小川洋子 (おがわようこ)『密やかな結晶』(ひそやかなけっしょう)

135 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/02/06(火) 00:52:21
六年程前に読んだ。

毎年(?)毎月(?)なにか一つその物語の世界から消えていってしまうという話。
主人公は女性で、回想する場面で母親とか出てきた気がする。
印象に残っているのは香水が無くなり川へ流す場面。最後は自分の体のパーツ(足など)が無くなり、全てのものがなくなりエンド、のはず。繊細な文章。多分日本人が書いた小説。

ハードカバーで表紙は白っぽく、大きく鳥の絵が書いてあった。

136 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2007/02/06(火) 10:43:39
>>135
小川洋子の「密やかな結晶」だと思う
文庫で読んだので鳥の絵は覚えていないけど

137 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/02/06(火) 15:09:20
>>136
有難う

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/135-137

密やかな結晶 単行本 – 1994/1
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/406205843X
表紙画像有り
内容紹介
冷たく美しい傑作
芥川賞作家の小川洋子による初めての本格的な書下ろし長篇小説の誕生!有機物であることの人間の哀しみを澄明なまなざしで見つめ、現代の完璧な消滅・気化への希みを、美しく危険なシチュエイションの展開の中で描く注目の傑作長篇!

密やかな結晶 (講談社文庫) 文庫 – 1999/8/10
小川 洋子 (著)
http://amazon.jp/dp/4062645696
表紙画像有り
内容紹介
『妊娠カレンダー』の芥川賞作家が澄明に描く人間の哀しみ。記憶狩りによって消滅が静かにすすむ島の生活。人は何をなくしたのかさえ思い出せない。何かをなくした小説ばかり書いているわたしも、言葉を、自分自身を確実に失っていった。有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、現代の消滅、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。(講談社文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
記憶狩りによって消滅が静かにすすむ島の生活。人は何をなくしたのかさえ思い出せない。何かをなくした小説ばかり書いているわたしも、言葉を、自分自身を確実に失っていった。有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、現代の消滅、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002308106-00
タイトル 密やかな結晶
著者 小川洋子 著
著者標目 小川, 洋子, 1962-
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 1994
大きさ、容量等 411p ; 20cm
ISBN 406205843X
価格 1700円 (税込)
JP番号 94029784
出版年月日等 1994.1
NDLC KH454
NDC(8版) 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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