ウィル・カールトン[カートン]原作「あの山越えて」

929 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/10(日) 02:46:16
[いつ読んだ]
12,3年程前。現在50歳の母が小学生くらいの頃の物らしい?世界文学全集内に収録されてました。

[あらすじ]
問題児だった末っ子の少年が、普段不仲だった父の殺人?の罪をかぶって投獄。
少年を信じていた母は老いて介護が必要になり他の兄弟のあいだをたらい回しにされたが、最後には刑期を終えた少年が会いに来るような内容。

[覚えているエピソード]
少年が投獄されている間に、父親はすごく悔いてみじめに死んでしまう。
母をたらい回しにした兄弟は、兄や姉がいて、世間体を気にして施設に母を送ってしまった。

[物語の舞台となってる国・時代]
ヨーロッパか何か、西洋外国。国ごとに分かれて収録されていた全集で、
この物語の近くに「車輪の下」があった気がします。

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
全集の本は、全部で60巻くらいでていて、国ごとに収録されていました。

[その他覚えていること何でも]
全集に収録されているので有名な世界文学だろうとは思います。
一生懸命思い出そうとしたら、なぜか「車輪の下」ばかり思い出していたので作者が同じ国の人かもしれません。
老いた祖母の死に号泣する父の姿を見て、この物語を思い出し読みたくなりました。
どうかよろしくお願いします。

967 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/19(火) 21:52:40
>>929
いまも見てるかな……

たぶんタイトルは「あの丘こえて」じゃないかと思います。
年老いたお母さんは養老院に入れられてるんですよね。
泣ける話でした。

少年少女世界文学全集に入っていたのは確かなんだけど
ググっても作者の名やどこの国の話ってことはわかりませんでした……

968 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/20(水) 15:03:10
>>929

>>967の書き込みを読んで、検索した追加情報。

古書店のサイト「想い出のあの本に出会いたい」
ttp://sgenji.jp/omoide/151-180.html

 登録内容から引用
>「少年少女世界名作文学(小学館)・・・<中略>・・・昭和30年代のもの。
金茶色のハードカバーに表紙が名画。何十巻かの全集なので、いくつかのお話が一冊に
なっていたかもしれません。(アメリカ文学、イギリス文学とか)それとも一話づつだったか・・・
ひとつよく覚えているのは「あの丘越えて」というのは、アメリカ文学で、
原題は「あの丘越えて養老院へ」という解説がありました(映画化の際の写真つき)
・・・<後略>・・・

登録していた人は無事に本が見つかって、取り引きが成立したようです。

969 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/20(水) 17:58:04
>968
作品名が出てないけどこのスレの全集のことかな。

小学館~世界の名作文学1巻~480円
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1131776545/

972 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/20(水) 19:47:43
968
>>969
その全集だと思います(ただし、後述しますが版によってタイトルが違うようです)。
>>929
おそらく小学館・少年少女世界の名作文学・アメリカ編7に収録された
「丘をこえて」だと思います。

古書店のリスト
ttp://iruka.g-serve.net/mokuroku/mokuroku2006/tsuika0606.html
「あの山越えて」は誤植か、もしくは昭和30年代以降に改題されたのかもしれません。
詳細は不明です。

図書館情報
ttp://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN07309374
収録作品のタイトルが「あの山越えて」(1967年の版)になっています。

973 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/20(水) 20:00:27
>>972の訂正。
すみません、「丘をこえて」は間違いで「あの丘こえて(あの丘越えて?)」です。

メルマガの読書案内
ttp://blog.mag2.com/m/log/0000148203/106978531.html?page=4
>小学生のころ学校の図書館で読んだ「少年少女世界の名作文学」という全集の
>第16巻に『あの山越えて』という物語がありました。
やはりタイトルの変更があったようです。

復刊ドットコムのリクエストはこちら
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=9270

974 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/22(金) 17:32:21
>929
この作品は元が詩だったんですね。
映画「あの丘越えて」のあらすじに

>ウィル・カールトンの詩「あの丘越えて養老院へ」Over the Hill to the Poor House
>および「あの丘越えて養老院から」Over the Hill forom the Poor Houseの
>2篇に基づき

とあるから文学全集のためにリライトされたのかもしれませんね。
他の本に入ってなさそう。

978 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/01/04(木) 13:01:24
>>967 >>968 >>969 >>972 >>973 >>974 >>975
おぼろげな記憶から探して頂いてありがとうございます。
内容しか覚えていなかったので、元が詩であった事や
映画になっていた事まで教えてもらえて嬉しいです。

他に本になってないのが残念なので復刊リクエストしてみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/973-978

少年少女世界の名作文学〈16(アメリカ編 7)〉 (昭和42年) - – 古書, 1967
川端 康成 (著)
http://amazon.jp/dp/B000JBPPPA
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000827582-00
タイトル 少年少女世界の名作文学
著者 川端康成 等監修
著者標目 川端, 康成, 1899-1972
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 小学館
出版年 1967
大きさ、容量等 497p 図版 ; 23cm
JP番号 45035624
巻次 16(アメリカ編 7)
部分タイトル 16 アメリカ編 7 西川正身編 あしながおじさん ウエブスター原作 森いたる訳.あの山越えて カールトン原作 村松千代訳.白いきば J.ロンドン原作 鶴田知也訳.荒野の呼び声 J・ロンドン原作 鶴田知也訳
出版年月日等 昭和42
対象利用者 児童
資料の種別 図書


