594 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2017/10/21(土) 11:21:06.10
[いつ読んだ]30年くらい前 出版は更に昔のはず
[あらすじ] 刑務所が舞台。人助けをして誤解から受刑者になった人が語り手。
[覚えているエピソード]主人公はバスで迷惑行為をしてる奴を止めて、降りてから絡まれたか何かで突き飛ばしたら相手が打ち所が悪く死んでしまった。
他の乗客は主人公は悪くないと口々に味方したが、塀を越えてまで味方する者は無かった。
主人公ではない死刑囚が門限破りをして刑務官に叱られ「どうせ親にも捨てられたんだ」と言う。彼は赤ん坊の時に孤児院の前に捨てられ、あちこちたらい回しにされて辛い目に遭ってきて悪いことをするようになり死刑囚になった。
刑務官は彼に「子供がかわいくない親があるか、可愛いから捨てたんだ」と言う。
「子供だけでも生き延びてほしいと思ったんだろう、そうでなければわざわざ孤児院を探してそこまで捨てに来るか」そしてアメを一袋くれる。
死刑囚は主人公に「あの人いい人だね、おれシャバであんな人に会ってたらこういう人生にしなかったよ」と言う。
最後、その死刑囚の刑が執行される。彼が絞首台から飛び降りる前、「お母さん!」と叫ぶのを主人公は聞く。
[物語の舞台となってる国・時代] 日本 昭和のだいぶ前半だろうか
[本の姿・装丁・挿絵] ハードカバー 挿絵は中にも表紙にも無かった様な気がする
[その他覚えていること何でも] 作者は男性だったと思う
刑務所が舞台の話が複数入っていて一冊の本だったかもしれない
「塀の中」というタイトルが記憶にあるがググッても出てきません
(「塀の中の~」というタイトルではありません)
よろしくお願い致します。
この本のタイトル(題名)教えて! その13
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/books/1472081985/594