野沢尚(のざわひさし)『呼人』(よひと)

19 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/12/30(土) 11:26:33
[いつ読んだ]つい最近ですが、図書館の本なので…そこまで古くは無かったと思います。
[あらすじ] 12歳位で成長がとまってしまう男性が主人公。自分を捨てたらしい母親を調べていくうちに、どんどん大きな謎に巻き込まれていく…というようなお話。
[覚えているエピソード]・ 母親は革命家というか、テロリストっぽいです。
・主人公の友達は男二人と女一人で、男達は自衛隊員と外国の銀行員になります。
・男友達二人は、それぞれ主人公の謎に深く関わります。
・主人公の母親は「永遠の命の子供を授かる」みたいな感じで裏の噂になっています。
・主人公と女友達が、小さい湖で水をすくって飲むシーンがあります。
[物語の舞台となってる国・時代] 現代日本
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] ハードカバーで挿絵はありませんでした。
[その他覚えていること何でも] 日本人の作家です。乃南アサが好きな祖母から勧められたので、乃南アサかと思いましたが、それらしいのが見つからず…灰谷健次郎とか山本文緒とか節操無いので、全然違う人かもしれません。

21 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 09:31:20
>>19
「呼人」野沢尚/著
読んだことないけど多分これ

23 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 15:19:31
>>21
の~で覚えていたのですが、野沢尚だったとは…
それでした。ありがとうございます。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/19-23

呼人(よひと) 単行本 – 1999/7
野沢 尚 (著)
http://amazon.jp/dp/4062096382
表紙画像有り
内容紹介
乱歩賞作家が現代の恐怖を描く、書下ろしエンターテインメント!
1985年・2010年12歳。
テロリズムの嵐が吹き荒れる世界で少年は永遠の命に閉じこめられた。
その日、少年は心も身体も成長を止めた。殺戮、紛争、血と暴力、そして愛と友情…。純粋な子どものまま生きていくことは、幸せなのか?
1985年、呼人は12歳だった。友人たちとともに未来は光り輝いていた。ところが呼人だけ身体も心も12歳のまま、決して成長しなかった。
「大人になるって、どういうことなんだろう?」
呼人は自分自身を見つけるため、赤ん坊のときに別れた母親探しの旅に出た。

呼人 (講談社文庫) 文庫 – 2002/7/16
野沢 尚 (著)
http://amazon.jp/dp/4062734796
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002810956-00
タイトル 呼人
著者 野沢尚 著
著者標目 野沢, 尚, 1960-2004
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 講談社
出版年 1999
大きさ、容量等 381p ; 20cm
ISBN 4062096382
価格 1700円
JP番号 99110199
出版年月日等 1999.7
NDLC KH447
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

伊藤たかみ(いとうたかみ)『リセット・ボタン』

4 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/12/22(金) 17:15:31
[いつ読んだ]2000年夏
[あらすじ]
自殺する予定の20歳くらいの女が、遺書(?)を書くのに専念したいからと、大学生(?)の男(主人公)を住み込みの家事手伝いとして雇う。
[覚えているエピソード]
ある晩、男が女の手を自分の股間に持っていってセックスする。生でやるが「どうせ死ぬからいいや」
[物語の舞台となってる国・時代] 日本、現代。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
 文庫本でした。
[その他覚えていること何でも] 主人公はお金があまりない。
 焼きそばを作るシーンがあった。

以上です。もしかしたら覚え間違いがあるかも知れませんがよろしくお願いします。

9 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/12/27(水) 23:15:14
4>
伊藤たかみのリセットボタンじゃないかな?

幻冬社で一時期絶版だったけど伊藤さんが直木賞とったからまた復刊してるよ。

10 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 02:28:47
芥川な

11 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/12/28(木) 10:43:54
>>9
ありがとうございます!
正直、「こんなつまらない本初めてだ!これなら自分にも書ける」と思い、自分自身が執筆活動を始めるきっかけになった本でして、そんな訳でお尋ねしたのですが、芥川賞受賞している上に奥さんは角田光代ですか…。
いや~、ホントありがとうございました。
初心に戻るために再度読むことにします。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/4-11

リセット・ボタン (幻冬舎文庫) 文庫 – 2000/6
伊藤 たかみ (著)
http://amazon.jp/dp/4877288740
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
大学生の僕は自殺志願者が集まるホームページで、昔の恋人と同じ名前の「荻原ミサ」と出会う。遺書を集中して書ける場所が欲しいと言うミサのために、自分の部屋を提供することになった僕は、次第に彼女に恋心を抱いていく…。人生の夏休みに見つけた期限付きの恋。眩しく輝く彼女は僕の腕をすり抜けていくのか?書き下ろしラブストーリー。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002976143-00
タイトル リセット・ボタン
著者 伊藤たかみ [著]
著者標目 伊藤, たかみ, 1971-
シリーズ名 幻冬舎文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 幻冬舎
出版年 2000
大きさ、容量等 190p ; 16cm
ISBN 4877288740
価格 457円
JP番号 20144792
出版年月日等 2000.6
NDLC KH225
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

