赤川次郎(あかがわじろう)「シルバーシートへの招待」

198 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/03/21(木) 09:39:49.10
[いつ読んだ] 5~10年前程度。間違いなく00年以降

[あらすじ]
ある地方の電車には、座ったものは近いうちに死んでしまうというシートがあった

ネタバレ注意(クリックで開閉)
あるとき浮気中のリーマンが妻を座らせて殺し
自分の母親も座らせて殺し
最後には自分が浮気相手との結婚が失敗だと気付いてしまって自ら座って死ぬ

[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハードカバー又は文庫のはず
[その他覚えていること何でも] 日本人作家の短編作品でした。短編集の一編だったかもしれません。

199 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/21(木) 09:50:21.66
>>198
赤川次郎の「シルバーシートへの招待」じゃないかな
徳間文庫の「昼下がりの恋人達」に入ってる

200 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/03/21(木) 15:37:03.71
>>199
昼下がりの恋人達は実家の本棚にあった記憶があります。
なのでほぼ間違いないと思います。ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/198-200

昼下がりの恋人達 (徳間文庫) (日本語) 文庫 – 2012/9/7
赤川次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4198935955
表紙画像・試し読み有り
内容(「BOOK」データベースより)
文具メーカー勤務の竹中秀治は、職場結婚することになった純江と新居を探していた。その帰り、電車内で具合が悪くなった老人を助け、病院へ連れて行くことに。そして一週間後、知らない弁護士が秀治を訪ねてきた。老人はその後亡くなってしまったという。「故人の遺志です。お受け下さい」と言われ、遺産を受け取ることになったのだが…。突然大金を手にした二人は、いったいどうする。
続きを読む 赤川次郎(あかがわじろう)「シルバーシートへの招待」

乃南アサ(のなみアサ)「かくし味」

185 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/11(月) 19:20:08.28
お願いします

[いつ読んだ]5年以内、新刊ではない
[あらすじ]老夫婦が経営する小料理屋の常連になった男の話
[覚えているエピソード]
・主人公(男)はいい感じの小料理屋を見つけるが、常に常連で満席ではいることができない。
・ところがある日、偶然にも一番乗りで店にはいることができ、また常連に”空きがでた”ため
その後もその店の常連として毎日店に通うことになる。
・小料理屋の親父が作る野菜のごった煮が絶品で、主人公は「毎日食べたら飽きてしまうかもしれない」と心配で食べる頻度をあえて落としている(週に1回とか、一日おきとか)
・数年たって、小料理屋の親父が亡くなり、常連達が集まって店の2階でみんなで仮通夜?を行う。
・故人の妻(小料理屋の女将)の勧めで、みんなでごった煮を食べようということになる。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
・主人公が鍋から皿に盛り付けている時に、金属製の布袋様(大黒様かも)の置物が鍋から出てくる。
・そこで始めて、主人公や他の常連は、何年もの間、鉛(だったかな?)と一緒に煮込まれたごった煮を食べ続けていた事、以前に常連に”空きがでた”のは、その常連が鉛中毒で死んだのだろう(推定)ということがわかる。

[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]多分ハードカバー
[その他覚えていること何でも]
短編集のなかの1篇でした。
よろしくお願いします。

190 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/12(火) 10:46:06.27
>>185
講談社文庫
乃南アサ・著「不発弾」収録「かくし味」

191 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/12(火) 23:19:05.77
>>190
ありがとう!ありがとう!
書き込んだあと、「そうだ!篠田節子かも?」と見当違いな方向で探してました。
本当にありがとうございます

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/185-191

不発弾 (講談社文庫) (日本語) 文庫 – 2002/1/16
乃南 アサ (著)
http://amazon.jp/dp/4062732955
表紙画像有り
今度はあなたが、爆発させてみる?
退屈な日常から逃れられるきっかけなんて、どこにでも転がってる
デパート勤務の的場智明は、地味な売り場での仕事に耐える日々を過ごしていた。そんな折、息子や娘の、“秘密”を妻までが一緒になって隠していたことに気づく。たまりにたまった憂さをはらすために彼がとった行動とは……。表題作など、現代人の爆発寸前の心境を的確に捉え、見事な筆致で描く、秀逸短編集。
続きを読む 乃南アサ(のなみアサ)「かくし味」

梶尾真治(かじおしんじ)『精霊探偵』(せいれいたんてい)

171 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/03/08(金) 22:15:12.30
2、3年前に読んだ本

エピソード
・主人公は実は幽霊
・物語序盤でおばあさん背後霊に挨拶される
・塩でホームレスの悪霊祓いしてあげたらすごく良い生活ができるようになる
・たくさんの猫
・猫の幽霊がついていたためにDVにあう女の子
・ツルッとした部屋に裸で出てくる妻
これしか覚えていないんです
こんな感じのなんですが誰かわかりましたらレスお願いします

172 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/08(金) 22:38:08.53
>>171
梶尾真治の「精霊探偵」。新潮文庫から出てる。

186 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/03/11(月) 21:06:55.87
>>172
それです!ありがとうございました

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/171-186

精霊探偵 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2008/1/29
梶尾 真治 (著)
http://amazon.jp/dp/4101490090
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
交通事故で同乗の愛する妻を亡くして以来、なぜか私には人の背後霊が見えるようになってしまった。特殊な能力を見込まれて、人捜しを依頼された私は、どこかで妻の霊に会えることを期待して探偵のまねごとを始める。だが、手がかりの奇妙なカードをめぐり、不穏な出来事が次々と起こり―。驚きのラストが待ちうける、ちょっと不思議でほんわか切ないスピリチュアル・ミステリー。
続きを読む 梶尾真治(かじおしんじ)『精霊探偵』(せいれいたんてい)

寮美千子(りょうみちこ)『星兎』(ほしうさぎ)

155 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/21(木) 23:40:02.91
手がかりが少ないですが、よろしくお願いします

●質問テンプレ
[いつ読んだ]2000年頃
[あらすじ]不明
[覚えているエピソード]
・二足歩行で喋る白いウサギと若い少年が主要キャラクター
・夜のドーナツショップ
・サイダーのオウカン
[物語の舞台となってる国・時代]日本・現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]シンプルな表紙

[その他覚えていること何でも]
図書館の一般書籍コーナーで借りた記憶があるので
児童書ではないはず。内容はメルヘンチックだったような…

記憶がおぼろげで、覚え間違いが多々あるかもしれませんが、
心当たりのある方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。

160 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/22(金) 12:35:47.78
>>155
『星兎』寮美千子かな?

