森岡浩之(もりおかひろゆき)「スパイス」

313 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 12:16:32.59
2ちゃんねるのどこかのスレで内容だけ紹介されていて気になったのですが、著者も題名も忘れてしまいました。
内容だけで申し訳ないのですがわかる方がいらっしゃったら
教えてください。

[あらすじ]
人肉を食してみたいと欲しているマッドサイエンティスト(Aとする)が美少女のクローン(?)を作り上げる。
美少女は、偽の記憶(自分は裕福で幸せな家庭で育った)を植えつけられており生物学的、人情的には完璧な人間。
ただし科学的に作られたものでしかないため社会的には「人間」として認められていない。
そのためAは、「これは殺人ではなく、飼育された動物を食べるのと変わらない。だから食することに問題はない」と主張。

結末のネタバレ注意
ただし「まだ最後のスパイスが足りないので今はまだ食べない」
と言っている。
このことが公になり社会問題に発展し政府はこの美少女に戸籍を与え社会的にも「人間」として認めることとなる。
結果、Aは美少女を食する。
何故なら社会的にも「人間」と認められたことで、Aが望む「人間を食べる」という欲望が叶えられることとなったから。

内容を要約したものをさらにうろ覚えの記憶で書いているので間違いがあるかもしれませんがよろしくお願いします。

314 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/03/04(金) 17:47:57.82
>>313
森岡浩之「スパイス」

短編集「夢の樹が接げたなら」に収録されてる
他の短編も面白いので一読をオススメ

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/313-314

夢の樹が接げたなら 単行本 – 1999/3
森岡 浩之 (著)
http://amazon.jp/dp/4152082143
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
言語を速習できる特殊な学習法の普及は、独自の言語を設計する言語デザイナーという職業を生みだすほどの人工言語ブームをまきおこしていた。言語デザイナーの主人公は、奇妙な偶然から、これまでのものとはまったく構造の異なる言語に遭遇する。欠陥品なのか、それとも…?言語理解と人間の認識能力、そしてその未来を描いて第17回「ハヤカワ・SFコンテスト」に入選した表題作「夢の樹が接げたなら」をはじめとして、緻密な世界観に裏づけられた、名品8篇を収録する作品集。

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA) 文庫 – 2002/3/1
森岡 浩之 (著)
http://amazon.jp/dp/4150306907
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
独自の言語を設計する言語デザイナーの主人公は、奇妙な偶然から、これまでのものとはまったく構造の異なる言語に遭遇する。言語理解と人間の認識能力、そしてその未来を描いて第17回ハヤカワ・SFコンテストに入選した表題作をはじめとして、緻密な世界観に裏づけられた、名品8篇を収録。大反響をまきおこした、スペースオペラ「星界シリーズ」で、日本SFの新時代を切りひらく、森岡浩之のエッセンスを、ここに凝集。

夢の樹が接げたなら (ハヤカワ文庫JA) Kindle版
森岡 浩之 (著)
http://amazon.jp/dp/B076M27DQD
表紙画像有り

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002776245-00
タイトル 夢の樹が接げたなら
著者 森岡浩之 著
著者標目 森岡, 浩之, 1962-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 早川書房
出版年月日等 1999.3
大きさ、容量等 353p ; 20cm
ISBN 4152082143
価格 1900円
JP番号 99077295
部分タイトル 夢の樹が接げたなら
部分タイトル 普通の子ども
部分タイトル スパイス
部分タイトル 無限のコイン
部分タイトル 個人的な理想境
部分タイトル 代官
部分タイトル ズーク
部分タイトル 夜明けのテロリスト.解説 / 森下一仁 著
出版年(W3CDTF) 1999
NDLC KH377
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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