
>>351
ロシアの小説かな・・・。
私も題は思い出せませんが、北村薫「謎のギャラリー」で
それと似た筋の小説について述べられていたので、
読んでみては如何でしょう。

364 名前:351[] 投稿日:02/01/04(金) 20:09
>>359
ありがとうございます。読んでみますね。
たしかにロシアの小説だったような気がしますが…

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

参考:
かくれんぼ・毒の園/フョードル・ソログープ – FAIRY TALE
http://d.hatena.ne.jp/hachibinoneko/20130602
中井英夫の「影の狩人」でこの作品について触れているという情報有り。

かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫) 文庫 – 2013/3/15
ソログープ (著), 中山 省三郎 (翻訳), 昇 曙夢 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003264126
表紙画像あり
ロシア前期象徴主義を代表する詩人・作家ソログープ(1863―1927)。影絵やかくれんぼに夢中になる少年少女たち……。汚濁に染まらない子供たちは美しいまま醜い現実によって死んでいく。夢と現実の交錯、美と醜、生と死の対立の中に、妖しくもにぶい光が立ちのぼる。表題作の他に、「白い母」「光と影」「死の勝利」等を収録。

こわい部屋―謎のギャラリー (ちくま文庫) 文庫 – 2012/8
北村 薫 (編集)
http://amazon.jp/dp/448042962X
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
『謎の部屋』に続く、「謎のギャラリー」第2弾。平穏な日常が一転して、そこには?思わず叫びだしたくなる恐怖から、じわじわと骨の髄をもこたえるような恐ろしさまで。チャイナ・ファンタジー(南伸坊)、四つの文字(林房雄)、懐かしき我が家(ジーン・リース)、避暑地の出来事(アン・ウォルシュ)、ナツメグの味(ジョン・コリア)、夏と花火と私の死体(乙一)他。付録、北村薫・宮部みゆき対談。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I023838794-00
部分タイトル チャイナ・ファンタジー / 南伸坊 著
部分タイトル 巨きな蛤 / 南伸坊 著
部分タイトル 家の怪 / 南伸坊 著
部分タイトル 寒い日 / 南伸坊 著
部分タイトル 七階 / ディーノ・ブッツァーティ 著脇功 訳
部分タイトル 待っていたのは / ディーノ・ブッツァーティ 著脇功 訳
部分タイトル お月さまと馬賊 / 小熊秀雄 著
部分タイトル マナイタの化けた話 / 小熊秀雄 著
部分タイトル 四つの文字 / 林房雄 著
部分タイトル 煙の環 / クレイグ・ライス 著増田武 訳
部分タイトル お父ちゃん似 / ブライアン・オサリバン 著高橋泰邦 訳
部分タイトル 懐かしき我が家 / ジーン・リース 著森田義信 訳
部分タイトル やさしいお願い / 樹下太郎 著
部分タイトル どなたをお望み? / ヘンリィ・スレッサー 著野村光由 訳
部分タイトル 避暑地の出来事 / アン・ウォルシュ 著多賀谷弘孝 訳
部分タイトル ねずみ狩り / ヘンリィ・カットナー 著高梨正伸 訳
部分タイトル 死者のポケットの中には / ジャック・フィニイ 著福島正実 訳
部分タイトル 二十六階の恐怖 / ドナルド・ホーニグ 著稲葉迪子 訳
部分タイトル ナツメグの味 / ジョン・コリア 著矢野浩三郎 訳
部分タイトル 光と影 / フョードル・ソログープ 著中山省三郎 訳
部分タイトル 斧 / ガストン・ルルー 著滝一郎 訳
部分タイトル 夏と花火と私の死体 / 乙一 著
部分タイトル 価値の問題 / C・L・スイーニイ 著田中小実昌 訳
部分タイトル 『こわい部屋』の愉しみ / 宮部みゆき, 北村薫 述

謎のギャラリー―こわい部屋 (新潮文庫) 文庫 – 2002/2
北村 薫 (編集)
http://amazon.jp/dp/4101373256
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
平穏な日常のそこここに、ひっそりと開いた深い穴。不可解。理不尽。抵抗不能。無惨。そう、逃れる術は、奇跡か死のみ―“こわい”!よくも集まったり、文句なしの“こわさ”を放つ名品が、効果絶大な配置で登場します。我とも思えぬ声で叫びたくなる恐怖から、じんわりと胸底にこたえる恐怖まで、心臓に自信のある方限定の一冊。宮部みゆき氏と編者の対談「『こわい部屋』の愉しみ」付。