清水義範(しみずよしのり)「トンネル」

5 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/23(土) 00:58:13
[いつ読んだ]5~8年前くらい
[あらすじ] 主人公は電車で長距離通勤をしている。その通勤電車は毎日長いトンネルを通る。
ある日の帰り、電車がトンネルに入ると、主人公はトンネルの壁に奇妙な灯りを見つける。
よく見るとトンネルの壁が洞窟のよう彫られており、そこには家族団欒の光景があった。
もちろんその光景は主人公以外には見えない。
主人公はその様子に心を奪われ、それから毎日、その家族を観察することにした……
[覚えているエピソード] 主人公は実は死んでいた、というオチでした。
[物語の舞台となってる国・時代] 現代の日本。新興住宅地?
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
作品自体は短編。装丁は古ぼけた文庫だったような気がします。
[その他覚えていること何でも]
主人公は最初から死んでいたのか、それとも心を奪われていくうちに死んでしまったのか、という解説のようなものを聞いた(or読んだ)ので、授業で扱った作品かもしれません。

時々思い出して、無性に読み返したくなる作品です。
ご存知の方がいらっしゃればよろしくお願い致しますm(__)m

8 名前:無名草子さん[] 投稿日:2006/12/27(水) 17:59:19
>>5
角川ホラー文庫初期に出てた、アンソロジーのシリーズで読んだ気がする。
清水義範の作品だと思ってたけど、今ちょっと探してみても該当が見当たらないので違うかも。

15 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2006/12/28(木) 12:50:54
>>5
>>8を書いた者だけど、その後もう一度調べてみたら見つかった。
やはり清水義範の作品で、タイトルはそのまま「トンネル」でした。
自分は角川ホラー文庫の「見知らぬ私」で読んだんだけど、タイトルと作者名でぐぐると授業記録がいくつか出てくるので、高校の国語教科書で採用してたところがあったみたい。

28 名前:5[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 23:49:02
>>8,15様
遅れてすみません。詳細な情報ありがとうございます!!
ずっと気になっていた作品だったので、分かって嬉しいです^^
やはり授業で使われていたんですね。
年が明けたら探してみます。

この本のタイトル(題名)教えて! その5
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1166607907/5-28

見知らぬ私 (角川ホラー文庫) 文庫 – 1994/7/1
綾辻 行人 (著)
http://amazon.jp/dp/4041704049
表紙画像有り
内容紹介
私は誰? まだ知らぬ私の扉が、ゆっくりと開かれていく…。人間にとってもっとも不思議な自分自身。その胸の奥底を揺さぶり、うち震わす、本格ホラー・アンソロジー。単行本未収録。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002343014-00
タイトル 見知らぬ私
著者 綾辻行人 [ほか著]
著者標目 綾辻, 行人, 1960-
シリーズ名 角川ホラー文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 角川書店
出版年 1994
大きさ、容量等 230p ; 15cm
ISBN 4041704049
価格 470円 (税込)
JP番号 94064692
部分タイトル バースデー・プレゼント 綾辻行人著. 会いたい 鎌田敏夫著. 雨が止むまで 鷺沢萠著. 陽炎 篠田節子著. トンネル 清水義範著. 幽霊屋敷 高橋克彦著. 晩夏の台風 松本侑子著. 水の中の放課後 森真沙子著
出版年月日等 1994.7
NDLC KH6
NDC(8版) 913.68
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語


茶色い部屋の謎 (光文社文庫) 文庫 – 1997/3
清水 義範 (著)
http://amazon.jp/dp/4334723691
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
しがない物書き・神童天才が招かれたパーティで、殺人が!パーティ主催者の成り金・八田虎造が殴殺されたのだ。凶器は大学ノート!?そして鳩の死骸と枕を並べていた。招待客の探偵―金野大地(金田一?)や麻古みす(ミス・マープル?)たちは、ああだ、こうだと推理をするが…迷探偵が多すぎる!!(表題作)奇才の自撰作12編を収録したミステリー&ホラー傑作集。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002576986-00
タイトル 茶色い部屋の謎
著者 清水義範 著
著者標目 清水, 義範, 1947-
シリーズ名 光文社文庫
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 光文社
出版年 1997
大きさ、容量等 345p ; 16cm
ISBN 4334723691
価格 580円 (税込)
JP番号 97061547
部分タイトル 茶色い部屋の謎.また盗まれた手紙.浮かばれない男たち.幽霊探偵と全裸美女.誘拐屋繁昌記.八倍ズームの証言.ベッドサイド・ストーリー”お電話ください” 分別ゴミ.領収証ください.トンネル.バイライフ.やっとかめ探偵団のバス・ツアー
出版年月日等 1997.3
NDLC KH555
NDC(9版) 913.6 : 小説.物語
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語