ユーリイ・イワノフ『九〇〇日の包囲の中で』(キュウヒャクニチノホウイノナカデ)

522 名前:無名草子さん[] 投稿日:02/04/19(金) 00:55
10年以上前に1度読んだ本なんですが、
小中学校の図書室においてあるような児童向けのもので、作者の自伝的内容だったと思います。
ほんとうに細かいディティールしか覚えていなくて、

●たぶん戦時中のロシア(ソ連)かどこか、深刻な物不足に悩まされている。
●主人公は15歳前後の少年で、閉鎖された動物園の動物たちの飼育を手伝っていた。
●エサが無いのでヌイグルミの中に干草を詰めたものをライオンに与えたりした。
●貧しい食事の描写ばかり。ニカワノリのスープとか揚げカスのスープとか。
●死んだ象の鼻を煮たらヒドイ臭いがしたが、みんなで喜んで食べた。
●好きな女の子がサーカスだか学芸会だかで綱渡りを披露した。
●軍の施設で、その女の子と一緒にシャワーを使わせてもらった。
●慈善事業のクリスマスパーティーで中古のセーターをもらった(?)
●けっこう凍死とか餓死する人がいた。

それでも主人公はけっこうたくましく生きています。という感じの内容でした。
どなたかこの本のタイトルを御存知でしたら教えてください。

540 名前:ですな[] 投稿日:02/04/26(金) 22:38
じゃあ調子に乗ってもう一つ

ユーリイ・イワノフ「九○○日の包囲の中で」ですかな>522

541 名前:522[] 投稿日:02/04/27(土) 00:05
>>540
ありがとうございます! そーです、九〇〇日の包囲の中でです!
ですな氏は本当によくご存知ですね、まさに神。
ところであとがきに続編を出すとか出さないとか書いてあった気がするのですが、
同氏の『さようならはいわない』という著書が続編なんでしょうか?
もしご存知でしたら教えてください。

タイトル忘れちゃったあの本。みんな教えて!
http://book.5ch.net/test/read.cgi/books/976866647/

九〇〇日の包囲の中で (創作児童文学 27) 単行本 – 1982/7
ユーリイ・イワノフ (著), 宮島 綾子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4265927270
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001580882-00
タイトル 九〇〇日の包囲の中で
著者 ユーリイ・イワノフ 作
著者 宮島綾子 訳
著者 パホーモフ 画
著者標目 Ivanov, IUrii Viktorovich
著者標目 宮島, 綾子, 1944-
著者標目 Pakhomov, Aleksei, 1900-1973
シリーズ名 創作児童文学
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 岩崎書店
出版年 1982
大きさ、容量等 301p ; 22cm
価格 1200円 (税込)
JP番号 82055755
出版年月日等 1982.7
NDC(9版) 983 : 小説.物語
要約・抄録 第2次大戦中、ナチス・ドイツに包囲されたレニングラードで、飢えと厳寒に打ちかった少年と戦い続けた市民たちを描く。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童

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