161 名前:無名草子さん[155] 投稿日:2013/02/22(金) 18:58:52.92
>>160
検索し、表紙やあらすじを確認しました。
まさしくこの本です。
少ない手がかりだったにもかかわらず、見つけてくださってありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/155-161

星兎 (日本語) 単行本 – 1999/6/1
寮 美千子 (著)
http://amazon.jp/dp/4894192128
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくたちは、みんな『うさぎ』なのかもしれない。ぼくだけじゃないよ。どこから来たのか、どこへいくのか、だれだって知らないんだ。いつ、この地上から去ることになるのか…も。宇宙一せつない、物語。「ぼくをわすれない?」「忘れないですむものなら、宇宙が終わるまで」そして、永遠が見えてしまいそうな、青。
内容(「MARC」データベースより)
どこから来たのか、どこへいくのか、だれだって知らないんだ。いつ、この地上から去ることになるのか…も。「ぼく」と「うさぎ」の宇宙一せつない物語。
続きを読む 寮美千子(りょうみちこ)『星兎』(ほしうさぎ)

倉阪鬼一郎(くらさかきいちろう)『十人の戒められた奇妙な人々』(じゅうにんのいましめられたきみょうなひとびと)

152 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/20(水) 22:14:01.43
書名、著者名どうしても思い出せなくて困っています。
おそらくあやふやな部分もあります。
[いつ読んだ]
2010年~2012年頃
[あらすじ]
普通に生活をしている一般の人がとある宗教に入り、そこで決まっている戒律を守れない為に、身を滅ぼしてゆく話
[物語の舞台となってる国・時代]
日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
黒いハードカバーで、ダークなようなポップなようなタッチで悪魔の横顔が描いてあります。
[その他覚えていること何でも]
オムニバス形式で、いろんな人がその宗教に入り・・という感じでした。
○人の○○な○○達のようなタイトルだったような気がします。
いくら検索をかけてもヒットしません・・。どうかよろしくお願いします。

153 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/20(水) 23:40:21.41
>>152
『十人の戒められた奇妙な人々』はいかがですか?
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4087747093

154 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/21(木) 23:16:54.77
>>153
>>152です。この本でした!!助かりましたありがとうございます!
早速読んでみようと思います。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/152-154

十人の戒められた奇妙な人々 (日本語) 単行本 – 2004/7/26
倉阪 鬼一郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4087747093
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
たったひとつの戒律で、“心の平安”を得られるはずだった十人。ここにしかない奇妙な味、ブラックな笑いと恐怖の全十話。
内容(「MARC」データベースより)
ウサギのぬいぐるみをこよなく愛する男、借金まみれのボーイズラブ作家…。たったひとつの戒律で「心の平安」を得られるはずだった10人。奇妙な味、ブラックな笑いと恐怖の全10話。『小説すばる』掲載を単行本化。
続きを読む 倉阪鬼一郎(くらさかきいちろう)『十人の戒められた奇妙な人々』(じゅうにんのいましめられたきみょうなひとびと)

原田宗典(はらだむねのり)「就職に失敗する方法」(『大サービス』)

150 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/19(火) 15:16:37.30
原田宗典氏のエッセイなのは確実で、もう一度読みたいのですが
どの本だったかが思い出せず困っています。

[いつ読んだ]20年~15年前位

[覚えているエピソード]
就活中の原田氏が、集団面接試験で手も足も出ないテーマを与えられ、「ふむふむ」とか「なるほどなるほど」とか、相槌だけで時間いっぱい全部乗り切る

[その他ググって調べた事]
広告代理店の面接で、「第三次オイルショックが起きたら広告代理店社員としてどうするか」がテーマ?
「吾輩ハ苦手デアル」の面接 か
「大サービス」の就職に失敗する方法 のいずれかかも?

よろしくお願いします。

197 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/20(水) 16:50:56.56
>>150
「大サービス」の就職に失敗する方法だと思われます。
たまたま「大サービス」の方だけ持っていたので確かめたら、ほぼその通りでした。
第3次オイルショックではなくて、第2次オイルショックについて各々の意見を述べなさい。
というテーマでしたが、他はその通りなので、「大サービス」でしょう。
他にTBSを受けて趣味の悪い嫌味をネチネチ言ったなんて記述もありました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/150-197

大サービス (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 1999/6/18
原田 宗典 (著)
http://amazon.jp/dp/4087470636
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「何ちゅうかこう…」いわくいいがたい日常の出来事から生まれたハラダ式おもしろエッセイがてんこ盛り。はたして「お金にならない仕事」の大切さとはなにか?本当に美しい結婚式とは?子育ての極意とは?カッチョいい煙草の吸い方、男物パンツの悲しみ、トイレの個室での危機回避策…などなど、あなたの人生にも愛と勇気と笑いをくれる読者サービス決定版。
続きを読む 原田宗典(はらだむねのり)「就職に失敗する方法」(『大サービス』)

小林多喜二(こばやしたきじ)「人を殺す犬」

145 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 00:21:20.36
手掛かりがとても少ないですが、どうかよろしくお願いします。

[いつ読んだ]1990年~2005年の間
[覚えているエピソード]
そこに至る経緯は全く覚えていませんが、何かの事情で大勢の人間の犠牲となって
ある一人の男が処刑されることになり、処刑の方法は犬に噛み殺させるというもの。
男は悪あがきせずに受け入れて処刑を待つが、犬が自分に向って解き放たれた瞬間の、最期の言葉は「おっかあ、おっかねえ」というものだった。
そこまでに特に母とのエピソードはなく、不意打ちでお母さんを呼んだのが印象的で泣いた記憶があります。
[物語の舞台となってる国・時代] 舞台は日本で、当時から見て少し前の時代のことを語っていたのかも

覚えているのはこれだけです。シリアスな感動、泣ける話だったと思います。

149 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/19(火) 12:27:10.61
>>145
人を殺す犬 小林多喜二

かな

151 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/19(火) 21:58:51.57
>>149
それです!
かなり別の作品の記憶が混ざっていたみたいです。
こんな間違いだらけの少ない手掛かりで本当にありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/145-151

老いた体操教師・瀧子其他 小林多喜二初期作品集 (講談社文芸文庫) (日本語) 文庫 – 2007/10/11
小林 多喜二 (著)
http://amazon.jp/dp/4061984926
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大正から昭和初め、働きつつ学ぶ青年多喜二は、文学への熱情、人間を抑圧する社会への怒り、知り初めた恋の苦しみをノートに書きつけ雑誌に投稿した。虐げられる弱き者への優しい眼差しと苦の根源への鋭い問いを秘めたこれら初期作品群こそは、二十九歳で権力に虐殺されたプロレタリア作家の多感な青春の碑である。八十六年ぶりに発掘された最初期の「老いた体操教師」、秀作「瀧子其他」を含む十六篇を精選。
続きを読む 小林多喜二(こばやしたきじ)「人を殺す犬」

吉本ばなな(よしもとばなな)「ムーンライト・シャドウ」

142 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/17(日) 00:14:35.13
[いつ読んだ]
 5年以内
[覚えているエピソード]
 離れている恋人(男性)のためにお好み焼きを届けたくなって
 真夜中にもかかわらず二人分のお好み焼きを女性が届けに行く(どちらかは旅館に泊まっていた…?)
[物語の舞台となってる国・時代]
 現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 自分は文庫で読みました。おそらく短編集…?
[その他覚えていること何でも]
 おそらく女性作家

143 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/17(日) 01:06:01.34
>>142
それ、カツ丼なら吉本ばなな「ムーンライト・シャドウ」(「キッチン」の続編)なんだけどな

