563 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/05/12(土) 20:27:23.30
[いつ読んだ]
10年ほど前でしょうか。当時中学生だった時、現国の模試で出ました。
[あらすじ]
親子でサマーキャンプに参加する話。
[覚えているエピソード]
アウトドアばっち来いな他の親父に比べて冴えない主人公の父親。主人公は情けない父親の姿に嫌気が差していたと思います。
また、主人公もあまり協調的な性格でなく、他の同年代の参加者とも友好的ではありませんでした。
そんな折、主人公はロープを滑車で滑る遊具(ターザンロープ?)に乗ったものの、落下してしまいます。
その事で他の参加者からぼろくそに非難されます。この時、父親がキレてキャンプを途中で止め、家に帰ると言います。
再び非難を受けるのですが、父親は「イエローカード(キャンプでのルールを破った時出されるペナルティ)を出して下さい」と言い、唖然とする周囲を他所に主人公共々帰宅します。
情けないと思っていた父親の、毅然とした姿を見て、父親を見直す、といった感じでした
[物語の舞台となってる国・時代]
現代。恐らく日本だったかと。
模試の終了後、親父かっけえと皆が賞賛していました。
ご存じの方がいらしたら、どうかよろしくお願いします。
564 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 00:59:31.35
重松清がすげえ書きそう
565 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 01:06:01.16
↑という自分の思い込みをもとに検索してみたところ、
重松清の「日曜日の夕刊」に「サマーキャンプへようこそ」という短編があって、アウトドアが苦手なのに「父と子のふれあいサマーキャンプ」に参加した親子と、何かとイエローカードを出したがるインストラクターが出てくるらしい。
これじゃないか?
566 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2012/05/13(日) 11:06:38.76
>>565
ご回答ありがとうございます。
書店に走った所、仰った通りのタイトルで間違いありませんでした。
本当にありがとうございました!
この本のタイトル(題名)教えて! その10
http://toro.5ch.net/test/read.cgi/books/1321195230/563-566
日曜日の夕刊 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2002/6/28
重松 清 (著)
http://amazon.jp/dp/4101349142
表紙画像有り
内容紹介
日曜日、お父さんがいてお母さんがいて「僕」がいて、お兄ちゃんとお姉ちゃんは恋人がいて――。ある町の春夏秋冬、日常の些細な出来事を12の短編小説でラッピング。忘れかけていた感情が鮮やかに蘇る。夜空のもとで父と息子は顔を見合わせて微笑み、桜の花の下、若い男女はそっと腕を組み……。昨日と同じ今日なのに、何故だか少し違って見える。そんな気になる、小さな小さなおとぎ話。
続きを読む 重松清(しげまつきよし)「サマーキャンプへようこそ」