831 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2016/04/17(日) 04:13:44.32
[いつ読んだ]たぶん、十年以内。
[あらすじ] 冴えないサラリーマンが、ゴミ捨て場で少女(の人形)を拾う。少女を愛でることで、日々のストレスがなくなり、なにもかも順調になる。
[覚えているエピソード]
ラストの場面で、友人と会話する場面がある。そこでは、友人も少女を拾ったことが仄めかされている。
「もしかしたら、この世界のサラリーマンはみんな少女を家に隠してるんじゃないだろうか」みたいな妄想というか幻想というか、そういうことを思う。
[物語の舞台となってる国・時代]現代(昭和)の日本。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵] わからん
[その他覚えていること何でも]たしか短編。もしかしたら、マンガだったのかも。
833 名前:831[sage] 投稿日:2016/04/17(日) 04:42:48.80
ごめんなさい、自己解決しました。
私が探していたのは生島治郎「頭の中の昏い唄」でした。
この本のタイトル(題名)教えて! その12
https://echo.5ch.net/test/read.cgi/books/1394738981/831-833
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784801924543
竹書房文庫 い5-1 異色短篇傑作シリーズ
頭の中の昏い唄
文庫
生島 治郎(著/文)日下 三蔵(編集)佳嶋(イラスト)
発行:竹書房
文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ275mm
重さ 275g
528ページ
ISBN
9784801924543
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
初版年月日
2020年11月23日
書店発売日
2020年11月16日
書評掲載情報
2020-12-12
朝日新聞 朝刊
評者: 杉江松恋(書評家)
紹介
狂気のパルクール
悪夢から悪夢へと跳躍する、直木賞作家の奇妙な味の短篇集
どうにもならない。どうにもならない。ドウニモナラナイ……。
男の未来は暗い。仕事仕事の毎日は彼を狂わせる。
単調な日々に倦んだ男が、ある夜団地の屋上で、耳ざわりな童謡を歌っている少女と出逢い、人生が変わる表題作「頭の中の昏い唄」。
香港に赴任した男が食と色の欲に溺れていく、胃袋と脳味噌を刺激する美食譚「香肉(シャンロウ)」。
老人たちによってこき使われ搾取される若い世代が、ある日肩に現れた緑色の小人によって一致団結してゆく「世代革命」。
スランプにおちいった作家に“やつ”がささやき、人格を乗っ取ろうとする「誰……?」など、必ずやあなたに悪夢をお贈りする、クールで鋭利な奇妙の味の短篇集。星新一、筒井康隆、大沢在昌の各氏は、書き手としてだけでなく、読み手としても一流だと思うが、そうした作家たちがそろって手放しに称賛する生島治郎の異色短篇は、質・量ともにハードボイルド作家の余技というレベルを超えている。
翻訳ミステリ雑誌の編集長という立場で、海外の最良の作品を数多く紹介してきたために、目標とする水準も自然と高くなっていったのだろう。生島治郎の異色作家としての顔を知らなかった読者の方にも、この一冊は必ずや満足していただけるものと確信している。名手の手になるスマートな奇譚の数々を、どうぞじっくりとお楽しみください。
――日下三蔵「編者解説」より
頭の中の昏い唄 (竹書房): 2020|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I030726826-00
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784480430922
ちくま文庫
異形の白昼 恐怖小説集
筒井 康隆(編集)
発行:筑摩書房
文庫判
400ページ
ISBN
9784480430922
Cコード
C0193
一般 文庫 日本文学、小説・物語
書店発売日
2013年9月10日
異形の白昼 : 恐怖小説集 (筑摩書房): 2013|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024799799-00