144 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/17(日) 02:10:11.62
>>143
それかもしれません!というか多分それです!
記憶違い正すためにも読んできますね
ありがとうございました!!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/142-144

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101359137

新潮文庫
キッチン
吉本 ばなな(著)
発行:新潮社
縦16mm
197ページ
ISBN
9784101359137
初版年月日
2002年7月
書評掲載情報
2019-04-14 読売新聞 朝刊
評者: 阿部公彦(東京大学教授・英文学)
2019-03-10 東京新聞/中日新聞 朝刊
評者: 酒井順子(エッセイスト)
2012-09-09 東京新聞/中日新聞
評者: 池上冬樹(文芸評論家)
2010-06-06 毎日新聞
評者: 徳島高義(元編集者)
紹介
私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う-祖母の死、突然の奇妙な同居、不自然であり、自然な日常を、まっすぐな感覚で受けとめ人が死ぬことそして生きることを、世界が不思議な調和にみちていることを、淋しさと優しさの交錯の中であなたに語りかけ、国境も時もこえて読みつがれるロング・ベストセラー、待望の定本決定版。”吉本ばなな”のすべてはここから始まった。
続きを読む 吉本ばなな(よしもとばなな)「ムーンライト・シャドウ」

ギ・ド・モーパッサン「ジュール叔父さん」

140 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/02/11(月) 16:53:41.06
[いつ読んだ]
 30年くらい前
[あらすじ]
 少年の家族は、毎週日曜になると一家で散歩に行くのが習慣だった。
 ある日、散歩中に、波止場で若いカップルが牡蠣を食べているのを見た父は それを気に入ったらしく、少年にも牡蠣をご馳走してやろうと言い出した。
 母は高いと反対するが、父は構わず牡蠣売りに代金を払う。
 ところが、ナイフで牡蠣をこじ開けようとした時に父は一張羅のコートに牡蠣の汁をこぼしてしまい、一家は重いムードに包まれる。
[覚えているエピソード]
 一張羅のコートはいつもベンゼンの香りがしていた。
[物語の舞台となってる国・時代]
 外国
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 不明
[その他覚えていること何でも]
 短編。もしかしたら国語の教科書かもしれません。
 心当たりの方いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
 
148 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 18:36:21.40
>>140
自己レスです。
解決しました。
モーパッサン「ジュール叔父」でした。
設定言語英語にしてググったら出てきました。
お騒がせしました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/140-148

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784652201015
世界名作ショートストーリー
モーパッサン 首飾り
Maupassant, Guy de(著)平岡 敦(訳) Maupassant(著)モーパッサン ギ・ド(著 )
発行:理論社
縦190mm
181ページ
ISBN
978-4-652-20101-5
初版年月日
2015年7月
紹介
この結末は、悲劇?それとも、喜劇?-最後の1行に評価が割れた『首飾り』はじめ、フランス自然主義の巨星がのこした屈指の傑作選。
続きを読む ギ・ド・モーパッサン「ジュール叔父さん」

谷村志穂(たにむらしほ)『黒髪』(くろかみ)

137 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 01:47:22.16
すみません。
以前聞いたかもしれないですがお願いします。

[いつ読んだ]2年位前(最近なのですが、意識障害があったので忘れやすいです。すみません。)
[あらすじ]  自分のルーツを探す年配の女性の話とその生みの母親の恋愛
[覚えているエピソード]
小さな箪笥に名前が書いてある。
ロシア人のおじさんと日本女性の恋。(結構生々しい)
主人公の日本人年配女性がロシアに住んでいる弟に会いに行く。
[物語の舞台となってる国・時代]
日本(東京・北海道)・ロシア・満州・大連・・・だったかなぁ?
戦時中・現代
[本の姿 ハードカバー・挿絵:なし]
[その他覚えていること何でも] 女性作家だと思います。

138 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/08(金) 16:30:47.93
>>137
「黒髪」谷村志穂かな

141 名前:137[sage] 投稿日:2013/02/11(月) 18:28:25.96
>>138
ありがとうございます!
もう一度読みたいので探してみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/137-141

黒髪 (講談社文庫) (日本語) 文庫 – 2010/9/15
谷村 志穂 (著)
http://amazon.jp/dp/4062767627
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
りえの下に届いた一葉の写真は、自らの出生の秘密を解く鍵だった―。昭和初期の函館で亡命ロシア人一家に女中奉公に出たさわは、いつしか主人を愛するように。が、生まれたばかりの子を妻に奪われ、一家は戦火を逃れて大連へ。遊女となったさわは愛する男と子供に再会するため海を渡る…。
続きを読む 谷村志穂(たにむらしほ)『黒髪』(くろかみ)

劉郷英(りゅうきょうえい)『チョウスケとおつきさま』

131 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 11:42:49.60
[いつ読んだ]
10年ほど前だと記憶してます。

[覚えているエピソード]
・主人公が月を取ろうと頑張る
・水たまりに月が映る
・その水たまりの水をバケツですくう
・バケツの中の水面に月が映って、月を取ることができた
・朝起きてみるとバケツの中の月は消えてなくなった

[その他覚えていること何でも]
たしか主人公は動物だったと思います。

覚えているのはこれだけなのですが…
もし分かる方がいましたら、教えていただけると幸いです。

132 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 13:05:21.72
>>131
「チョウスケとおつきさま」かな

135 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 17:28:52.42
>>132
131です。お返事ありがとうございます。
調べてみたところ、これで間違いないと思います!
こんなに早く回答をいただけるとは思いませんでした!
ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/131-135

チョウスケとおつきさま (月刊こどものとも年中向き 2005年10月号) 雑誌 – 2005/10/1
劉 郷英 (著), 張 治清 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/B01I9YWYNE

チョウスケとおつきさま|福音館書店
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=2805
表紙画像有り
続きを読む 劉郷英(りゅうきょうえい)『チョウスケとおつきさま』

山中恒(やまなかひさし)『ぼくがぼくであること』

130 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 11:31:21.97
[いつ読んだ]
7~8年前

[あらすじ]
兄弟の中でひとりだけ出来が悪く母親につらく当たられている主人公が、最終的に母は可哀想な生き物なのかもしれないと思い許すまでの話

[覚えているエピソード]
ませてる妹が郵便配達員に、主人公がポストに投函した郵便物を
間違って入れちゃったから返して欲しいとぶりっこしながら頼む
父親もうだつが上がらず、主人公に兄弟みんな出来がいいんだから
お前みたいな奴がひとりくらいいてもいいというようなことを言う
最後は母親が泣きながら主人公に殴りかかってくる

[物語の舞台となってる国・時代]
70~90年代の日本

小学校高学年の時、学級文庫の20冊セットみたいなやつのなかにあってそれで読みました
2000年代に読みましたが、馴染みのないものが出てきて
疑問に思った記憶があるので出版されたのはもっと前だと思います

情報が少ないですがよろしくお願いします

133 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 13:20:41.15
>>130
山中恒「ぼくがぼくであること」でしょうか?

