195 名前:無名草子さん[] 投稿日:2014/07/18(金) 03:28:27.29
正確には小説を演劇化したものを見たためスレ違いでしたら申し訳ありません。
夏の新宿、紀伊國屋書店で観劇し、入り口付近で小説も販売されていたため、その小説が読みたくなりこちらで尋ねました。
[いつ読んだ]大体12年ほど前。
[あらすじ]
主人公が夏のある日テレビを見ていると、ダムの底に沈んだ自分の村が干上がって人が立ち入れる状態になっているのを知り向かう
といった出だしだったと思います。
[覚えているエピソード]
ダムの底の村、登場人物は男女2:2と幽霊?全員同じ小学校だったはずです。
小学校で昔話に花が咲くにつれ、忘れていた過去を思い出していく話でした。ホラーのようなミステリーのような話だったと思います。
幽霊?は小学校時代4人に虐められていた?もしくは過度の弄りがあった。
村が洪水に襲われその時に幽霊?は死んでしまった。4人はそれを忘れていて、ダム底の村に来たことで思い出して追い詰められる
結末がどうなったかは覚えていません。
鉄棒で今でも逆上がりができるか、太ったからできなくなった~のような会話がありました。
飼育小屋のウサギの話
[物語の舞台となってる国・時代]
ほぼ現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバーの小説でした。紺や青、黒っぽい表紙だった気がします。
[その他覚えていること何でも]
紀伊國屋書店の劇場公演履歴を見ても見当たりませんでした。
幽霊の死因は見捨てられたため、とかそんな感じでした。幽霊?も大人の姿で4人を淡々と追い詰めていってた気がします。
部活の一環で見たためその時は小説が買えず、年に一度思い出して読みたくなるのでお分かりになる方がおられればと思います。
196 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2014/07/18(金) 19:55:08.67
>>195
薄井ゆうじ『湖底』はいかがでしょうか?
2002年5月に紀伊國屋ホールにて青年座が上演したそうです。
読んでいないので、内容が合致してるかはわかりませんが…
ttp://www.amazon.co.jp/dp/4575234184
この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/195-196
湖底 – 文芸・小説 薄井ゆうじ – BOOK☆WALKER –
https://bookwalker.jp/defb1f2fa2-19c7-4bda-acb7-553bd7260b14/

湖底 単行本 – 2001/7/1
薄井 ゆうじ (著)
http://amazon.jp/dp/4575234184
表紙画像有り
薄井ゆうじ 著. 湖底, 双葉社, 2001.7. 4-575-23418-4.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003007971
管理人のコメント:
『湖底』の可能性が高いと思われます。
・かつて湖底に沈んだ遠原村小中学校が姿を現した。地元の役場の職員のナルカン(成島完司)は、遠原村小中学校の最後の在校生だったダッチン(足達重也)、デミ(神原出海)、嶋本(嶋本清秀)、テンドン(天童智一)、トミー(人見伸行)に連絡する。
・学校に成島、足達、出海(女性)、嶋本、天童、天童の妻の聡子が集まった。
・鉄棒のそばで、「こんなに低かったかな。あのころは、この棒は飛びつくこともできないくらい高かったのになあ。」と会話する。(p120)
・過去のことを思い出していく話。
・遠原村小中学校では、小屋で兎と鶏を飼っていた。(p208)
・人見は地の文で「影」とも呼ばれる。(p180)
・足達、嶋本、天童は過去に人見のことをいじめていた。(p192)
・生徒たちは卒業式の日、自衛隊のゴムボートで助けられたが、ボートが転覆して全員が投げ出された。人見は自分が他の生徒の身代わりとなって死んだ。(p330-331)