奥田英朗(おくだひでお)『邪魔』(じゃま)

860 名前:無名草子さん[] 投稿日:2016/05/10(火) 23:49:35.30
ふと思い出して、誰の何って小説だっけ?ともやもやしています。
よろしくお願いします。

[いつ読んだ]10年ぐらい前に図書館で借りた本

[あらすじ]騙されて犯罪に手を染めて行くような内容だったかと

[覚えているエピソード]
登場人物の1人が普通の主婦でパートに出るようになったが
同時採用された中で見映えが少しよかったのでレジに配属され
他の人はバックヤードになった。
結局はその職場でなんだったか犯罪行為をやらかす流れだったと思います。

[物語の舞台となってる国・時代]
現代の日本の地方都市

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーの単行本。装丁などは憶えていません

[その他覚えていること何でも]
東野圭吾ほどではないけど割と広く一般的に読まれている作家だったと思います。
主人公1人視点ではなく、何人かの話が1つに繋がる形式だったように記憶しています。
情報少なすぎですが心当たりがあればお願いします。

861 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/05/11(水) 01:29:06.59
主婦パート犯罪作品で一般に知られてるってとこで、桐野夏生「OUT」?

862 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/05/11(水) 01:55:42.92
「OUT」は弁当工場じゃなかったけ?
スーパーのパート主婦で有名作家さんだと奥田英朗の「邪魔」?

863 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/05/11(水) 08:26:42.59
860です。
お二方、さっそくありがとうございます。
犯罪と書いてしまったのでOUTを挙げてくださいましたが、
挙げていただいたタイトルを見て
その主婦が夫のことを邪魔だと思う下りを思い出しました。
検索してあらすじも確認しましたところ「邪魔」で間違いありません。
犯罪ではなく活動家に影響され今までの生活が壊れて行く流れでした。

この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/860-863

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065226124

講談社文庫
邪魔(上) 新装版
奥田 英朗(著/文)
発行:講談社
文庫判
432ページ
ISBN
9784065226124
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語

発売予定日
2021年3月12日
紹介
奥田英朗、初期の傑作にして大藪春彦賞受賞作!!
その幸福は、本物ですか?

ほんの小さなきっかけから、追い詰められてゆく人たち。
平穏な日々が、暗転するーー。

ドアホンを手に取ると「警察です」という男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。
心臓が早鐘を打つ。ドアホンを置く手が小さく震えた。
怖がることなんか何もない。
うちは貧乏でも金持ちでもない平凡な家庭なのだ。
何も起こるわけがないじゃないか。

妻を事故で亡くして以来、不眠症に悩まされている刑事・九野。スーパーのレジ係として働きながら子育て中の主婦、恭子。華やかではないが平穏な二人の日常が、ある事件を機に交錯し始めるーー。小さなほころびがいつの間にか取り返しのつかない事態へと発展する、人生のもろさ、人の危うさを描いた著者初期の傑作!

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784065226131

講談社文庫
邪魔(下) 新装版
奥田 英朗(著/文)
発行:講談社
文庫判
 416ページ
ISBN
9784065226131
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
発売予定日
2021年3月12日
紹介
ついに何かが、決壊する――
奥田英朗の、大藪春彦賞受賞作。講談社文庫創刊50周年新装版!!
静かに見える毎日の暮らしに、隠されている極限状況。
奥田英朗は、新人の頃から凄い!
夜の冷気が空から降りかかってくる。
地面も九野の体温を奪おうとしていた。
死なないでくれよ。恭子のことを思った。死ぬことはない。
自分で死ななければならないことなど、人生にはないのだ。(本文より)
どうして自分が、こんな目に。
夫への疑念が深まり、いたたまれない恭子は、仲間に誘われた会社との「団体交渉」にのめりこんでゆく。放火の容疑者を追う九野は、容疑を確信しつつ逮捕にこぎつけられない。心がぎりぎりまで追い詰められた二人の中で、何かがついに決壊する――。日常に潜む極限状況を鮮明に描く傑作。【大藪春彦賞受賞作】


邪魔(上) 新装版 (講談社文庫) Kindle版
奥田英朗  (著)  形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B08XQ86KMW

邪魔(下) (講談社文庫) Kindle版
奥田英朗  (著)  形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B00F95PRMM


邪魔(上) 新装版 (講談社文庫) 文庫 – 2021/3/12
奥田 英朗  (著)
 http://amazon.jp/dp/4065226120
表紙画像有り

邪魔(下) (講談社文庫) 文庫 – 2004/3/15
奥田 英朗  (著), 関川 夏央 (解説)
http://amazon.jp/dp/4062739682
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
九野薫、36歳。本庁勤務を経て、現在警部補として、所轄勤務。7年前に最愛の妻を事故でなくして以来、義母を心の支えとしている。不眠。同僚・花村の素行調査を担当し、逆恨みされる。放火事件では、経理課長・及川に疑念を抱く。わずかな契機で変貌していく人間たちを絶妙の筆致で描きあげる犯罪小説の白眉。


邪魔 単行本 – 2001/4/1
奥田 英朗  (著)
http://amazon.jp/dp/4062097966
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
始まりは、小さな放火事件にすぎなかった。似たような人々が肩を寄せ合って暮らす都下の町。手に入れたささやかな幸福を守るためなら、どんなことだってやる―現実逃避の執念が暴走するクライム・ノベルの傑作、ここに誕生。

邪魔 (講談社): 2001|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002976218-00

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