幻想小説神髄―世界幻想文学大全 (ちくま文庫) 文庫 – 2012/12
東 雅夫 (編集)
http://amazon.jp/dp/448043013X
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
古今の怪奇幻想文学の中から厳選に厳選を重ねて編まれた3巻本アンソロジーの本書は「幻想」篇。現世と異界の往還、神秘の探究、夢の不思議―ノヴァーリス、ホフマンからマッケン、ボルヘスまで眼前の現実を超えた世界を熾烈に追い求めてやまない幻視者たちの文学を集大成。齋藤磯雄、中山省三郎、堀口大學ほか一時代を筑いた翻訳家たちの名訳で読む、文豪たちの名作幻想小説アンソロジー。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024106524-00
部分タイトル 天堂より神の不在を告げる死せるキリストの言葉 / ジャン・パウル 著池田信雄 訳
部分タイトル ザイスの学徒 / ノヴァーリス 著山室静 訳
部分タイトル 金髪のエックベルト / ルートヴィヒ・ティーク 著今泉文子 訳
部分タイトル 黄金宝壺 / E・T・A・ホフマン 著石川道雄 訳
部分タイトル ヴェラ / ヴィリエ・ド・リラダン 著齋藤磯雄 訳
部分タイトル アウル・クリーク橋の一事件 / アンブローズ・ビアス 著中村能三 訳
部分タイトル 精 / フィオナ・マクラウド 著松村みね子 訳
部分タイトル 白魔 / アーサー・マッケン 著南條竹則 訳
部分タイトル 光と影 / フョードル・ソログープ 著中山省三郎 訳
部分タイトル 大地炎上 / マルセル・シュウォッブ 著多田智満子 訳
部分タイトル なぞ / W・デ・ラ・メア 著紀田順一郎 訳
部分タイトル 衣装戸棚 / トーマス・マン 著実吉捷郎 訳
部分タイトル バブルクンドの崩壊 / ロード・ダンセイニ 著佐藤正明 訳
部分タイトル 月の王 / ギヨーム・アポリネール 著窪田般彌 訳
部分タイトル 剣を鍛える話 / 魯迅 著竹内好 訳
部分タイトル 父の気がかり / フランツ・カフカ 著池内紀 訳
部分タイトル 沖の小娘 / J・シュペルヴィエル 著堀口大學 訳
部分タイトル 洞窟 / エヴゲーニー・ザミャーチン 著川端香男里 訳
部分タイトル クレプシドラ・サナトリウム / ブルーノ・シュルツ 著工藤幸雄 訳
部分タイトル アレフ / ホルヘ・ルイス・ボルヘス 著牛島信明 訳

マーシー・ハイディッシュ「呪縛の炎」(ジュバクノホノオ)

345 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/19(水) 23:22
ここ数日気になっている本です。

文庫本で翻訳もの。ホラーかミステリになると思います。

主人公は女性。作家と古書店主の二足のわらじ。
作家を目指す人びとのワークショップを主催していて、
その名前が「ライターズ・ブロック」という。

自分の書いた小説だったか、たまたま入手した古書だったか思い出せないんですが、
アメリカの魔女裁判にかけられた女性の手記と
同じシュチエーションの出来事が自分の身にふりかかるという話。
小道具としてガラス瓶のなかの眼球がでてきたような?

同時期に「火刑法廷」とか読んでたので記憶が入り混じっているかも知れません。
ご存知のかたありませんか?

366 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/01/06(日) 00:32
>>345自己レス
「呪縛の炎」と判明しましたので報告まで

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

呪縛の炎 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 文庫 – 1994/7
マーシー ハイディッシュ (著), Marcy Heidish (原著), 松下 祥子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4150793522
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
十八世紀の昔、村人を殺して目をえぐり出し、魔術的儀式を行なったとして火あぶりになった女性エヴァンジェリン―新作の題材を探していた歴史作家のわたしは、彼女のたどった数奇な運命に興味を惹かれた。産婆として信望も厚かった彼女が、なぜこのような凶行におよんだのか。事件の背景を調べはじめたわたしの前で、やがて過去と現在とが交鎖する異常な連続殺人が…重層的なプロットを駆使して描く心理サスペンス。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002345953-00

イルズ・マーグレット・ボーゲル「ふたりのひみつ」

333 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/10(月) 01:40
小学生のころに読んだ本がもう一度読みたいんですが・・・、
どなたかご存知でしたら教えてください。
内容は双子の女の子が主人公で、たしか名前がエリカとインゲ。
ハイキングするのに(?)ブランケットをおばあちゃんに借りにいくんだけど
「エリカの方がおばあちゃんのお気に入りだから、行って来て・・・」とかいう
エピソードがあったような。
ときどき双子がお互いの服を着て入れ替わって遊んでたり。
最後にエリカの方が死んじゃうんです。
ドイツかどっかの外国が舞台だった。。。
何か知っている方いませんか?
タイトルだけでも分かれば探す手がかりになるんですが・・・。

334 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/10(月) 01:46
>>333
「ふたりのひみつ」?
作者も出版社もわからないけど。
このタイトルで検索かけてみて。自信ないけど…。

335 名前:coppelia[] 投稿日:01/12/10(月) 04:56
>>333
「ふたりのひみつ」I.ボーゲル(あかね書房)
間違いありません。わたしも探しまくってて、今年約20年振りに再会しました。
双子の名前を手がかりに探し出したんだけど、去年までは検索に
ひっかからなかったんですよねー。
絶版になってるので図書館等をあたってみてください。

346 名前:333[] 投稿日:01/12/20(木) 00:14
>334,335
ありがとうございます!!
きっとこれかも知れないです。きっとそうです!
絶版とは…根気よく図書館あたってみることにします~!

