327 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/10/09(日) 01:14:57
ながいこと探している本があるのですが、どうしても題名が思い出せないので困っています。
もう20年ほど前に途中まで読んだ本なのですが、平家の存亡を物語にした歴史小説だったように思います。
堅い文体ではなく、どちらかというと永井路子のような…そんな覚えがあります。
確か序盤は、その家の娘(姫)と家庭教師のやりとりで、その後、その二人がひそかな恋心を持ちながらも敵味方にわかれてしまう~
という流れだったような…こう書くとラブストーリーのようですが、そこまで甘口の内容だったわけではなかったような気がします。
もう何年も図書館に行ったりして探しているのですが見つかりません。
甚だ心許なくて申し訳ありませんが、もし、読んだ覚えのある方がいましたら、情報を頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
376 名前:374[] 投稿日:2005/10/24(月) 06:38:05
>>327(まだ見てるといいけど)
それはまず間違いなく吉屋信子の「女人平家」だと思います。
清盛の娘、佑姫と鎌倉側につく大江広元の悲恋のエピソードを
覚えてたんじゃないかな?
383 名前:327[] 投稿日:2005/10/26(水) 08:16:20
>>376
ありがとうございます!!
もう諦めかけていたのに、今日偶然ここを覗いたら376さんの返事を見つけました~本当に嬉しいです!
早速図書館に行ってこよう。
この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/327-383
女人平家〈上〉 (角川文庫) 文庫 – 1988/9
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/4041734010
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
牡丹の花が今を盛りと咲き誇る平家六波羅邸―。平家の嫡男平清盛は、牡丹園のほとりで1人の娘に会い、見初めた。兵部権大輔平時信の娘時子である。清盛に後妻として嫁した時子は、先妻の子重盛をはじめ、異腹の子供たちも皆邸に引き取り、自分の子同様大切に育てた。男の子たちは平家軍団の根拠地で武士に、女の子たちは西八条の私邸で雅な姫たちに―。慈母観音のような時子ではあったが…。時子と6人の姫たちをめぐって物語は展開する。
女人平家〈下〉 (角川文庫) 文庫 – 1988/9
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/4041734029
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
西八条の私邸で大切に育てられた6人の姫たちは、平家のために政略的な結婚を余儀なくされ、それぞれ権門に嫁していく。その頂点が徳子の入内であった。その陰には、大江広元への淡い恋を秘めながら、帝の目に止まるのを恐れて他家へ嫁がせられた異腹の娘佑子の悲劇があった。やがて徳子は男子を生み、安徳帝となり、清盛の栄華は極まったかに見えたが…。滅びへと向かう平家の歴史を、清盛の妻時子と6人の姫たちを通して描く。
女人平家 上 (朝日文庫 よ 1-5) 文庫 – 1979/5
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/4022601957
表紙画像有り
フェミニスト吉屋信子が描く「平家物語」男中心の歴史では名前も知られなかった平家の姫たち一人ひとりの生涯、清盛の妻時子の女として、母としての生涯を描く。栄華にしろ敗亡にしろ男は常に表舞台にたつが女たちは常に舞台裏。男中心歴史に対するプロテストとして「女人平家」は書かれた。
女人平家 中 (朝日文庫 よ 1-6) 文庫 – 1979/5
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/4022601965
表紙画像有り
女人平家 下 朝日文庫 よ 1-7 文庫 – 1979/5
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/4022601973
表紙画像有り
吉屋信子全集〈9〉女人平家 (1975年) - – 古書, 1975
吉屋 信子 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J976PE
表紙画像有り
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001260199-00
タイトル 女人平家
著者 吉屋信子 著
著者標目 吉屋, 信子, 1896-1973
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 朝日新聞社
出版年 1971
大きさ、容量等 416p ; 19cm
価格 560円 (税込)
JP番号 75014930
巻次 前篇
出版年月日等 1971
NDLC KH747
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語