倉知淳(くらちじゅん)『占い師はお昼寝中』(うらないしはおひるねちゅう)

282 名前:無名草子さん[] 投稿日:2009/03/09(月) 21:21:07
[いつ読んだ]
4年ほど前に図書館で借りて読みました。文庫だったと思います。

[あらすじ]
占い師のおっちゃんと弟子志望の女子高生か大学生の元に変な依頼が来て解決する連作短編。

[覚えているエピソード]
おっちゃんは霊能力者を名乗ってるが、本当はそんな力はなく、観察眼と機転で解決。
狂ったように呪文を唱え、紙に墨濡を飛ばす。その墨濡の跡を見て前世どうのこうのと舌八寸で切り抜ける。
おっちゃんはいつも怠けているが、実は人の心を読み過ぎて疲れてしまう自分を守るためにしてれのかもしれない。
と最後の方に女の子は思う。

4番目くらいの話で、おっちゃんがでかけてしまい、女の子がなんとか相手して、後でおっちゃんに褒められたりけなされたりする。

3番目くらいの話で、不倫に苦しむがクールを気取るお姉さんがやってくる。
おっちゃんは珍しく素っ気無い態度を取り「ああいうどろどろした話は嫌いだ」みたいな事を言う。

[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本。コミカルだけど、ジャンル的には推理物。必ず2回くらい、話をひっくり返す。

どうかよろしくお願いします

283 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 22:53:13
>>282 読んだことないんだが、倉知淳「占い師はお昼寝中」がそんな話だと思った。

285 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/03/10(火) 00:40:12
>>283
それです!
ずっと気になっていたんですよ。ありがとうございました。

読んでもいないのに見つけれるなんてすごいですね。どうやって調べたんですか?

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/282-285

占い師はお昼寝中 (創元クライム・クラブ) 単行本 – 1996/6
倉知 淳 (著)
http://amazon.jp/dp/4488012779
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
「霊感占い所」ただいま開店休業中。奇絶怪絶のインチキ占い師と巫女役の女子大生が悩める“お客さん”を煙に巻くユーモアミステリ連作集。
内容(「MARC」データベースより)
ここは渋谷の道玄坂、老朽ビルにある「霊感占い所」。黙って坐ればピタリと当たる、とはいかない奇絶怪絶のインチキ占い師と巫女役の女子大生が悩めるお客さんを煙に巻くユーモアミステリ連作集。

占い師はお昼寝中 (創元推理文庫) 文庫 – 2000/7
倉知 淳 (著)
http://amazon.jp/dp/4488421024
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
渋谷のおんぼろビルにある「霊感占い所」には、今日も怪異な現象に悩むお客さんがやって来る。彼らの相談に応えて占い師の口から飛び出すのは、三度狐に水溶霊と、珍奇な妖怪の名前ばかり。それらは全部インチキだが、しかし彼の「ご託宣」はいつも見事に怪異の裏に隠された真実を突く。霊感は無いが推理は鋭い辰寅叔父の、昼寝と謎解きの日常を描いた心優しき安楽椅子探偵連作集。

占い師はお昼寝中 (東京創元社): 1996|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002508844-00

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