347 名前:333[] 投稿日:01/12/20(木) 00:31
検索してみたら、ばっちりコレでした!
しかも続編まで出ていたなんて知らなかったです。
本当にありがとうございます。
これは何としても読みたい!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ふたりのひみつ (あかね世界の児童文学) 単行本 – 1977/9
イルズ・マーグレット・ボーゲル (著), 掛川 恭子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4251062175

ふたりのひみつ (1977年) (あかね世界の児童文学) 単行本 – 古書, 1977/9
I.ボーゲル (著), 掛川 恭子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B000J8TRX4

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001355053-00
要約・抄録 ドイツ生れのアメリカの女流が、自らの体験をもとにして、ふたごの少女の喜びや悲しみを描いた作品。 (日本図書館協会)

立原えりか(タチハラエリカ)「野ばらの村のばらつくり」

306 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 20:59
4才の時に読んだ絵本を探しています!こんな感じです。

「ばらつくり」が主役で、バラが枯れてしまい困っていると、
少女が現われます。「お薬はいりませんか?」「僕は病気じゃないよ」
「これは星と話せる薬。これは小鳥と・・」バラと話せる薬を飲むと・・
「わたし達を離してください。根が近すぎて、息が苦しいんです!」
「僕は土の上の、花しか見ていなかったんだ・・」
やがてバラは元気になり、ばらつくりは結婚して幸せに暮らしました。

最後の挿絵で、ばらつくりと一緒にいる女性が、薬屋の少女に似ているのです。
白っぽい本でした。「ばらつくり」がタイトルに入っています。
何か知っている方、教えてください。

308 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 23:14
>306
「ばらつくり」で検索すると
立原えりか・野ばらの村のばらつくり
と出ましたが?

310 名前:306[] 投稿日:01/11/28(水) 23:58
>308 うわ~!ありがとうございます!!
そんな題でした。生き別れの恋人に会えた気分です。
2ちゃんでこんなに感謝する日が来るとは・・。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 15冊目
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1336568331/306-310

立原えりか作品集〈2〉人魚のくつ (1972年) - – 古書, 1972
立原 えりか (著)
http://amazon.jp/dp/B000J98HI4
表紙画像あり
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001254120-00
部分タイトル 人魚のくつ,星のでんわ,ホタルのちょうちん,おかあさんのかみ,野ばらの村のばらつくり,古いシラカバの木,雲のたんじょう日,森のこうもりがさや,やまびこおよめさん,海ぼうずのヒゲ,マッチ売り,くじらのお星さま,コチョウガイ,ワニワニ島のインディアン,うたう山おんな,おきさきさまはビスケット,ばらいろの雲. 魔法の杖を握った少女(三木卓)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004057287-00
タイトル ちいさい妖精のちいさいギター : 童話集
著者 立原えりか
出版地 東京
出版社 七曜社
出版年 1962
大きさ、容量等 173p ; 22cm
注記 *内容:野ばらの村のばらつくり.お姫さまをたべた大男.笛.雲のスリッパ.おきさきさまはビスケット.星へいったピエロ.白樺のゆめ.ちいさい妖精のちいさいギタ−.
価格 ¥400(税込)
出版年月日等 196211

アンドレ・モーロワ「デブの国・ノッポの国」(デブノクニ・ノッポノクニ)

305 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 20:40
どこかで「でかでかじんとちびちびじん」の話がでてましたが、
同じような感じで
のっぽの人しかいない国とふとってちびの人しかいない国の
話があったと思うんですけど、知りませんか?

307 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 23:05
>305
アンドレ・モロア「デブの国ノッポの国」ですな
フォンテーヌブローの森の岩の間の洞穴を入っていく兄弟
(オーイ・オーイ・オーイ・オーイ)

そこは港で、体重計で振り分けられて
兄はデブの国、弟はノッポの国へ送られてしまう。

314 名前:305[] 投稿日:01/11/29(木) 16:55
>>307
ありがとーございますー!!
そうそう港のシーン思い出しました!
このスレ(・∀・)イイ!ですね。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

デブの国ノッポの国 (子どものための世界名作文学 20) 単行本 – 1979/4
アンドレ・モロア (著), 辻 昶 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4082680209
表紙画像あり

子どものための世界名作文学〈20〉デブの国ノッポの国 (1979年) - – 古書, 1979/4
http://amazon.jp/dp/B000J8HDBW
表紙画像あり

デブの国ノッポの国 (現代子ども図書館 (13)) ペーパーバック – 1982
アンドレ=モーロワ (著), 池田 竜雄 (イラスト), 辻 昶 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4050502860

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000801925-00

アイラ・レヴィン「ブラジルから来た少年」(ブラジルカラキタショウネン)

301 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 15:54
すいません、アイラレビンの書いた本で、ヒットラーの息子を
遺伝子操作でたくさん作るという小説は、なんという題名だったで
しょうか?
教えてください。よろしこ。

302 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 15:59
>301
「ブラジルから来た少年」です。

303 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 17:53
映画化もされてるよね。>「ブラジルから~」

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ブラジルから来た少年 (ハヤカワ文庫 NV 286) 文庫 – 1982/6
アイラ・レヴィン (著), 小倉 多加志 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4150402868
表紙画像あり

ブラジルから来た少年 (1982年) (ハヤカワ文庫―NV) 文庫 – 古書, 1982/6
アイラ・レヴィン (著), 小倉 多加志 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/B000J7NGXW

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001271398-00

安房直子(アワナオコ)「ライラック通りのぼうし屋」(ライラックドオリノボウシヤ)

297 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/28(水) 14:48
昔、子供の頃読んだ本で、
本当にうろ覚えで申し訳ないんですが、
主人公のおばあさんが不思議な帽子をかぶって
若返って男の人と出会って、虹の~とか夕暮れの~って名前のついた
お菓子を食べたり(それも不思議な効果のあるお菓子)するんです。
で、最後に違う帽子をかぶろうとして、若返る帽子を脱いでしまって、
元の世界に戻っちゃうって感じの話だったと思います。
スミマセン、わかりにくいとは思いますがどなたか知りませんか?