134 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/03(日) 15:07:24.57
>>133さん
お早い回答ありがとうございます!
それでした!

結構有名な方の作品だったんですねー

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/130-134

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784046312235

角川つばさ文庫
ぼくがぼくであること
山中 恒(著)庭(絵)
発行:角川書店 : 角川グループパブリッシング
縦180mm
281ページ
ISBN
978-4-04-631223-5
初版年月日
2012年4月
紹介
毎日毎日怒られてばっかり。勉強大キライな秀一はすっかり人生がイヤになっていた。「こんな家出てってやる!」いきおいで停車中のトラックの荷台に飛びのった秀一だったが、なんとそのトラックが山の中でひきにげをおこした!?目撃したのがバレたらヤバい。秀一は必死で夜の山道を走り、見知らぬ村へにげこんだのだが…!?初めての超田舎生活、財宝のウワサに恋の予感も。一生分の「まさか」がおこる、究極の夏休み。
続きを読む 山中恒(やまなかひさし)『ぼくがぼくであること』

松谷みよ子(まつたにみよこ)『死の国からのバトン』(しのくにからのバトン)

123 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/31(木) 14:07:42.26
お願いします

[いつ読んだ]
1985年ぐらいに図書館で借りて来ました。
[あらすじ]
小学生ぐらいの主人公(確か男の子)が、田舎で怖い体験をする話です。
展開というより、雰囲気で恐さが伝わる感じでした。
[覚えているエピソード]
エピソードというよりキーワード的に印象あった事をあげてみます。
三途の川が出てくる。
囲炉裏のある旧日本家屋。
吹雪のシーンがある。
食べた豆腐が硬くてびっくり。
ウサギを食べてる。
※一部記憶違いがあるかもしれません。
[物語の舞台となってる国・時代]
舞台は日本、時代は昭和ぐらいっぽいです。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー、少し気持ち悪い感じの男の子が表紙だったと思います。
[その他覚えていること何でも]
全体的に暗い感じの内容です。
主人公が死後の世界に迷い込む?感じだったような。
手がかり少ないですが、お願いします。

124 名前:ですな[sage] 投稿日:2013/01/31(木) 23:12:44.06
松谷みよ子「死の国からのバトン」では

126 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/02/01(金) 01:26:58.63
>>124
凄い、これだと思いますありがとう

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/123-126

死の国からのバトン (少年少女創作文学) 単行本 – 1976/2/1
松谷 みよ子 (著), 司 修 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4037193701
表紙画像有り
続きを読む 松谷みよ子(まつたにみよこ)『死の国からのバトン』(しのくにからのバトン)

篠田節子(しのだせつこ)『ブラックボックス』

118 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/28(月) 23:53:52.32
よろしくお願いします

[いつ読んだ]5年ほど前
[あらすじ] サラダ工場で働いている主人公が、工場の秘密を探る
[覚えているエピソード] 友人の失踪は真実を知って消されたのでは、というようなことを話していた
[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その他覚えていること何でも]女性セブンとか、ああいった週刊誌に載っていた連載物で、たしかタイトルは「フレッシュ」だったような気がします。

119 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/29(火) 01:44:00.45
>>118
ブラックボックス: 篠田節子
週刊朝日連載の単行本化みたいです

122 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/30(水) 01:49:02.67
>>119
あらすじ読んでみました、これです!
タイトルまったく違ってましたね。どおりで見つからないわけだ…。
続きが気になっていたので、最初からちゃんと読んでみます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/118-122

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784022648211

文庫
ブラックボックス
篠田節子(著/文)
発行:朝日新聞出版
文庫判
縦148mm 横105mm
ISBN
9784022648211
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
書店発売日
2016年9月7日
紹介
【文学/日本文学小説】真夜中のサラダ工場、最先端のハイテク農場、地産地消を目指す給食現場……。利益を追求し、科学技術を駆使した果てに現れる「食」と環境の崩壊連鎖を、徹底した取材と一流のサスペンスで提示する、エンターテインメント超大作。
続きを読む 篠田節子(しのだせつこ)『ブラックボックス』

井上夢人(いのうえゆめひと)『あくむ』

116 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 21:16:00.43
宜しくお願いします

[いつ読んだ]
数年前

[あらすじ]
短編集で5作程収録 ホラー、ミステリーの類
タイトルに 「悪 または 夢 悪夢」のどれかがあった気がする

[覚えているエピソード]
男がずっと悪夢を見ている
人に襲われ拘束されている
どうにか脱出を試みるが上手く行かない

ネタバレ注意(クリックで開閉)
男は事故により手足を失いそれを認めたくないがための現実逃避で夢を見続けていただけで実は病院のベッドの上であった

また別に一話
自分は吸血鬼の子孫だと信じ
同僚の女性の首に噛みつくが実際は血はまずかった
ネタバレ注意(クリックで開閉)
女性は主人公の自室で死亡 
これは夢だと言い聞かせてはみたが翌朝も亡くなった女性の遺体はそのままであった

[物語の舞台となってる国・時代]
日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
全体が黒く中心に光のようなデザイン?
文庫

[その他覚えていること何でも]
作者の名前に「人」と言う字があったような・・・あいまいですが

117 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/28(月) 21:14:09.41
>>116
あくむ(井上夢人)

215 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/03/29(金) 17:59:55.22
>>117
遅くなりました

おかげで再購入できます
ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/116

あくむ (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 1996/8/20
井上 夢人 (著)
http://amazon.jp/dp/4087485072
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
盗聴、その秘密の趣味にのめりこんだ時から、僕の生活は変わった。(「ホワイトノイズ」)ここは病院らしい。両眼を包帯で巻かれた私に誰かが近づいてくる。(「ブラックライト」)高校生のころ私は、人々と自分が違う「種」であることを知った。(「ブルーブラッド」)夢なのか、現実なのか、すべてがあいまいなまま“恐怖”という感覚に集約されてゆく。覚めやらぬ“あくむ”そのままの5つのホラーストーリー。
続きを読む 井上夢人(いのうえゆめひと)『あくむ』

宮木あや子(みやぎあやこ)「憧憬☆カトマンズ」(どうけい☆カトマンズ)

113 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/26(土) 20:32:58.38
携帯からですみません
[いつ読んだ]3~4年前
[あらすじ]主人公は30前後の女性。仕事が派遣?のサポセンの苦情係みたいなので受け流すのが得意。職場の男性とだらだら不倫している。パンク?ロック好きの親友がいる。その親友は年下に惚れている
[国、時代]現代の日本
[本の姿]覚えてません
[その他]恋愛系アンソロジー小説の一遍。著者も20代だったと思います。確か話のタイトルに☆がついたと思います

114 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/27(日) 01:45:22.02
>>113
なんか読んだことあるかなって思って近くの図書館の蔵書「☆」で検索したら

憧憬☆カトマンズ 宮木あや子ってのが出てきた

115 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/27(日) 08:09:17.37
>>114
ありがとうございます!「29歳」というアンソロジー小説に載ってたようです!宮木あや子さんだったんですね、家にたまたま購入してみた野良女があったのでびっくりしてしまいました

