700 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 17:32:53.41
すみません、分けて投稿させてもらいます。
[いつ読んだ]7年ほど前に図書館で
[あらすじ]
12~14歳の少年が父親と避暑に別荘にいく、そこで出会った少女に恋をした少年だったが、彼女は父の愛人だった。
[覚えているエピソード]
少女が少年にわたしのことが好きならそこの崖から飛び降りてという、実行してしまった少年に泣きながら「馬鹿ね」といって膝枕をする少女。
少年の父に、乗馬鞭でぶたれている少女を見てしまった少年。
少女は痛がっているのに嬉しそうで、何も出来ずただ立ち尽くす少年。
701 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 17:40:10.41
[物語の舞台となってる国・時代]
はっきりとは書かれていなかったか忘れてしまったけど、移動に馬を使っていた。
少なくとも現代日本が舞台ではなかった
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハードカバーだったと思います。挿絵はなかったです。
[その他覚えていること何でも] エロ本のようなあらすじですが、一般書籍のコーナーに、ぽんとおいてありました。
もしご存知の方がおられましたらよろしくお願いします
703 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 17:44:21.48
>>700-701
ツルゲーネフ「はつ恋」
705 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/25(月) 18:01:20.35
(略)
>>703
ありがとうございます!
何年も探していたので助かりました。
ありがとうございます。
この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/700-705
ツルゲーネフ 神西清訳 はつ恋-青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/000005/files/53194_45356.html
初恋 (岩波文庫) (日本語) 文庫 – 1960/8/1
ツルゲーネフ (著), 米川 正夫 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4003260848
表紙画像有り
商品の説明
16歳の少年が初めて恋をした年上の女性ジナイーダにはすでに恋人があった。その相手がほかならぬ自分の父であることを知った時の驚きと悲しみ……。人生の曙「初恋」を歌うリリシズムに貫かれたこの自伝的物語は、哀愁の詩人としてのツルゲーネフ(1818-83)の真髄をよく伝え、またジナイーダは彼の創り出したもっともユニークな女性像といわれる。
はつ恋 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 1952/12/29
ツルゲーネフ (著), 神西 清 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4102018042
表紙画像有り
内容紹介
あざやかに描き出される、一少年を支配した「はつ恋」の呪縛。
ロシア19世紀文学の特質である、静かな深い憂愁が漂う名作――。
昭和27年刊行の新潮文庫版は104刷、219万部の超ロングセラー。
16歳のウラジミールは、別荘で零落した公爵家の年上の令嬢ジナイーダと出会い、初めての恋に気も狂わんばかりの日々を過ごす。だが、ある夜、彼女のもとへ忍んで行く男を目撃、正体を知って驚愕する……。
青春の途上で遭遇した少年の不思議な“はつ恋”の物語は、作者自身の一生を支配した血統上の呪いに裏づけられて、不気味な美しさを醸し出している。恋愛小説の古典に数えられる珠玉の名作。
本文より
ジナイーダの面影は相変らず飛びめぐって、わたしの魂の上に凱歌を奏していた。ただしその面影も、いつかひとりでに安らいできたように見えた。さながら白鳥が、沼の草むらから飛び立ったように、その面影もまた、それを取巻いているさまざまな醜い物陰から、離れ去ったもののようだった。そしてわたしはうとうと寝入りながら、これを名残りにもう一遍、信頼をこめた崇拝の念をもって、その面影にひしとばかりとりすがった。……
おお、めざまされた魂の、つつましい情感よ、その優しい響きよ、そのめでたさと静もりよ。恋の初めての感動の、とろけるばかりの悦びよ。(本書44ページ)