298 名前:無名草紙さん[] 投稿日:01/11/28(水) 15:15
>>297
多分「ライラック通りのぼうし屋」かと。
安房直子の本だったような。
虹のシャーベットとか出てきましたかね?

主人公がおばあさんかは忘れました。

299 名前:297[] 投稿日:01/11/28(水) 15:32
>>298
ありがとうございます!!
すごい嬉しいです!
虹のかけらっていうシャーベットですよね??
読んでてすっごく食べたかったー!
主人公はおばあさんじゃないでしたっけ・・・?

300 名前:無名草紙さん[] 投稿日:01/11/28(水) 15:42
>>299
確かに虹のかけらってシャーベットでした。
表紙がキレイで小学生当時は気に入りだったのですが
肝心の本は手元にないのでどこの出版社からか詳しく解りません。
(図書館で見かけたから)

残念ながら内容もちょっとうろ覚えなんですよね。
たしか、おばあさんの話など、この本にはいろいろ
短編で物語が綴られていたかも・・・・しれません。

安房直子さんの童話はとてもキレイで印象に残るものが
多いです。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ライラック通りのぼうし屋 (あたらしい創作童話 2) 大型本 – 1975/9/20
安房 直子 (著), 小松 桂士朗 (イラスト)
http://www.amazon.co.jp/dp/4265916023
表紙画像あり

ライラック通りのぼうし屋
http://id.ndl.go.jp/bib/000000796273

村上龍(ムラカミリュウ)『あの金で何が買えたか』(アノカネデナニガカエタカ)

282 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/16(金) 11:18
村上春樹(だと思うんですが・・)の本で
なんか、国家予算とか、税金とか無駄につかわれたお金がいかにいろんな
ものに使えたかというような話で、金額があって、この金額なら、
こんなことができます、あんなことができますみたいなことが
書いてある本、ご存知の方いませんか?よろしくお願いします。

283 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/16(金) 11:23
>282
「あの金で何が出来たか」見たいなタイトルでしたね。
村上龍だったかも…。検索かければすぐわかるよん。

284 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/16(金) 11:40
>283さん
ありがとうございます!村上龍でした。
「あの金で何が買えたか―史上最大のむだづかい」
ばっちりでてきました。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

あの金で何が買えたか―バブル・ファンタジー 単行本 – 1999/7
村上 龍 (著), はまの ゆか (著)
http://amazon.jp/dp/4093793921
表紙画像あり
メディア掲載レビューほか
ニュースに出てきた巨額のお金。その価値が具体的にイメージできる大人のバブル・ファンタジー
連日,新聞やニュースに流れる記事には何千億円とか何兆円なんて数字がポンポン。自分のサイフの中身とニュースに載る巨額の金額の間にはあまりに大きな隔たりがあり,実体を感じにくい。そこで,それをわかりやすい具体的なものに換算し,そのお金がどの程度のものなのかを実感してみよう……本書はそんな趣旨で作られた大人向けの絵本だ。
“あの金”とは,銀行などに投入された公的資金(x000億円)などであり”何が買えたか”とは,ネットスケープ社の買収金額だったり,サミー・ソーサの年俸だったり,空母の値段だったりする。全く別のカテゴリーのものの値段(企業価値,年俸等)を比べることができ,意外な発見と驚きがある。不良債権問題などこの国の抱える問題を考える第1歩は,まず実体をよく「知る」ことだ。そのためのきっかけをつくるというのがこの絵本の存在意義だ。結構重い,大人のバブル・ファンタジーである。 (Webook of the Day 編集長 松山 真之助)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
— ブックレビュー社
内容(「BOOK」データベースより)
この絵本は「知る」ためのものである。十億円という金はいったいどのくらいの価値があるのか。十億円あれば何が買えるのか。百億円、一千億円、一兆円、十兆円、百兆円だったらどうか。毎日毎晩新聞で目にし、ニュースで読み上げられるそういった数字を実感としてイメージできるようにという目的で、この絵本は制作された。

文庫改訂版 あの金で何が買えたか―史上最大のむだづかい’91~’01 (角川文庫) 文庫 – 2001/4
村上 龍 (著)
http://amazon.jp/dp/4041586127
表紙画像あり
内容紹介
現実感のない不良債権や債務の額。我々はあの金で何が買えたのだろうか?
10億円という金は一体どのくらいの価値があるのか?100億円、1000億円、1兆円だったらどうか?毎日、新聞で目にし、ニュースで読み上げられる、そんな数字を実感としてイメージする「知る」ための絵本。
内容(「BOOK」データベースより)
金融機関・企業の不良債権や債務の額は、あまりにも巨大で、どのくらいのものなのかイメージするのは難しい。しかも、巨額の税金が注入されながら、再び危機が叫ばれ、誰も責任をとろうとはしない。「知る」ということは、年を追うごとに、さらに重要度を増しているのだ。十億円という金はいったいどのくらいの価値があるのか?十億円あれば何が買えるのか?百億円、一千億円、一兆円、十兆円、百兆円だったらどうか?毎日毎晩、新聞で目にし、ニュースで読み上げられる、そういった数字を、実感としてイメージする「知る」ための絵本。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002809743-00

ジョン・コラピント『ブレンダと呼ばれた少年』(ブレンダトヨバレタショウネン)

