武田泰淳(たけだたいじゅん)「ひかりごけ」

49 名前:無名草子さん[質問age] 投稿日:2008/12/08(月) 23:30:53
少しグロいかもしれません

[いつ読んだ]
六年くらい前だけど発行はもっと前の昭和50、60年代くらいだったと思います。
[あらすじ]
主人公(男)が田舎の小学校校長から「昔海で遭難した五人くらいの男たちの一人が仲間を食って生き延びた」という話を聞く。

[覚えているエピソード]
・実は仲間を食べて生き延びたのは校長
・仲間の一人は病死で、その仲間に「前に死んだ仲間の肉を食え」と校長がすすめるが
その仲間は「人を食うとうなじが緑色に光る。食った人間にはその光が見えないんだ」と言って断る
・生き残ってた仲間の一人は校長と争って死ぬ
・校長は「人を食べた犯人」でバレて最後裁判にかけられるが
自分のした行為に後悔していて裁判を見ている人たちに「ここにいる皆さんみてください!
私のうなじは光っているでしょう!?私にはそれが見えないのです!」というがその裁判の場にいるみんなのうなじが光り誰もその光は見れなかったという話

[物語の舞台となってる国・時代]
日本、明治~昭和らへん?
[本の姿]ハードカバーだったと思います。

[その他覚えていること何でも]
「世界のおばけ」というテーマで捜しているときに見つけた本なので
奇妙な話がのっている関連の本だったと思います。
短編集だったようで他にも何本か話が載っていました。

あらすじや覚えていることはだいぶ前に一度読んだきりなので
確実にコレだった!とは言えませんが、もしご存じの方がいたらよろしくお願いします。

50 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/12/08(月) 23:37:01
>>49
武田泰淳『ひかりごけ』だと思う

51 名前:50[sage] 投稿日:2008/12/08(月) 23:38:39
ごめん、早合点したみたいだ。>>50で挙げたのは
>「昔海で遭難した五人くらいの男たちの一人が仲間を食って生き延びた」という話だった。

52 名前:49[sage] 投稿日:2008/12/08(月) 23:52:30
>>51
いえ、>>50の作品名で検索をしてきてあらすじを読んだら
この作品だと確信を持てました。こんなにお早い回答を本当にありがとうございます!!!

ずっとどんなタイトルか、作者さんだったか気になっていたのでスッキリしました。
結構覚えていることがあやふやなのでもう一度読みたいと思います。ありがとうございました!

この本のタイトル(題名)教えて! その7
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1227524784/49-52https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784101091037

新潮文庫
ひかりごけ
武田 泰淳(著)
発行:新潮社
縦160mm
276ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-10-109103-7
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年11月
登録日
2016年3月7日
最終更新日
2016年3月7日
書評掲載情報
2018-04-15 産經新聞 朝刊
紹介
雪と氷に閉ざされた北海の洞窟の中で、生死の境に追いつめられた人間同士が相食むにいたる惨劇を通して、極限状況における人間心理を真正面から直視した問題作『ひかりごけ』。仏門に生れ、人間でありながら人間以外の何ものかとして生きることを余儀なくされた若き僧侶の苦悩を描いて、武田文学の原点をうかがわせる『異形の者』。ほかに『海肌の匂い』『流人島にて』を収録する。


