782 名前:無名草子さん[] 投稿日:2016/02/27(土) 06:13:58.99
剣術家を主人公にした小説の短編集ですが、再度読みたいと思い長年探しております。
[いつ読んだ]
40年くらい前
[あらすじ]
短編集です。覚えている内容は以下の通り。
[覚えているエピソード]
●若い手裏剣修行者同士が決闘し、一方が首に手裏剣が刺さって死ぬ。
生き残った若侍は死んだ若侍の叔父で剣術の達人に決闘を申し込まれる。
手裏剣の師匠から蟹目の大事を教わり決闘に望む。
相手の瞳が大きく見え、手裏剣を放ったところで終わり。
●二人の剣術修行者が互いにライバル視し合って修行に励んでいる。
墓石か何かを掘る時間を密かに争う。
間合いの極意を掴むため、一方(A)は自分の目に針だったか短刀だったかを突き立ててぎりぎりで止める稽古をする
もう一方(B)は、自分の息子の目で同じ稽古をする。
(B)は、猛勉強をして目が悪くなる。
(B)は、殿様に間合いの極意を教えてくれといわれ殿様の前で息子の目を突くが
目が悪くなっていたため失敗し目を突いてしまう。
息子は自分が動いたせいで失敗しましたという。このあと忘れました。
●剣術・柔術・馬術の名人である浪人が主人公。
ある日暴れ馬に飛び乗って両脚で胴を締めながら鳥居を掴んで馬をぶら下げて取り押さえる。
その手柄により仕官して武術を指導するようになる。
柳生流の剣客と御前試合をして勝利する。
藩に陳元贇がやってきて殿様の命令で柔術の試合をする。
いい勝負ができたと満足していたら、陳元贇に「貴方は強かった。この字を書くのに苦労した」と言われ、試合場を見ると地面に「陳」の字が書かれていた。
以後、柔術の指南をするのは止めてしまう。
●とある村に剣術で有名な老人の医者がいる。
実は盗賊でもある。
若侍が剣術の弟子入りをする。娘が医術の弟子(ちょっとあやふや)。
あるとき、盗賊の正体ではないかと疑われるが片足が悪くとても無理だということで疑いが解ける。
実は、医者の家の馬屋番が盗賊の弟子。
剣術・医術・盗賊全てで後継者ができて良かったと医者が言ったところで終わり。
この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/782
この本のタイトル(題名)教えて! その15 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1618592417/47
当記事のコメント欄でプチトマト様に情報をご提供いただいたことにより、解決いたしました。
参考:https://honraku.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8746378
剣士秘伝 (ROMANBOOKS) Kindle版
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南条範夫新残酷全集〈〔第5〕〉剣士秘伝 (1966年) (Tokyo books) 新書 – 古書, 1966/1/1
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南条範夫 著. 剣士秘伝, 東京文芸社, 1975.
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南条範夫 著. 剣士秘伝, 講談社, 1960, (ロマン・ブックス), 10.11501/1648269.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001008105
目次・個人送信有り
管理人さま
「蟹目」という言葉に見覚えがあり、本の探偵団を検索しましたら、南條範夫(なんじょうのりお)『剣士秘伝』(けんしひでん)で解決したようです。
https://honraku.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=8746378
本の探偵団で解決済みだったのですね。
教えてくださってありがとうございます(o´∀`o)
編集させていただきました。