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/113-115

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784532170875

29歳
中上 紀(著)宇佐美 游(著)宮木 あや子(著)山崎 ナオコーラ(著)柳 美里(著)柴崎 友香(著)栗田 有起(著)野中 柊(著)
発行:日本経済新聞出版社
縦200mm
339ページ
ISBN
978-4-532-17087-5
初版年月日
2008年11月
紹介
「本作り」を目指して会社を辞めた書店アルバイト(『私の人生は56億7000万年』)。地元大阪の実家で暮らす電機設備会社社員(『ハワイへ行きたい』)。友人の夢に乗りアジアに旅立つファッションビル営業職(『絵葉書』)。小三の男の子が家に遊びに来る老舗企業の一般事務職(『ひばな。はなび。』)。妻子あるエグゼクティブと関係を続ける財閥系企業秘書(『雪の夜のビターココア』)。主婦を夢見る中途採用の同族経営会社社長秘書(『クーデター、やってみないか?』)。猫とふたり暮らしのデパート園芸売り場店員(『パキラのコップ』)。IT企業サポートセンター勤務の派遣社員(『憧憬☆カトマンズ』)。29歳独身女性8人の”等身大”の物語。
続きを読む 宮木あや子(みやぎあやこ)「憧憬☆カトマンズ」(どうけい☆カトマンズ)

安房直子(あわなおこ)「銀のぬい針」(日本児童文学者協会『だいすき少女の童話 3年生』)

107 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/25(金) 16:19:26.48
中途半端に思い出してしまいどうしても気になるので助けて下さい……

[いつ読んだ]
7年程前ですが、その時点でだいぶ古い本だったように思います。
[あらすじ]
喉に魚の骨が刺さって取れなくなってしまった主人公が、それを取ってもらうために病院らしき場所を訪れる。無事骨は取れたが、休んでいると奥の部屋で何か気配。
覗いてみると女性が、主人公の喉から取った骨を縫い針にして、魚の皮?を縫っている。
このままだとそれを着せられて、魚にされてしまうと気付いた主人公はそこから逃げ出す。
[覚えているエピソード]
・魚はサンマだったような気がします
・主人公がもらった飴をなめているシーンがありました
[物語の舞台となってる国・時代]
日本?
[その他覚えていること何でも]
全体的に幻想的な文体でした。読むだけで魚の鱗のきらきら感が伝わってくるような。
短編集の中の一つだったようにも思います。

どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。お願いします。

109 名前:ですな[sage] 投稿日:2013/01/26(土) 09:24:14.92
>>107
安房直子「銀のぬい針」はいかがでしょう
「だいすき少女の童話〈3年生〉」に収録されているようです

110 名前:107[sage] 投稿日:2013/01/26(土) 13:22:57.99
>>109
確認してみたらその作品でした!
すっきりしました、ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/107-110

だいすき少女の童話〈3年生〉 単行本 – 1990/12/1
日本児童文学者協会 (編集)
http://amazon.jp/dp/4039171306
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
みつけてごらん、きみのような女の子。現代の少女たちのために、全国の童話作家がすてきな作品を書きおろしました。学校や友だちの話から、ちょっとふしぎなできごとまで、少女の気持ちがぎゅっとつまった短編集です。
続きを読む 安房直子(あわなおこ)「銀のぬい針」(日本児童文学者協会『だいすき少女の童話 3年生』)

佐々涼子(ささりょうこ)『エンジェルフライト  国際霊柩送還士』(エンジェルフライト  こくさいれいきゅうそうかんし)

98 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 20:34:14.74
●質問テンプレ
[いつ読んだ]年末の新聞広告
[あらすじ]国外で亡くなった人は棺に入って飛行機で帰ってくるが、それに寄りそう専門職の話
[覚えているエピソード]
[物語の舞台となってる国・時代]飛行機の中
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハード 1700円くらい
[その他覚えていること何でも] あまり聞いたことのない女性作家
関係ないけどアルジェリアで亡くなった人も専用の人に付き添われて帰ってくるのかなと思いました

よろしくお願いします

99 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 21:15:40.92
>>98
佐々涼子「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」

かな?
自分は読んでいないが、内容からしてこれではないかと

100 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 21:40:43.88
98です
ありがとうございました 書店にいってみます

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/98-100

エンジェルフライト 国際霊柩送還士 (集英社文庫) (日本語) 文庫 – 2014/11/20
佐々 涼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4087452522
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
異境の地で亡くなった人は一体どうなるのか―。国境を越えて遺体を故国へ送り届ける仕事が存在する。どんな姿でもいいから一目だけでも最後に会いたいと願う遺族に寄り添い、一刻も早く綺麗な遺体を送り届けたいと奔走する“国際霊柩送還士”。彼らを追い、愛する人を亡くすことの悲しみや、死のあり方を真正面から見つめる異色の感動作。第10回開高健ノンフィクション賞受賞作。
続きを読む 佐々涼子(ささりょうこ)『エンジェルフライト  国際霊柩送還士』(エンジェルフライト  こくさいれいきゅうそうかんし)

姫野カオルコ(ひめのカオルコ)『変奏曲』(へんそうきょく)

95 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/22(火) 00:28:26.62
携帯からなので、改行等読み辛かったらすみません。
[いつ読んだ]
・2000年~2005年前後
[あらすじ]
・高貴な生まれ(?)の双子の姉弟の退廃的な恋愛小説。転生物
[覚えているエピソード]
・双子の弟は姉に恋愛感情を持っているが、姉には婚約者が居る
・明治くらい→大正くらい→戦前くらい→現代と双子の姉弟として転生を繰り返す
・どこかの時代で、姉のベッドに入って自慰をする弟を姉が咎める
・アトリエみたいな場所で姉と婚約者がセックスをしているのを弟が目撃する
・現代では姉の生理のシーンがあった
・転生しても常に姉には婚約者的な存在が居る
・どの時代でも姉弟は身体の関係を結ぶが、どちらかがそのあと死ぬ(消える?)
[物語の舞台となってる国・時代]
・上記の4つの時代の日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
・くすんだ黄色っぽい表紙の文庫
・テカテカしたカバーではなく、新潮社文庫みたいなカバーでした
[その他覚えていること何でも]
・女性作家で、作者名の一部に「さくら」(桜・櫻だったかも)が入っていた
・ざくろ、という単語がキーワード的に出てきたような
・それぞれの時代の短編が連作になっていて、続けて読むと一つの形になる
・登場人物は前世の記憶が無い
・常に姉弟間では姉が強く、弟を下に見ている感じでした

様々な単語でググってみましたが見つからず…。
思い当たる方がいらしたらどうぞよろしくお願いします。

96 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/22(火) 01:37:25.07
>>95
姫野カオルコ「変奏曲」かな?
作者の名前に桜は入りませんが、ストーリーがよく似てる気がしするのでよかったら検索してみて下さい