276 名前:カエル[] 投稿日:01/11/15(木) 01:49
数ヶ月前に池袋パルコの本屋で見かけた本を探しています。
平積みか棚に表紙が見えるようになっていました。

内容は、ノンフィクションで
どこかに国で男の子が女の子として(逆かも)育てられる
人体実験の話しだったような・・・。

多重人格ものとかと一緒にあるかと思って探したのだけれど
見つからないのでよろしくお願いします。

278 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/15(木) 19:53
>>276
『ブレンダと呼ばれた少年』
ジョン・コラピント著 無名舎刊と思われ。
双子の男の子の片方が割礼手術の失敗がもとで少女として育てられる話。

280 名前:カエル[] 投稿日:01/11/16(金) 05:59
>278
どうもありがとうございます。
確かにそんな内容だったはず。
早速、本屋さんで注文してきます。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ブレンダと呼ばれた少年―ジョンズ・ホプキンス病院で何が起きたのか 単行本 – 2000/10
ジョン コラピント (著), John Colapinto (原著), 村井 智之 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4895859371
表紙画像あり
商品説明
1967年、カナダ。
生後8か月の男の子が包茎手術の失敗からペニスを焼き焦がされてしまう。人工性器を形成するしか手立てがないと診断された両親は、バルチモアの名だたるジョンズ・ホプキンス病院を訪れ、性科学の権威、ジョン・マネー博士のアドバイスにしたがい、息子に性転換手術を受けさせることに同意する。しかし実情は、「性は生物学的に決まるものではなく、環境によって作られるものである」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして、利用されたにすぎなかった。
本書は社会の偏見や持論に憑かれた性科学者の肉体的、精神的拷問に打ち勝ち、14歳で生まれながらにしてもった性を取り戻した青年の魂の記録である。著者のジョン・コラピントは数々の雑誌に寄稿するジャーナリストであるが、医学畑の家族に囲まれていることもあり、このケースに関する調査は徹底していて、性科学の読み物としても参考になる。だが、特筆すべきは、著者が序文で述べているように、この青年の物語に流れる「奇妙なまでに詩的な響き」だ。青年やその家族への100時間以上におよぶインタビューを通して、著者は鋭い洞察力で2つの性を生きた青年の心の叫びを静かに、しかし、力強く描ききっている。読み終えた後、ルソーの告白から引用された原書のタイトル『As Nature Made Him』(自然がつくったままの姿で)が心に残る。
本書の原作となったローリング・ストーン誌掲載の著者によるコラムは、全米雑誌賞を受賞している。ドリームワークスによる映画化も検討されていて、本書がどのように映像化されるのかとても興味深い。(野澤敦子)
内容(「BOOK」データベースより)
1967年、アメリカで包皮切除手術に失敗した8ヶ月の双子の男の子のひとりが、性科学の権威、ジョン・マネーの勧めによって、性転換手術を受け、ブレンダという名前で女の子として育てられた。性転換をすれば、女性の生殖機能を持つことができ、正常な性生活をおくれるとマネーは説得したが、実は、ブレンダは「性別の自己認識は環境的要因によって決まる」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして利用されたにすぎなかった。マネーは、この症例を医学ジャーナルに発表し、自説の正当性を主張し、キンゼーレポート以来の偉大な発見としてセンセーションを呼ぶ。だが、少女となった男の子のこころと身体は、成長するにつれ重大な危機を迎える…。

ブレンダと呼ばれた少年 単行本 – 2005/5/24
ジョン・コラピント (著), John Colapinto (著), 村井 智之 (著)
http://amazon.jp/dp/4594049583
表紙画像あり
出版社からのコメント
1967年、カナダで性器の包皮切除手術に失敗した8か月の双子の男の子のひとりが、性科学の権威、ジョン・マネーの勧めによって、性転換手術を受け、ブレンダという名前で女の子として育てられた。性転換をすれば、女性の生殖機能を持つことはできないものの、正常な性生活を6hれるとマネーは説得したが、実は、ブレンダは「性別の自己認識は環境的要因によって決まる」というマネーの理論を裏付けるための格好のモルモットとして利用されたにすぎなかった。マネーはこの症例を医学ジャーナルに発表し、自説の正当性を主張し、キンゼー・レポート以来の偉大な発見としてセンセーションを呼ぶ。だが、少女となった男の子の心と体は、成長するにつれ重大な危機を迎える。結局、ブレンダは男性であるとカミングアウトし、ディヴィッドと改名、結婚し養子をもらうが、昨年夏自殺――双子の弟もその前に自殺――という悲劇を迎えた。マネーの壮大な実験は失敗に終わったのである。
内容(「BOOK」データベースより)
生後8か月の男の子がモルモットにされた。不幸な事故で性器を失った男の子が性転換手術を受けさせられた。「性は環境によってつくられる」という理論の裏付けに利用された“少女”が直面した心の葛藤とは。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002962909-00

白阪実世子(シラサカミヨコ)「ふしぎなともだちジャック・クローバー」

273 名前:柊[] 投稿日:01/11/12(月) 13:53
確か小学生のころに図書館で借りてきたハードカバーの童話だったと思うのですが、

トランプの国から「花に水をやる仕事」に飽きたクローバー(確か番号札)が
脱走する途中で少年に出会い、彼の親の経営する喫茶店に居候する。

クローバーは匿ってもらう代わりにクローバーコーヒーを作る。
ある日トランプの国からの使者が、枯れそうな花を持ってきて
「君が水をやっていたこの花が枯れると、トランプの国は滅亡する。
 数日(一週間?)以内に『一番きれいな水』をこの花に与えろ。」
と言われてクローバーと少年はいろいろな水をやってみるが、どれもうまくいかない。
最後の日になって少年が「元気になれ」と気持ちをこめて与えた水で花は復活する。

あらすじしか思い出せないのですが、どなたかご存知でしょうか?