https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480427366

ちくま文学の森 6 (恐ろしい話) 恐ろしい話
Grimm, Jacob(著)Grimm, Wilhelm(著)Apollinaire, Guillaume(著)Dickens, Charles(著)Hofmannsthal, Hugo von(著)Irish, William(著)Kleist, Heinrich von(著)Maupassant, Guy de(著)Nerval, Gérard de(著)Pirandello, Luigi(著)Poe, Edgar Allan(著)Saki(著)Villiers de L’Isle-Adam, Auguste, comte de(著)井上 ひさし(編)夢野 久作(著)安野 光雅(編)岡本 綺堂(著)志賀 直哉(著)木々 高太郎(著)森 毅(編)池内 紀(著)田中 貢太郎(著)菊池 寛(著)魯迅(著)
発行:筑摩書房
縦150mm
532ページ
価格情報なし
ISBN
978-4-480-42736-6
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2011年1月
登録日
2018年2月28日
最終更新日
2018年2月28日
紹介
なぜ怖がりたがるのか?古今東西の名作、テーマ別アンソロジー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011116497-00
タイトル ちくま文学の森
著者 安野光雅, 森毅, 井上ひさし, 池内紀 編
著者標目 安野, 光雅, 1926-
著者標目 森, 毅, 1928-2010
著者標目 井上, ひさし, 1934-2010
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 筑摩書房
出版年月日等 2011.1
大きさ、容量等 532p ; 15cm
ISBN 9784480427366
価格 1100円
JP番号 21898839
NS-MARC番号 120546500
巻次 6 (恐ろしい話)
部分タイトル 「出エジプト記」より.詩人のナプキン / アポリネール 著堀口大學 訳
部分タイトル バッソンピエール元帥の回想記から / ホフマンスタール 著大山定一 訳
部分タイトル 蠅 / ピランデルロ 著山口清 訳
部分タイトル 爪 / アイリッシュ 著阿部主計 訳
部分タイトル 信号手 / ディケンズ 著小池滋 訳
部分タイトル お前が犯人だ / ポー 著丸谷才一 訳
部分タイトル 盗賊の花むこ / グリム 著池内紀 訳
部分タイトル ロカルノの女乞食 / クライスト 著種村季弘 訳
部分タイトル 緑の物怪 / ネルヴァル 著渡辺一夫 訳
部分タイトル 竈の中の顔 / 田中貢太郎 著
部分タイトル 剣を鍛える話 / 魯迅 著竹内好 訳
部分タイトル 断頭台の秘密 / ヴィリエ・ド・リラダン 著渡辺一夫 訳
部分タイトル 剃刀 / 志賀直哉 著
部分タイトル 三浦右衛門の最後 / 菊池寛 著
部分タイトル 利根の渡 / 岡本綺堂 著
部分タイトル 死後の恋 / 夢野久作 著
部分タイトル 網膜脈視症 / 木々高太郎 著
部分タイトル 罪のあがない / サキ 著中西秀男 訳
部分タイトル ひも / モーパッサン 著杉捷夫 訳
部分タイトル マウントドレイゴ卿の死 / モーム 著田中西二郎 訳
部分タイトル ごくつぶし / ミルボー 著河盛好蔵 訳
部分タイトル 貧家の子女がその両親並びに祖国にとっての重荷となることを防止し、かつ社会に対して有用ならしめんとする方法についての私案 / スウィフト 著深町弘三 訳
部分タイトル ひかりごけ / 武田泰淳 著
部分タイトル なぜ怖がりたがるのか? / 池内紀 著
出版年(W3CDTF) 2011
NDLC KE211
NDC(9版) 908 : 叢書.全集.選集
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


恐怖の森 (ランダムハウス講談社文庫 あ 3-1) 文庫 – 2007/10/1
阿刀田高(選) (著), 日本ペンクラブ (編集)
http://amazon.jp/dp/4270101237
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009122968-00
タイトル 恐怖の森
著者 阿刀田高 選
著者 日本ペンクラブ 編
著者標目 阿刀田, 高, 1935-
著者標目 日本ペンクラブ
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 ランダムハウス講談社
出版年月日等 2007.9
大きさ、容量等 382p ; 15cm
ISBN 9784270101230
価格 760円
JP番号 21303322
部分タイトル 箪笥 / 半村良 著
部分タイトル 老後 / 結城昌治 著
部分タイトル 木乃伊 / 中島敦 著
部分タイトル ひかりごけ / 武田泰淳 著
部分タイトル セメント樽の中の手紙 / 葉山嘉樹 著
部分タイトル くろん坊 / 岡本綺堂 著
部分タイトル 芋虫 / 江戸川乱歩 著
部分タイトル マッチ売りの少女 / 野坂昭如 著
部分タイトル 大鋏 / 島尾敏雄 著
部分タイトル 驟雨 / 三浦哲郎 著
部分タイトル ぬばたま / 柴田錬三郎 著
部分タイトル 蛇 / 阿刀田高 著
部分タイトル ガラスの棺 / 渡辺淳一 著
出版年(W3CDTF) 2007
NDLC KH6
NDC(9版) 913.68 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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