筒井康隆(つついやすたか)『残像に口紅を』(ざんぞうにくちべにを)

312 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/05(水) 13:11:08
以前Amazonのレビューで内容を見て読みたいと思った本があるのですが、タイトルなどを思い出せません。

内容は50音が1つずつ消えていく世界の話です。
「あ」と「い」が消えたら「愛」という概念そのものが失くなる、そんな設定だったと思います。

覚えているのはこれだけです。情報少ないのは百も承知ですが、ピンと来た方いらしたらタイトルや作者を教えてください。
よろしくお願いします。

313 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/05(水) 13:39:32
>>312
筒井康隆の「残像に口紅を」かなあ。

314 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/05(水) 14:32:15
>312-313
「残像に口紅を」以外にそのネタを使った小説があったらぜひ知りたい

315 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/05(水) 14:35:31
>>313>>314
ありがとうございました。
今から早速本屋行ってきます。

321 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/10/06(木) 11:57:26
>>314
小川洋子「密やかな結晶」も言葉がどんどん消えてゆく
世界の物語だったと思う。

322 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/10/07(金) 22:52:28
>>314
>>321

小川洋子の「密やかな結晶」は、
言葉というよりも、色々な物の存在や記憶が消えてゆく物語だね。

例えば、ある朝突然、人々の記憶から「鳥」というものが消える。
「鳥」という言葉が何かさえわからなくなり、
「鳥」をみても何も感じない、
でも記憶の消える人と消えない人がいて……

私的に小川作品の最高傑作とおもう。
ひとりごとごめんね。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/312-322

残像に口紅を (中公文庫) 文庫 – 1995/4/18
筒井 康隆 (著)
http://amazon.jp/dp/4122022878
表紙画像・なか見!検索有り
内容(「BOOK」データベースより)
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001981564-00
タイトル 残像に口紅を
著者 筒井康隆 著
著者標目 筒井, 康隆, 1934-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 中央公論社
出版年 1989
大きさ、容量等 236p ; 20cm
ISBN 4120017877
価格 1100円 (税込)
JP番号 89038200
出版年月日等 1989.4
NDLC KH639
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

通知
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示