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ふしぎなともだちジャック・クローバー (わくわくライブラリー) 単行本 – 1989/7
白阪 実世子 (著), さべあ のま (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4061956280
表紙画像あり

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002650394-00

立原道造(タチハラミチゾウ)「のちのおもひに」

265 名前:野乃[] 投稿日:01/11/02(金) 01:04
忘れて忘れて忘れて何を忘れようとしたかも忘れてしまった その後に~

…確かこの様な一文が含まれていた詩(若しくは小説)があったと思うのですが、
作者や題名が全く思い出せません。
御存知の方がいらっしゃいましたら、是非とも御教え下さいますよう、御願い
致します。

268 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/11/02(金) 21:24
>>265
立原道造?
ttp://www.cm.kyushu-u.ac.jp/dv09/matsumoto/u5.html

270 名前:野乃[sage] 投稿日:01/11/03(土) 14:05
>268さん
有り難う御座居ました! 全く以てこの詩です♪
長年引っ掛かっていたつかえが漸く取れました!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

もう一度読みたい涙の百年文学 単行本 – 2009/4/30
風日祈舎 (編集)
http://amazon.jp/dp/4884696190
表紙画像あり
内容紹介
教科書で読んだ不朽の名作から、思春期に心をふるわせた古典的名作まで
感動が色あせない短編・長編・詩を精選
泣ける日本の名作集。
『ごん狐』 新美南吉/『よだかの星』 宮沢賢治/『やどなし犬』 鈴木三重吉/『一房の葡萄』 有島武郎
『白い封筒』 吉田甲子太郎/『補虜の子』 吉田紘二郎/『待つ』 太宰治/『病院の夜明けの物音』 寺田寅彦
『家霊』 岡本かの子/『高瀬舟』 森鴎外〔ほか〕
内容(「BOOK」データベースより)
教科書で読んだ不朽の名作から思春期に心をふるわせた古典的名作まで感動が色あせない短編・長編・詩を精選、泣ける日本の名作集。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010602583-00
部分タイトル ごん狐 / 新美南吉 著
部分タイトル よだかの星 / 宮沢賢治 著
部分タイトル やどなし犬 / 鈴木三重吉 著
部分タイトル 一房の葡萄 / 有島武郎 著
部分タイトル 白い封筒 / 吉田甲子太郎 著
部分タイトル 捕虜の子 / 吉田絃二郎 著
部分タイトル 待つ / 太宰治 著
部分タイトル 病院の夜明けの物音 / 寺田寅彦 著
部分タイトル 家霊 / 岡本かの子 著
部分タイトル 高瀬舟 / 森鴎外 著
部分タイトル 父帰る / 菊池寛 著
部分タイトル お母さんの思ひ出 / 土田耕平 著
部分タイトル きけわだつみのこえ.野菊の墓 / 伊藤左千夫 著
部分タイトル 風立ちぬ / 堀辰雄 著
部分タイトル 不如帰 / 徳冨蘆花 著
部分タイトル 奉教人の死 / 芥川龍之介 著
部分タイトル 出家とその弟子 / 倉田百三 著
部分タイトル こころ / 夏目漱石 著
部分タイトル 破戒 / 島崎藤村 著
部分タイトル 春は馬車に乗って / 横光利一 著
部分タイトル 永訣の朝 / 宮沢賢治 著
部分タイトル さびしいとき / 金子みすゞ 著
部分タイトル 汚れつちまつた悲しみに… / 中原中也 著
部分タイトル また来ん春… / 中原中也 著
部分タイトル のちのおもひに / 立原道造 著
部分タイトル レモン哀歌 / 高村光太郎 著
部分タイトル 梅酒 / 高村光太郎 著
部分タイトル 花がふってくると思ふ / 八木重吉 著
部分タイトル 母の瞳 / 八木重吉 著
部分タイトル 蟲 / 八木重吉 著
部分タイトル わすれな草 / 竹久夢二 著
部分タイトル かへらぬひと / 竹久夢二 著
部分タイトル さびしい人格 / 萩原朔太郎 著
部分タイトル 石川啄木 / 石川啄木 著
部分タイトル 若山牧水 / 若山牧水 著

生源寺美子(しょうげんじはるこ)「リリコふしぎな国へいく」(リリコふしぎなくにへいく)

256 名前:シクラメン[] 投稿日:01/10/23(火) 03:07
私も教えてください!
小学生のとき(12年くらい前か)に図書館で読んだ子供向けの
ハードカバーの本だったと思うんですが、
大好きなシクラメンの花を弟にむしられて機嫌を悪くした女の子が
押入れに逃げるんだか家出するんだかして、いつの間にか不思議の国に
行っちゃう・・・っていう話だったんですが、どなたかご存知ないですか?
私の記憶ももうかなり曖昧なので、もしかしたら「おしいれのぼうけん」と
まじっているような気がしないでもないんですが、シクラメンの花が
出てきたことだけ鮮明に覚えています。
ラストは、冒険をいっぱいして女の子が家に戻ってくると、シクラメンの花は
ひとつだけつぼみが残ってた・・・って感じだったと思います。
この家に帰ってくるまでの冒険がすごく面白かったんですが、内容を
全く思い出せなくて・・・。
ご存知の方いらっしゃいませんでしょうか。