97 名前:95[sage] 投稿日:2013/01/22(火) 08:39:23.87
>>96
うわー!!それです!!!!
お答え頂いたレスを見た瞬間、全部思い出しました!
検索して確認しましたが、自分の記憶違い甚だしく悶絶しております。
『カオルコ』をずっと『さくらこ』だと思い込んでました…
ググっても出ないはずだ…orz

何年も探していたのでめちゃくちゃ嬉しいです。
本当にありがとうございました!!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/95-97

変奏曲 (角川文庫) (日本語) 文庫 – 1995/1/1
姫野 カオルコ (著)
http://amazon.jp/dp/4041835038
表紙画像・試し読み有り
内容(「BOOK」データベースより)
血の絆で結ばれた洋子と高志。異なる性の双子が貪る、耽美な禁断のエロティシズム。それは、洋子の婚礼が近づくにつれ、哀しく顕在化していった…。幻想は現実に、情念は行為へ。時代を超えて幽玄世界へと誘う現代のロマネスク文学。
続きを読む 姫野カオルコ(ひめのカオルコ)『変奏曲』(へんそうきょく)

東郷隆(とうごうりゅう)『青銭大名』(あおぜにだいみょう)

91 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/19(土) 23:02:56.01
[いつ読んだ]数年前
[あらすじ]戦国時代の忍びの夫婦が主人公。妻は幻術を得意とした。
[覚えているエピソード] 妻は押しかけ女房で、夫は表向きは僧職。
[物語の舞台となってる国・時代] 戦国時代、信長がまだ幼児だった頃
[その他覚えていること何でも]
朝日新聞の連載小説でした。

ググってもそれらしいタイトルが探し出せず、作者名もわからず、途方にくれてます。挿し絵も好きでした。
よろしくお願いいたします。

92 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/20(日) 09:39:47.22
>>91
最近だけど、東郷隆「青銭大名」でしょうか?

93 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/20(日) 13:45:03.32
>92
たぶんそれだと思います!ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/91-93

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784022509277

青銭大名
東郷 隆(著)
発行:朝日新聞
縦200mm
445ページ
ISBN
978-4-02-250927-7
初版年月日
2012年2月
紹介
織田は、一代にして成らず-。貨幣経済という新しい”軍事力”をもって天下統一の礎を築いた信長の父・信秀の生き様を、博覧強記の著者が、実史料を下敷きに自由闊達に描く。
続きを読む 東郷隆(とうごうりゅう)『青銭大名』(あおぜにだいみょう)

小檜山博(こひやまはく)「ある読者」

87 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/17(木) 11:59:43.17
本自体じゃなくて作家が分かればと思います。
どうぞよろしくお願いします。

[いつ読んだ]5年以上前で、15年よりは前じゃない。
[あらすじ]作家のエッセイで、靴磨きの女性との間にあった話です

[覚えているエピソード]
作家の人が色々書く時に行き詰まっている時に、たまたま街角で靴磨きをしてもらう。
靴磨きのおばちゃんの傍らに、自分の書いた本があった。
靴磨きをしている人は本なんか読まないというちょっと悪い先入観のあった作家は、自分のだと言わず
「へぇ、本なんて読むの」みたいにちょっと意地悪く言う。
そしたらおばちゃんは
「はい、お金があるわけではないので、図書館で借りますが…
この人の本は面白いです。中でも●●という本がとても面白かった。
書いた中で一番読みたいのは○○という本だけれど、その本はいつも貸し出し中なので、いつかは読みたい。」
という様なことを言い、すっかり感激した作家は次は○○の本を持っておばさんの所を訪れる。
こういう読者がいることを思うと、書くことに迷いがなくなった
…という様な話だったと思います。
[物語の舞台となってる国・時代]現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
雑誌でした。
飛行機か列車内だけの独自の機内誌か、銀行とかに置いてあった普通の週刊誌とかで読んだと思います。
[その他覚えていること何でも]
男性の作家でした

88 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/17(木) 13:41:56.99
>>87
自分もいい話だなと思ったので
「靴磨きの女性 図書館 本」
で検索してみたらそれらしいエピソードが引っかかってきた

作家は小檜山博さん?

「小檜山博 連載 靴磨き」
で検索すると、そのエッセイを読んだいろんな人の感想が出てくる

JR北海道の車内誌で2010年3月号に掲載されたらしいから、ちょっと年代は合わないけど

89 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/17(木) 14:57:57.47
>>88
小檜山博さんで間違いなさそうです!
年代は、自分が働いていて列車や飛行機に乗っていた期間を書きましたが、そういえばその頃に一度急な不幸で自分一人で列車に乗りました。
思ったより最近だったのに覚えていられなかった自分にビックリ、ガッカリです…

大変スッキリしました。
小檜山博さん、読んでみようと思います。

90 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/17(木) 15:16:20.07
すいません、興奮してお礼が抜けてました。
どうもありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/87-90

人生讃歌 (河出文庫) (日本語) 文庫 – 2016/9/6
小檜山 博 (著)
http://amazon.jp/dp/4309414788
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
極貧の絶望にあっても、ひたむきに生きた。人の情けに涙し、人の温もりに支えられた―。北の原野での幼少時代、苦悩と挫折の日々、作家という見果てぬ夢…。時が流れ、振り返れば苦難の道もすべて輝く。人間の原点にある優しさを見据え、人生に深き愛おしみをこめた感涙のエッセイ四十九篇。
続きを読む 小檜山博(こひやまはく)「ある読者」

山田詠美(やまだえいみ)『ジェントルマン』

83 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/15(火) 22:36:03.77
[いつ読んだ]去年か一昨年。学校の図書室だから出版日は不明
[あらすじ] 主人公の通う高校にイケメンの転校生が来る。
後にそのイケメンに主人公の所属する華道部の顧問(女性)をレ○プするから手伝えと言われ手伝う。
主人公はなぜか襲われる顧問よりもイケメンの体に目が行く。目が離せなくなる
そのあと主人公がイケメンを襲う(襲わなかったかも)ゲイバーとかも出てくる
[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
黒いハードカバーで銀色の装飾など、挿絵は一切なし
[その他覚えていること何でも]
ゲイバー、桜の木、豪邸、墓場の見える安アパート
こんなかんじですかね。誰かわかりませんか?
一般書籍です!BL本じゃないんです!

