78 名前:無名草子さん[] 投稿日:2010/10/13(水) 06:56:39 ?PLT(50000)
教えてください
読んだのは5年くらい前ですが、出版はもっと前です
小説で内容は
突然誰かに刺された人の「意識」が状況を掴めない状態で回想しているような内容でした
ちりん
という鈴の音で始まっていたと思います
その鈴の音は、死者を導く鈴の音で、その鈴がタイトルになってたと思います
タイトルは漢字二文字だったと思います
作者はわかりません
辻仁成だと思ってたのですが違うみたいです
本はハードカバーでした
よろしくお願いします
この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/78
当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。
殺意・鬼哭 <新装版> (双葉文庫) Kindle版
乃南アサ (著) 形式: Kindle版
http://amazon.jp/dp/B07ZJ7F44M
殺意・鬼哭(新装版) (双葉文庫) 文庫 – 2019/9/11
乃南アサ (著)
http://amazon.jp/dp/4575522635
表紙画像有り
鬼哭 単行本 – 1996/10/1
乃南 アサ (著)
http://amazon.jp/dp/4575232718
表紙画像有り
乃南アサ 著. 鬼哭, 双葉社, 1996.10. 4-575-23271-8.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002572324
記事更新日:2024年8月21日
記事公開日:2023年8月14日
乃南アサ/著『鬼哭』双葉社 1996年刊
年下の友人に突然ナイフで刺され、倒れて身動きできない男の意識が
自分のおかれた状況がよく分からないまま周囲の様子を見聞きし
過去の色々な出来事を回想します。
「ちりん」という鈴の音で始まり、途中に何度かこの音が挟まります。
この鈴の音は最後の方で「徐々に俺に近付いて来ている」
「りんの音だ。弔いの鈴の音だ」と表現されています。
「鈴の音がタイトルになっている」という条件には当てはまらないのですが
全体のストーリーから見てこの本だと思われます。
ちなみにこの作品には刺した側から見た話(書名は『殺意』)もあり
後に合本されて下記の形で刊行されています。
乃南アサ/著『殺意・鬼哭』双葉社 2000年刊 → 2019年に双葉文庫で新装版
タイトルに関する情報が一番のとっかかりになりそうだと思っていたのですが、違いましたか。
実験的で面白そうな仕組みの本ですね!
詳しく教えてくださってありがとうございます(^^)