322 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/04(火) 00:36
>256
その本、私が長年気にかかっていた本と同じかもしれません。
私も読んだのは小学生の時で、13,4年くらい前。
冒頭で、女の子が、友人のお見舞いに、シクラメンを持って行くんじゃなかったですか?
その途中で(?)異世界に行ってしまい、いろんな冒険をして帰ってくる。
異世界の住人は、古代エジプトっぽい、頭が獣で体が人間の人たちとかで、心臓を
秤に乗せている様子も描かれていたような・・・。
本の題名は、「○○の冒険」とか「○○の不思議な冒険」で、○○は女の子の名前。
なんとなく、リナとかリコとか「リ」で始まるカタカナ2文字だった気がします。かなりうろ覚え。
私も何かの本と記憶がごっちゃになっている可能性もあるんですが。
その本でシクラメンの花を知ったので、同じくシクラメンが印象に残っています。

325 名前:256[] 投稿日:01/12/05(水) 01:11
>322
そう!そんな感じでした!
お見舞いにシクラメンの花を持っていくのは言われて思い出したんですが
冒険の内容が全く思い出せないぃ~(>×<)
女の子の名前も確かそんな感じ。
誰か知ってる方いませんかねぇ・・・。

328 名前:322[] 投稿日:01/12/05(水) 23:34
>326
ありがとうございます!
タイトルを見てもやっぱり思い出せないのですが・・図書館で探してみます!

326 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/05(水) 01:57
>256、325
これじゃありませんかね。
「リリコふしぎな国へいく」生源寺 美子 あすなろ書房
私も読んだ覚えはあるけど、いまいち自信が…

329 名前:256[] 投稿日:01/12/07(金) 11:51
>326
わぁ~♪ここ10年ずっと探しつづけてた本に
やっと会えるかも知れない~っ\(≧▽≦)/
ありがとうございます!
私もタイトル聞いても思い出せないんですが
探してみますね。

371 名前:256[] 投稿日:02/01/07(月) 23:21
>326
ありました!『リリコふしぎな国へいく』
以前借りた図書館に行って検索したら、一発で出ましたよ!(≧▽≦)
今読み返しています。懐かし~☆
326さんありがとうございました!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

リリコふしぎな国へいく (1979年) (あすなろ小学生文庫) 文庫 – 古書, 1979/12
生源寺 美子 (著), 菊池 貞雄 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B000J8BLWY
表紙画像あり

リリコふしぎな国へいく (あすなろ小学生文庫) 単行本 – 1979/12
生源寺美子 (著), 菊池貞雄 (著)
http://amazon.jp/dp/4751510568

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001442169-00
タイトル リリコふしぎな国へいく
著者 生源寺美子 作
著者 菊池貞雄 絵
著者標目 生源寺, 美子, 1914-
著者標目 菊池, 貞雄, 1936-1982
シリーズ名 あすなろ小学生文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 あすなろ書房
出版年 1979
大きさ、容量等 118p ; 22cm
価格 880円 (税込)
JP番号 80011601
出版年月日等 1979.12
NDC(9版) 913 : 小説.物語
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

志賀直哉(シガナオヤ)「暗夜行路」(アンヤコウロ)

247 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/18(木) 22:24
すいません、どなたかこういう内容の本ご存知ないですか?

僕のお父さんだと思ってた人が実は兄で、本当のお父さんは僕のおじいちゃんであるはずの人だった。
父(ほんとは兄)は、いつもよそよそしくて、愛情を注いでくれるのはいつも母だけ。
僕はそのうち事実に気づく。
やがて僕が成長し結婚すると父(兄)が僕の嫁におじいちゃん(父)が僕の母親にしたことと同じことをしようとする…。

248 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/18(木) 22:52
志賀直哉にそんなのなかったっけ?

249 名前:247[] 投稿日:01/10/19(金) 00:01
>248
 あ、そうか。多分「暗夜行路」ですね!?
 実を言うと、友人からクイズを出され、たしかに聞いたことのある話なのに
題名を思い出せなくて、いらいらしていたところなのです。(つっても、私も
あらすじを知っているだけで「暗夜行路」は読んだことないのですが)
 おかげですっきりしました。ありがとうございます!

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

暗夜行路 (新潮文庫) 文庫 – 1990/3/19
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/4101030073
表紙画像あり
内容紹介
祖父と母との過失の結果、この世に生を享けた謙作は、母の死後、突然目の前にあらわれた祖父に引きとられて成長する。鬱々とした心をもてあまして日を過す謙作は、京都の娘直子を恋し、やがて結婚するが、直子は謙作の留守中にいとこと過ちを犯す。苛酷な運命に直面し、時には自暴自棄に押し流されそうになりながらも、強い意志力で幸福をとらえようとする謙作の姿を描く。

暗夜行路〈前篇〉 (岩波文庫) 文庫 – 2004/5/18
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/4003104641
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
祖父と母との不義の子として生まれた宿命に苦悩する人主公時任謙作は、単身、尾道に向い、千光寺の中腹の家を借り、一人住いを始める。しかし、瀬戸内海の穏やかな風光も、彼の心に平安をもたらさない。長年月を費してなった志賀直哉唯一の長篇。

