ハンス・ペーター・リヒター『あのころはフリードリヒがいた』

148 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 20:09:45
[いつ読んだ]15年ほど前ですがその時には既に古かった
[覚えているエピソード]
主人公の子供の家はユダヤ教で貧しく、お祭りで(父親に?)甘草のお菓子を買って貰ったのが嬉しかった
[物語の舞台となってる国・時代]
ナチス政権下のどこかの国
[その他覚えていること何でも]
主人公には同年代のユダヤ人ではない友人がおり、家族ぐるみの付き合いをしていた
周りのユダヤ人が段々と連行されていく
ユダヤだからと雑貨屋で入店拒否された一幕もあった
胸の六芒星印、ユダヤの成人式(こちらは記憶があいまい)の記述もあったように思います
文体から翻訳本であったと思います

149 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 20:41:02
>>148
リヒターの『あのころはフリードリヒがいた』かと思ったが違うかも
主人公ではなく友人フリードリヒがユダヤ人
フリードリヒ一家と主人公一家で遊園地的な場所に遊びに行った時に主人公の父親が甘草の飴を買ってくれるシーンがある
フリードリヒのユダヤ教の成人式に主人公は行ってる
雑貨屋で入店拒否はされていないが、ブールで遊んでいる途中で追い出されたり、ユダヤ人の経営する雑貨屋が襲われている

150 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 21:02:10
>>149
おおーそうです!!
かなり記憶違いあったのにありがとう

この本のタイトル(題名)教えて! その8
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1266833012/148-150

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 3100) 単行本 – 1977/9/16
ハンス・ペーター・リヒター (著), 岩淵 慶造 (イラスト), 上田 真而子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4001131005
表紙画像有り

あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 (520)) 単行本 – 2000/6/16
ハンス・ペーター・リヒター (著), 上田 真而子 (翻訳), 岩淵 慶造 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4001145200
表紙画像有り
内容(「MARC」データベースより)
ヒトラー政権下のドイツ。人々はしだいに反ユダヤの嵐にまきこまれてゆく…。その時代に生き、そして命をおとしたひとりのユダヤ人少年フリードリヒの悲劇の日々を、ドイツ少年の目から描く。77年刊の新版。

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001354450-00
タイトル あのころはフリードリヒがいた
著者 ハンス・ペーター・リヒター 作
著者 上田真而子 訳
著者標目 Richter, Hans Peter, 1925-1993
著者標目 上田, 真而子, 1930-2017
シリーズ名 岩波少年文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 岩波書店
出版年月日等 1977.9
大きさ、容量等 249p ; 18cm
価格 400円 (税込)
JP番号 77034462
出版年(W3CDTF) 1977
NDC(9版) 943 : 小説.物語
要約・抄録 ドイツのユダヤ人一家の運命を描き、現代史そのものをテーマにした力作。 (日本図書館協会)
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

皆川博子(みながわひろこ)『死の泉』(しのいずみ)

934 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/14(木) 01:19:32
[いつ読んだ]1年くらい前
[あらすじ]
ナチス時代のドイツ。 孤児院にいる子供(ドイツ人だったかユダヤ人だったか忘れた)の波乱の人生みたいな感じでした。
子供達はナチスの権力者のおもちゃにされたり、実験材料にされたりしていた。
たしか超能力を持った子供もいて、ジャンル的には幻想小説っぽかった。
[覚えているエピソード]
岩塩の洞窟が出てきたような…。
[物語の舞台となってる国・時代] ナチスドイツ
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] 文庫本で上下2冊
[その他覚えていること何でも] 作者は日本人女性

めちゃくちゃうろ覚えですが、お願いします。

935 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/14(木) 02:41:43
(略)
>>934
皆川博子の「命の泉」の早川文庫と設定が似ているね…。
でも、超能力を持った子どもは出てくるかどうか不明。

936 名前:935[sage] 投稿日:2006/12/14(木) 02:57:24
>>935の補足。

「死の泉」は最初はハヤカワミステリワールドから1997年に出版されています。
2000年に同じ早川書房からハヤカワ文庫として出ています。
どちらも上・下巻ではなく、一冊にまとまっているようなので違う作品のようです。

942 名前:934[sage] 投稿日:2006/12/15(金) 13:47:42
>>935,936
ぐぐってみたら、どうやら「死の泉」のようです。
自分でもトホホなくらいいいかげんな事を書いてしまったのに、教えていただけて感謝です。

943 名前:935[sage] 投稿日:2006/12/15(金) 17:51:02
>>942
もしかすると、他の同時代のドイツが舞台の本と混同したのかもしれませんね。
参考文献
「ぼくはナチにさらわれた」アロイズィ トヴァルデツキ/著、足達 和子/訳(共同通信社)
内容:ナチスドイツの人種政策に巻き込まれたポーランド人少年の回顧録。

この本のタイトル(題名)教えて! その4
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/books/1142692218/934-943

死の泉 (ハヤカワ・ミステリワールド) 単行本 – 1997/10
皆川 博子 (著)
http://amazon.jp/dp/4152081147
表紙画像有り
受賞歴
第32回(1998年) 吉川英治文学賞受賞
内容(「BOOK」データベースより)
第二次大戦下のドイツ。私生児をみごもりナチの施設「レーベンスボルン」の産院に身をおくマルガレーテは、不老不死を研究し芸術を偏愛する医師クラウスの求婚を承諾した。が、激化する戦火のなか、次第に狂気をおびていくクラウスの言動に怯えながら、やがて、この世の地獄を見ることに…。双頭の去勢歌手、古城に眠る名画、人体実験など、さまざまな題材と騙りとを孕んだ、絢爛たる物語文学の極み。

死の泉 (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2001/4/1
皆川 博子 (著)
http://amazon.jp/dp/4150306621
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002635595-00
タイトル 死の泉
著者 皆川博子 著
著者標目 皆川, 博子, 1930-
シリーズ名 ハヤカワ・ミステリワールド
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年 1997
大きさ、容量等 435p ; 20cm
ISBN 4152081147
価格 2000円
JP番号 98037014
出版年月日等 1997.10
NDLC KH353
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語