笙野頼子(しょうのよりこ)『母の発達』(ははのはったつ)

887 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/01(金) 20:32:10
[いつ読んだ]
一年半位前に、インターネットであらすじを読みました。

[あらすじ]
国立医大に入れると言われていたが、私立薬学部にしか行けないレベルまで勉強ができなくなった娘とその母の話。

[覚えているエピソード]
後半がすごく電波な感じで、娘がワープロ?に打ち込んだ文字が母になったりしていました。
母が小さくなったり、虫になったりもしていた気がします。

[物語の舞台となってる国・時代]
舞台は日本でした。
翻訳ものではなさそうです。
そのあらすじを書いていたホームページは、この本の親子の確執を、摂食障害の女の子の心理状態と比較していた気がします。

はっきりしない記憶でごめんなさい。
タイトルをご存じの方がいましたら、教えて頂けたら幸いです。

897 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/05(火) 01:48:46
>>887
笙野頼子「母の発達」かなあ

899 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2010/01/05(火) 14:45:09
>>897
その本です!
なんだか川上未映子みたいな雰囲気があったような…と、思い出した情報を書き込もうとしたら!
ありがとうございます。
書き込んではいないけれど、記憶を巡らしたり、色々検索をしてくださった方々にも感謝しております。

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/887-899

母の発達 単行本 – 1996/3
笙野 頼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4309010490
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
殺しても母は死ななかった―。こどもなくとも母は母。芥川賞・三島賞作家がおくる史上無敵の爆笑おかあさんホラー。
内容(「MARC」データベースより)
娘に殺されたはずの母が人肉をむさぼりくって「発達」を始め、母の体から無数の「母虫」が増殖していく。母と娘の間の愛憎のねじれと切なさを描く、史上無敵の爆笑おかあさんホラー。

母の発達 (河出文庫―文芸コレクション) 文庫 – 1999/5/1
笙野 頼子 (著)
http://amazon.jp/dp/4309405770
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
殺しても母は死ななかった。「あ」のお母さんから「ん」のお母さんまで、分裂しながら増殖した―空前絶後の言語的実験を駆使して母性の呪縛を、世界を解体する史上無敵の爆笑おかあさんホラー。純文学に未踏の領野を拓いた傑作。

母の発達 (河出書房新社): 1996|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002491158-00

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