489 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 16:48:55.01
[いつ読んだ]呼んではいません。今年に入ってからの地方紙の書評欄で。
[あらすじ]「兄と妹」という存在やその関係を、名作と呼ばれる文学からたどって分析する、という作品だったと思います。
[覚えているエピソード] 覚えていません
[物語の舞台となってる国・時代] 覚えていません
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] これも覚えていません
[その他覚えていること何でも]
兄妹関係という、ともすればライトノベルっぽい、エロゲーっぽい題材を大まじめに考察した本だったような…。
サブカル的というより、文学的なアプローチだったと思います。
最終的には、「兄にとっての都合の良い妹とは、女性としての自尊心や人格という物を手に入れる以前の、シャーマン的存在である」
といった感じの悲観的な書評だったように思います。
490 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 20:34:31.95
柳田國男『妹の力』とか、倉塚曄子『巫女の文化』とか
であるわけないか‥
491 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 22:27:04.95
>>489
大塚英志「「妹」の運命―萌える近代文学者たち」
適当にググったけどこれ?
発行年月が今年だし読書メーター見ると内容もそれっぽい
492 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/05/03(火) 23:03:04.64
>>491
おお!これです!ありがとう御座います。
この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/489-492
「妹」の運命―萌える近代文学者たち 単行本 – 2011/2
大塚 英志 (著)
http://amazon.jp/dp/4783716684
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
この国の文学史は「妹」をめぐる捏造・凌辱・隠蔽を経て成立している。なぜ「妹」なのか?「妹萌え」という病理を摘出し、近代文学の起源に巣食うナショナリズムへの傾斜を糾弾する。「現代詩手帖」連載時から話題をよんだ問題評論、待望の刊行。
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011102121-00
タイトル 「妹」の運命 : 萌える近代文学者たち
著者 大塚英志 著
著者標目 大塚, 英志, 1958-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 思潮社
出版年月日等 2011.1
大きさ、容量等 236p ; 19cm
ISBN 9784783716686
価格 2200円
JP番号 21893659
NS-MARC番号 126874900
出版年(W3CDTF) 2011
件名(キーワード) 日本文学–歴史–明治以後
件名(キーワード) 兄弟
[上位語] => 家族
NDLC KG311
NDC(9版) 910.26 : 日本文学
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語