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001434154-00
タイトル 世界大衆文学全集
著者 Carleton, Will, 1845-1912
著者 尾崎, 士郎, 1898-1964
出版地 東京
出版社 改造社
出版年 1930
大きさ、容量等 510p ; 16cm
JP番号 47031580
巻次 第47巻
別タイトル あの山越えて : 他二篇
部分タイトル あの山越えて : 他二篇
製作者 国立国会図書館
出版年月日等 昭和5
NDC 908
対象利用者 一般
資料の種別 図書
記録形式(IMT形式) image/jp2
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語
著作権処理情報
著作者名 著作権状態 裁定年月日
― 国立国会図書館/図書館送信参加館内公開 ―
目次

標題 / (0003.jp2)
目次 / (0006.jp2)
あの山越えて(カートン作) / (0008.jp2)
第一章 二十年前 / 8 (0009.jp2)
第二章 馬泥坊 / 35 (0022.jp2)
第二章 あの山越えて / 64 (0037.jp2)
ブラツク・ビユウテイ(シウエル作) / (0057.jp2)
靑春篇 / 104 (0057.jp2)
苦鬪篇 / 198 (0104.jp2)
流轉篇 / 244 (0127.jp2)
ピーター・パン(バアリイ作) / (0173.jp2)
第一卷 / (0173.jp2)
ピーターが侵入するまで / 336 (0173.jp2)
夢の國の地圖 / 343 (0176.jp2)
魔法の海岸 / 344 (0177.jp2)
提灯のあるわけ / 344 (0177.jp2)
「ピーター」といふ名前 / 345 (0177.jp2)
大きくならぬピーター / 345 (0177.jp2)
不思議な冒險をする子供達 / 347 (0178.jp2)
その晚の出來事 / 348 (0179.jp2)
第二卷 / (0180.jp2)
箱の中にゐる影法師 / 351 (0180.jp2)
生れた日から逃げ出したピーター / 353 (0181.jp2)
ピーターの誘惑 / 363 (0186.jp2)
飛んで行く子供達 / 372 (0191.jp2)
第三卷 / (0196.jp2)
歸つてきたピーター / 383 (0196.jp2)
現れた海賊 / 385 (0197.jp2)
子供達はどこへいつた? / 389 (0199.jp2)
立ちのぼる煙 / 396 (0203.jp2)
みんな死んぢまへ! / 397 (0203.jp2)
第四卷 / (0205.jp2)
ウエンデイの物語 / 400 (0205.jp2)
お母さんといふもの / 402 (0206.jp2)
歸りたいウエンデイ / 409 (0209.jp2)
ウエンデイを歸すものか! / 410 (0210.jp2)
悲しきピーター / 413 (0211.jp2)
元氣よくわかれて / 418 (0214.jp2)
劒を握つて立つピーター / 419 (0214.jp2)
第五卷 / (0215.jp2)
野蠻人の軍隊 / 421 (0215.jp2)
陣を張つたフツク / 422 (0216.jp2)
二心あるフツク / 423 (0216.jp2)
戰士リリー / 423 (0216.jp2)
卑怯な戰術 / 423 (0216.jp2)
ピーターの自慢 / 425 (0217.jp2)
二度と聞かれぬ銅鑼の音 / 426 (0218.jp2)
第六卷 / (0219.jp2)
フツクとウエンデイ / 428 (0219.jp2)
船に運ばれる子供達 / 429 (0219.jp2)
無遠慮な寢顔 / 430 (0220.jp2)
毒藥のコツプ / 434 (0222.jp2)
妖精を信ずるならば / 435 (0222.jp2)
懷劒を握りしめて / 442 (0226.jp2)
第七卷 / (0226.jp2)
ジヨリー・ローヂヤー號 / 443 (0226.jp2)
兇猛な行爲 / 444 (0227.jp2)
お母さんの最後の話 / 445 (0227.jp2)
鰐がやつてきた / 450 (0230.jp2)
倒れたフツク / 452 (0231.jp2)
第八卷 / (0231.jp2)
板を渡つて海の底へ! / 453 (0231.jp2)
鞭をもつて來い! / 456 (0233.jp2)
僕の名は靑春である / 457 (0233.jp2)
第九卷 / (0240.jp2)
向きを變へた船 / 471 (0240.jp2)
ウエンデイの疑ひ / 472 (0241.jp2)
夜の子供部屋 / 473 (0241.jp2)
みんなの歸つた夢 / 476 (0243.jp2)
萬事がわかつた / 480 (0245.jp2)
スヰートホーム / 482 (0246.jp2)
馬鹿なお母さん / 482 (0246.jp2)
見たことのあるところ / 483 (0246.jp2)
第十卷 / (0249.jp2)
春の洗濯時が來るまでに / 488 (0249.jp2)
大きくなる子供達 / 494 (0252.jp2)
結婚したウエンデイ / 498 (0254.jp2)
飛べないお母さん / 499 (0254.jp2)
ピーターの訪問 / 501 (0255.jp2)

通知
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示