846 名前:無名草子さん[] 投稿日:2020/11/25(水) 23:31:21.97
よろしくお願いします。
[いつ読んだ]
5~10年前くらい。文芸誌のイラスト入り物語ページのようなもので。
おそらくは翻訳もの。
[あらすじ]
全体的に暗い誌面。難民の集団の移動を追っている。その中の女の子が宝物の本を持っている。
難民たちが夜寒さに震えると、本が「私の中身を出して火をつければいいよ」と言う。
そしてまた夜にその本は、「私の中身を出してくるまると暖かいよ」と言う。
難民たちはそれに助けられて何とか進んでいくが、ある時空の一方が暗くなり、
おそらくは災厄が迫っていることが暗示されている。女の子はいつものように本に助けを求める。
しかし本は既に空っぽになり、何も答えることはなかった。
[覚えているエピソード] 上記がほぼ全て。
[物語の舞台となってる国・時代] 近年の難民問題が舞台だった。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
おそらくはMONKEY等の海外小説を紹介するための文芸誌。A4版だったと思う。
[その他覚えていること何でも]
今日図書館でショーン・タンの「遠い町から来た話」を借り、中を見たときに、この人の作品だったかもと思い
検索したのですが難民テーマの作品が複数あるようでわからず。イラストのイメージが似ています。
後味の悪さが強く印象に残っていて、「本が自分を使えって言ったのになんだよ!」と時々思い出していました。
どなたか心当たりがあればありがたいです。
この本のタイトル(題名)教えて! その14 ワッチョイ無し
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1526960904/846