小川洋子(おがわようこ)「また明日…」

260 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/09/23(金) 02:51:43

10年位前、雑誌(だったと思う)に載っていた短編を探しています。

うろ覚えなのですが、
ある青年がTVかラジオから聞こえる女性の「声」に恋をして、
声の主を探すといった内容。

声の主は結局「声」だけの存在で、
最後には青年も同じ「声」として生きるべく、自分の身を売り渡す。

といった感じだったのですが、どうしても探し出せません。

タモリの「世にも奇妙な・・・」に出来そうだなという印象は残っているのですが、
どなたかご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

264 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/09/24(土) 13:05:52
>>260
星新一だと思います。
「妄想銀行」か「これからの出来事」に入っていたと思う。
「みみずくクラブ」ってところにその声の主は所属していて、
(声に意志がある)声を貸し出しも可能。
その時にはピアスに宿らせて借りたい希望者に付けてあげる、
ていうのがあればビンゴだと思うのだが…。
ごめんな、タイトル出てこない。

265 名前:264[sage] 投稿日:2005/09/24(土) 13:16:14
>>260
やっぱり 妄想銀行/星 新一/新潮文庫
の中の「声」かと。

266 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/09/24(土) 15:13:55
>>260
渡辺浩弐のゲームキッズのどれかの中に、あったと思う。
はっきりしなくてすいません。

世にも奇妙な~でドラマ化されてて、女性の声が林原めぐみさんだった。

267 名前:無名草子さん[] 投稿日:2005/09/24(土) 23:10:48
>>260

星新一という意見があるようですが、絶対に小川洋子ですね。
星新一のものも似ているのなら知らないやごめん。

月刊カドカワの企画もので、
佐野元春の曲を題材にしてかかれてる。

佐野元春と10の短編
「アンジェリーナ」角川書店

そのなかの「また明日・・・」という短編。
>264の みみずくクラブもピアスも出て来るよ。

今、手元にあるので絶対これだと思う!

ニュースのエンディングに流れる「また明日・・・」という声に恋をし、
みみずくクラブを探しあてて入会。
耳にピアス穴を開け、ピアスの声を借りて生活するが、
離れられなくなり……..
「声をなくした僕の身体は、毎日、新しい会員の左耳に針で穴を開けている」となる。

掲載時か、少し前には実際に佐野元春の「また明日・・・」が
ニュース23のエンディングに使われていて、
コーラスで矢野顕子が参加していた。
「また明日・・・」の声は矢野顕子。

どう?これじゃないかな?
92~93年掲載みたい。12~13年まえだね。

268 名前:264[] 投稿日:2005/09/24(土) 23:47:00
>>267
おお、そうだ!(確認した)
小川洋子のその本、持っているのにorz
勘違いでした、すいません。>>264で語ったのはまさにその話です。

271 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2005/09/25(日) 07:48:53
>>264->>268

ありがとうございます。
こんなに早くわかるとは思いませんでした。
ずっと気になっていたのですっきりしました。
早速、探しにゆきます。

この本のタイトル(題名)教えて! その3
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1117985496/260-271

アンジェリーナ―佐野元春と10の短編 単行本 – 1993/4
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4048727443
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
アンジェリーナ、バルセロナの夜、彼女はデリケート…時が過ぎようと、いつも聞こえ続ける歌がある--。佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子がひとすじの思いを胸に奏でる、繊細で無垢で愛しい恋物語、十編。
内容(「BOOK」データベースより)
佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子がひとすじの思いを胸に奏でる、繊細で無垢で愛しい恋物語。

アンジェリーナ 佐野元春と10の短編 (角川文庫) 文庫 – 1997/1/23
小川 洋子 (著),‎ 谷口 広樹 (著, イラスト),‎ 江國 香織 (解説)
http://amazon.jp/dp/4043410018
表紙画像・なか見!検索有り
内容紹介
時が過ぎようと、いつも聞こえ続ける歌がある――。佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子がひとすじの思いを胸に心の震えを奏でる。物語の精霊たちの歌声が聞こえてくるような繊細で無垢で愛しい恋物語全十篇。
内容(「BOOK」データベースより)
駅のベンチで拾ったピンクのトウシューズに恋した僕は、その持主の出現を心待ちにする―「アンジェリーナ」。猫のペーパーウェイトによって導かれたベストセラー小説とは―「バルセロナの夜」。佐野元春の代表曲にのせて、小川洋子が心の震えを奏でて生まれた、美しい10の恋物語。物語を紡ぐ精霊たちの歌声が聞こえてくるような、無垢で哀しく、愛おしい小説集。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002246304-00
タイトル アンジェリーナ : 佐野元春と10の短編
著者 小川洋子 [著]
著者標目 小川, 洋子, 1962-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 1993
大きさ、容量等 230p ; 20cm
ISBN 4048727443
価格 1300円 (税込)
JP番号 93039376
部分タイトル アンジェリーナ.バルセロナの夜.彼女はデリケート.誰かが君のドアを叩いている.奇妙な日々.ナポレオンフィッシュと泳ぐ日.また明日… クリスマスタイム・イン・ブルー.ガラスのジェネレーション.情けない週末
出版年月日等 1993.4
NDLC KH454
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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