暗夜行路〈後篇〉 (岩波文庫) 文庫 – 2004/5/18
志賀 直哉 (著)
http://amazon.jp/dp/400310465X
内容(「BOOK」データベースより)
京都での結婚、妻の過失、子どもの死などを経て、舞台は日本海を見おろす大山に―作者が人生と仕事の上で求めてきたものすべてが投入され、描き尽くされた、近代日本文学に圧倒的な影響を及ぼした代表作。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001077496-00

小川洋子(おがわようこ)「森の奥で燃えるもの」(『刺繍する少女』)

228 名前:神無月[] 投稿日:01/10/12(金) 17:46
隔離施設に行った男性の話。
耳から螺旋の何かを出されるところが妙に印象的でした。

・・・日本の、結構最近の女性の作家さんの本だった気がするんですけれども、
どなたかご存じないですか??

232 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/13(土) 22:58
>228
ドグラマグラ?

233 名前:神無月[] 投稿日:01/10/14(日) 16:33
>232
じゃ無いんです。もちょっと普通の(爆)でした。

234 名前:>228[] 投稿日:01/10/14(日) 17:15
小川洋子?白衣の女助手と博士がいて、若い男がその実験室?に連れてこられ・・・というような話だった。題名等失念スマソ。

238 名前:神無月[] 投稿日:01/10/15(月) 15:09
>234 小川洋子さん
そのような気がします。一時期、好きで呼んでいた記憶があるので。
ありがとうございます♪ 探してみます。

243 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/10/16(火) 14:31
>228
>234さんが作家名あげてはるので、もうみつけてらっしゃると思いますけど一応。
短編集の角川文庫「刺繍する少女」にある「森の奥で燃えるもの」です。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

刺繍する少女 (KADOKAWA新文芸) 単行本 – 1996/3
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4048729438
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
寄生虫図鑑を前に、棄てたドレスの中に、ホスピスの一室に、もう一人の私が立っている。記憶の奥深くにささった小さな棘から始まる ふるえるほどに美しい愛の物語。

刺繍する少女 (角川文庫) 文庫 – 1999/8/24
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4043410042
表紙画像・なか見!検索あり
内容(「BOOK」データベースより)
母がいるホスピスで僕は子供の頃高原で遊んだ少女に再会、彼女は虫を一匹一匹つぶすように刺繍をしていた―。喘息患者の私は第三火曜日に見知らぬ男に抱かれ、発作が起きる―。宿主を見つけたら目玉を捨ててしまう寄生虫のように生きようとする女―。死、狂気、奇異が棲みついた美しくも恐ろしい十の「残酷物語」。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002492739-00
タイトル 刺繍する少女
著者 小川洋子 著
著者標目 小川, 洋子, 1962-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 1996
大きさ、容量等 239p ; 20cm
ISBN 4048729438
価格 1300円 (税込)
JP番号 96055107
部分タイトル 刺繍する少女.森の奥で燃えるもの.美少女コンテスト.ケーキのかけら.図鑑.アリア.キリンの解剖.ハウス・クリーニングの世界.トランジット.第三火曜日の発作
出版年月日等 1996.3
NDLC KH454
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

ジョージ・R.R.マーティン「皮剥ぎ人」(スティーヴン・キング他『スニーカー』)

225 名前:教えてください[] 投稿日:01/10/05(金) 19:02
狼男に、警官である父親を殺された記者(女)と、探偵の話。

正体を隠した狼男の一族に支配された町、
そこで次々に皮を剥がれた死体が発見される。
しかし警察はそれを隠そうとする。
怪しく思った主人公は、秘密を探ろうとして
次々危ない目にあう、みたいな。

10年くらい前かなー。海外翻訳。
すんごいおもしろかったの。ああ、でも作者名も覚えていない。

319 名前:無名草子さん[] 投稿日:01/12/02(日) 22:34
>>225
まだ見てるかなー。
ジョージ・R・R・マーティン「皮剥ぎ人」です。
ハヤカワ文庫NV「スニーカー」に収録されてる。

キング目当てで読んだけど、これが一番おもしろかったな。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

ナイトヴィジョン スニーカー (ハヤカワ文庫NV―モダンホラー・セレクション) 文庫 – 1990/5
スティーヴン・キング (著), 吉野 美恵子 (著), Stephen King (著)
http://amazon.jp/dp/4150405794
表紙画像あり
内容(「BOOK」データベースより)
商業ビルのトイレのドアの下からのぞいているスニーカー。それはいつもそこにあった。ただ異なるのは、そのまわりに日ごとふえていくハエの死骸だけ…。幽霊屋敷ならぬ幽霊便所の怪を語る表題作ほか、キングの中短篇250枚、『カーリーの歌』で著名なダン・シモンズの短篇3篇、SF界の俊鋭ジョージ・R・R・マーティンの89年度世界幻想文学大賞中篇部門賞受賞作「皮剥ぎ人」など全7篇、いずれも入魂の書き下ろしを収録。名匠三人が腕を競う悪夢と戦慄の饗宴。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002045398-00
部分タイトル リプロイド・スニーカー・献辞 スティーヴン・キング著. 転移,ヴァンニ・フッチは今日も元気で地獄にいる,イヴァソンの穴 ダン・シモンズ著. 皮剥ぎ人 ジョージ・R.R.マーティン著