84 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/15(火) 23:25:46.47
>>83
知恵袋にて発見しました。
山田詠美のジェントルマンという小説でした。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/83-84

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784062778756

講談社文庫
ジェントルマン
山田 詠美(著/文)
発行:講談社
文庫判
256ページ
ISBN
9784062778756
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
書店発売日
2014年7月15日
紹介
眉目秀麗、文武両道にして完璧な優しさを持つ青年、漱太郎(そうたろう)。しかしある嵐の日、同級生の夢生(ゆめお)はその悪魔のような本性を垣間見る――。天性のエゴイストの善悪も弁(わきま)えぬ振る舞いに魅入られた夢生は、漱太郎の罪を知るただ一人の存在として、彼を愛し守り抜くと誓う。切なくも残酷な究極のピカレスク恋愛小説。
第65回野間文芸賞受賞作
続きを読む 山田詠美(やまだえいみ)『ジェントルマン』

杉みき子(すぎみきこ)「わらぐつのなかの神様」

68 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 08:05:00.38
[いつ読んだ 25年くらい前、教科書で
[あらすじ]
雪国の兄妹の話。
[覚えているエピソード]
・スキーの授業をした?
・長靴の中が濡れてしまったので、お母さんかおばあちゃんが、新聞紙を丸めて詰めて、「こうすると早く乾くんだよ」と教えてくれる

[物語の舞台となってる国・時代]25年以上昔の、(おそらく昭和)日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]教科書
[その他覚えていること何でも]
教科書で読んだのは間違いないとおもいます。よろしくお願いします。

69 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 08:08:14.86
「わらぐつの中の神様」杉みき子

70 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 11:03:47.16
>>69
ありがとう!ありがとう!こんなに素早い回答初めてです。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/68-70

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784265085057

はじめてよむ日本の名作絵どうわ
わらぐつのなかの神様
児童図書
杉 みき子(著/文)加藤 美紀(イラスト)宮川健郎(編集)
発行:岩崎書店
A5判
64ページ
ISBN
9784265085057
Cコード
C8393
児童 全集・双書 日本文学、小説・物語
書店発売日
2016年3月16日
続きを読む 杉みき子(すぎみきこ)「わらぐつのなかの神様」

水木楊(みずきよう)『砂城』(さじょう)

66 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/08(火) 02:24:35.79
[いつ読んだ]12~13年前「週刊ダイヤモンド」で連載されていた小説。
[あらすじ]
 主人公は、大手都市銀行の監査部門に勤める元ディーラーのバンカー。
 シンガポールの支店で不正が行われている旨の情報(「青い虎が云々」)を入手し、部下と共に現地へ。
 シンガポールにはかつての同僚である凄腕ディーラーが待っている。

ネタバレ注意(クリックで開閉)
(この人が黒幕)

 調査を進めていく内に、部下が謎の死を遂げ・・・。

[物語の舞台となってる国・時代]現代の日本・シンガポール
[本の姿]
 「週刊ダイヤモンド」で連載されていた小説。単行本化されていれば是非読みたい。

 宜しくお願いします。

67 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/08(火) 03:37:34.94
「砂城」水木楊

73 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/09(水) 02:04:13.64
>>67
調べてみたら確かに「砂城」でした!
ありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/66-73

砂城 (日本語) 単行本 – 2000/2/1
水木 楊 (著)
http://amazon.jp/dp/4478930384
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
巨額損失隠しを告発したアシスタント・ディーラーが死んだ。シンガポール支店に乗り込む本店検査部。事件の鍵を握るのはインターバンク・ディーラーの沖鳥とその恋人アジだ。二人の関係にも重大な秘密が隠されていた。沖鳥とアジの運命は?巨大銀行シンガポール支店。損失隠しの裏を暴く国際金融サスペンス。
続きを読む 水木楊(みずきよう)『砂城』(さじょう)

ディーン・R・クーンツ『12月の扉』(じゅうにがつのとびら)

61 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/05(土) 15:31:58.40
お願いします

[いつ読んだ]
15年から20年程前
[あらすじ]
マゾヒストの気がある若い女性が主人公。
自分を圧倒的に支配してくれる存在を常に探している。
[覚えているエピソード]
得体の知れない、目には見えない巨大な力(空気の塊?)に主人公が襲われる。
死んでしまうかもしれない程の力に、自分が求めていたのはこれだと思って恍惚となる。
[物語の舞台となってる国・時代]
たぶんアメリカだったと思う。時代は現代。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
文庫。挿絵や装丁は覚えていません。
[その他覚えていること何でも]
主人公は幼い頃、性的虐待をされていたかもしれません。
そのためか、自分を大切にしない傾向にあったかも。
一冊全部同じ話ではなく、短編集だったような……。
翻訳もののSFです。

62 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/05(土) 19:51:43.49
>>61
マゾ女性が主人公でもないし、短編集という点にも合致しないんだけど
「覚えているエピソード」にとてもよく似たシーンがクーンツの「12月の扉」の中にあった

63 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/05(土) 22:41:14.24
>>62
調べてみたら『12月の扉』で間違いありませんでした。
主人公がどういう人物であったのか勘違いしていたのに、こんなに早くレスをいただけて嬉しいです。ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/61-63

12月の扉〈上〉 (創元ノヴェルズ) (日本語) 文庫 – 1989/3/1
ディーン・R. クーンツ (著), 細美 遥子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4488800068
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
少女メラニーは、雨に濡れる街角を全裸でさまよっていた。少し離れたとある家の実験室には、全身を叩きつぶされた父親の死体が横たわっている。報せを受けてローラは震えた。夫が娘を連れて姿を消してから6年の月日が流れていた。そして再会。だが娘の心は虚ろで口もきけず、ローラのこともわからない。夫は娘を実験台に何かしていたらしい…。その夜、独りぼっちの病室で少女は突然口を開いた。「扉が、12月への扉が…だめえ!」
続きを読む ディーン・R・クーンツ『12月の扉』(じゅうにがつのとびら)

松田瓊子(まつだけいこ)『紫苑の園・香澄』(しおんのその・かすみ)

53 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/02(水) 09:56:11.82
お願いします。

[いつ読んだ]7~10年前

[あらすじ]
父親は海外勤務、母親は入院中の少女が下宿することに。
優しくも教育的な下宿屋の夫人や仲間たちに囲まれて、日々を謳歌し成長する。
帰省した下宿屋の息子と恋に落ちるも、母と同じく病弱な体質が発覚し…

[覚えているエピソード]
・下宿屋の娘は主人公と同い年で、若草物語のジョーのような子
・その下にこまっしゃくれた幼児の弟がいる
・周囲に馴染もうとしないクールな少女(同じく下宿生)もいたり
・下宿屋で慈善事業のバザーを企画

[物語の舞台となってる国・時代]
日本・昭和初期?

[本の姿]
文庫

[その他覚えていること何でも]
・作者は舞台と同時代のお嬢様で、夭逝し1、2作しか残されていない
・「幻の少女小説」を再発掘しました!的な企画出版
・海外の名作物の影響大

古式ゆかしいというか、赤毛のアンやクオレのような読後感でした。
道徳的なのですが、書かれた時代的にその道徳が非常に古く(善人な寮母だが主人公が病弱なので息子との交際には難色、とか)
読んでてウヘァになるのが新鮮で楽しかった記憶があります。

54 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2013/01/02(水) 13:31:01.50
>>53
松田瓊子っぽいな
このへんかな

55 名前:53[sage] 投稿日:2013/01/02(水) 18:15:57.76
>>54
ああ、それだー。ありがとうございます。
無性に清く正しい世界に浸りたくなったので行って来ます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/53-55

紫苑の園/香澄 (小学館文庫) (日本語) 文庫 – 2000/4/1
松田 瓊子 (著)
http://amazon.jp/dp/4094044116
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
薔薇の匂う春の夕暮れ、女学生の香澄は武蔵野郊外にある寄宿舎「紫苑の園」に入園する。園を営む西方夫人に温かく見守られ、ルッちゃん、マリボ、横ブら寄宿生と愉快な騒動を引き起こす日々。が、病気の母が遂に還らぬ人に。悲しみに沈むなか、母の死と正面から向き合った香澄は、自らの“癒える力”を見いだす。やがて親友の兄に心ひかれ…。すがすがしい微風が薫り、感動を呼ぶ少女小説。美智子皇后が愛読した夭折の作家、松田瓊子が描いた清純な世界。
続きを読む 松田瓊子(まつだけいこ)『紫苑の園・香澄』(しおんのその・かすみ)

宮部みゆき(みやべみゆき)『レベル7』(レベルセブン)

38 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 23:20:17.71
[いつ読んだ]三、四年前 それほど古い小説ではなかったと思います。

[あらすじ]記憶喪失の男女が同じ部屋(たしかマンションの一室?)で目が覚める。
男女どちらも記憶がなく2人の関係もわからず、なぜここにいるのか…状態。
その後どうなったかはうろ覚えですが、2人は確か婚約者かで、男性が殺人現場かなにかを見て記憶を消された…的な展開だったような気がしますが色んなほかの話と混ざってるかもしれません。

[覚えているエピソード]・ 部屋のなかに包丁があって、それを見ても、(たしか)男性がそれを包丁と認識できなくなっていて、でも何かを思い出しかけて、自分が殺人等したのでは…?と考えるシーンがありました。

物語の舞台となってる国・時代] 現代

[本の姿]ほとんど文庫しか読まないので文庫だと思います

[その他覚えていること何でも]話の始まりが男性の目が覚める場面で、白い壁の描写からはじまったような気がします。

39 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 23:23:07.16
>>38
宮部みゆき「レベル7」

40 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 23:33:51.55
>>39
うわっなんで思い出せなかったか謎なくらい有名どころでしたね
ものすごく恥ずかしいです。すみません…
超即レスありがとうございます!!!ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/38-40

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101369129

新潮文庫 み-22-2 新潮文庫
レベル7(セブン)
文庫
宮部 みゆき(著/文)
発行:新潮社
文庫判
縦151mm 横106mm 厚さ22mm
重さ 355g
784ページ
ISBN
9784101369129
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
続きを読む 宮部みゆき(みやべみゆき)『レベル7』(レベルセブン)

宮本輝(みやもとてる)「蝶」

35 名前:無名草子さん[] 投稿日:2012/12/20(木) 11:59:51.10
[いつ読んだ]三年前、予備校生のころにもしだったか授業だったかの課題文で、どこかの大学の過去問であった可能性も
[あらすじ]
[覚えているエピソード] 蝶とその標本、床屋がでてくる。主人公は客。その後床屋が行方不明になっていたかもしれない。
[物語の舞台となってる国・時代] 現代
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
[その他覚えていること何でも] 北九州予備校だった

36 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 13:51:29.78
>>35
宮本輝の短篇「蝶」かも知れない。
NHKのラジオ文芸館で聞いた記憶がある。

52 名前:無名草子さん[] 投稿日:2013/01/01(火) 22:08:30.76
>>36
確認できました。それで合ってました。ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/35-52

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784167348243

文春文庫
星々の悲しみ
宮本 輝(著/文)
発行:文藝春秋
文庫判
272ページ
ISBN
9784167348243
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
初版年月日
2008年8月
書店発売日
2008年8月5日
続きを読む 宮本輝(みやもとてる)「蝶」

飯野真澄(いいのますみ)『真夜中は猫のはじまり』(まよなかはねこのはじまり)

34 名前:無名草子さん[] 投稿日:2012/12/20(木) 05:42:34.51
[いつ読んだ]10~13年くらい前、7~8年前にも再読したような

[あらすじ]あまり覚えていないけど、女子高生と喋る猫がでてくる中高生向けの青春成長もの

[覚えているエピソード] 物語冒頭、きっかけは特にないが急にある晩何か力がみなぎったような感覚になり、バイオリズムやタロット占いなど何を試してみても絶好調の結果が出る。
猫と喋れるようになる。
あと猫が光合成できるようになる、確か猫の名前はチビ

[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本

[その他覚えていること何でも] 確か女性作家だったと

記憶が曖昧ですみません
よろしくお願いします

43 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/22(土) 23:23:07.86
>>34真夜中は猫のはじまり?

44 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/23(日) 10:32:00.38
>>43
それです!
どうもありがとうございます!
2度も読んだのにタイトルわからなくなってもやもやしてたのでわかって良かったです、ありがとうございます!

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/34-44

真夜中は猫のはじまり (ヤング・アダルト文庫) 新書 – 1992/8/1
飯野 真澄 (著)
http://amazon.jp/dp/4265052029
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ふーっとカーテンが舞い上がり、窓辺に誰かの声がした。「風は吹きますよ。今夜あたり…」その時、あたしの中に走ったひとすじの光。予感…。猫!そうだ…、真夜中は猫のはじまり。あたしたちの世界が、いま始まろうとしている。よどんだ空気の夏の絶望を吹きとばして、あたしは今夜、キリリと猫になる。
続きを読む 飯野真澄(いいのますみ)『真夜中は猫のはじまり』(まよなかはねこのはじまり)

ポール・フライシュマン『半月館のひみつ』(はんげつかんのひみつ)

32 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/19(水) 21:12:46.58
[いつ読んだ]
15年ぐらい前 小学校の図書室で読みました

[あらすじ]
耳が聞こえない(だったかな?)少年が老婆の屋敷に監禁される話

[物語の舞台となってる国・時代]
西洋風。ブーツやシチューなどが出てきた覚えがあります。

[本の姿]
ハードカバーで雪を背景にピエロのようなメイクをした老婆と監禁された少年が表紙だった気がします。

あやふやですみませんがよろしくお願いします。

33 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 00:01:26.03
>>32
ポール・フライシュマン/著『半月館のひみつ』はいかがでしょうか?
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4036083007

37 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/12/20(木) 14:36:36.47
>>33
これです! ありがとうございます
記憶が曖昧すぎて自分ではとても探せなかったので非常に助かりました

この本のタイトル(題名)教えて! その11
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1352499662/32-37

半月館のひみつ (新・世界の子どもの本) 単行本 – 1993/10
ポール・フライシュマン (著),‎ 浅野 輝雄 (イラスト),‎ Paul Fleischman (原著),‎ 谷口 由美子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4036083007
表紙画像有り

内容(「BOOK」データベースより)
町に出かけた母さんが、二日たっても帰りません。おまけに、雪までふりだして…。心配になったアーロンは、母さんをさがしにとびだしました。森で道にまよい、たどりついたのは不気味な宿屋〈半月館〉。そして、あらわれたのは…。くずれおちそうな館を舞台に、口のきけない少年が活躍する、スリルいっぱいの冒険ファンタジー。ニューベリー賞作家の才気あふれる力作。
続きを読む ポール・フライシュマン『半月館のひみつ』(はんげつかんのひみつ)