アレン・ギンズバーグ「カディッシ」

28 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 08:41:57.83
10年ほど前に放送された「池袋ウエストゲートパーク」というドラマの中で、登場人物の一人が何かの小説(?)の一節を朗読するシーンがあります。
おそらく実際に出版されている小説だと思うのですが、原作には該当する描写がなく、タイトルや作者が分かりません。
一部不明瞭なのですが、映ったページから読み取れた文言と朗読の内容を分かる範囲で書き起こしてみたので、心当たりのある方は教えてください。
また、ちらっと映った装丁はソフトカバーで、表紙は黒っぽい感じでした。
雰囲気的に海外文学の翻訳かもしれません。

「そして西部を」、「スペイン人たちの叫び声とともに」、「そしてかあさんのようにくたびれた」、「かあさんは年老いちゃいない」

「僕自身は、少なくとも多分、宇宙と同じくらい年老いている。そしてそれは、僕達と共に滅びるのだと思っている。成り行きは全て相殺でき、やってくるものは常に去っていく。よかろう、その死は全く後悔も、????の恐怖も、愛の結合もない。ついには????の世界なのだ。」

宜しくお願いします。

629 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 08:49:25.69
>>628
僕自身は少なくとも多分、宇宙と同じくらい年老いている。
そしてそれは僕たちとともに滅びるのだと思っている。
成り行きは全て相殺でき、やって来る者は常に去っていく。
よかろう。その死はまったくの後悔もラジエーターの恐怖も愛の欠乏もない。
終には拷問の世界なのだ。

ギンズバーグ詩集。

672 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2011/07/16(土) 01:41:16.94
>>629
遅レスすみません。
教えていただいてどうもありがとうございました。

この本のタイトル(題名)教えて! その9
http://kamome.5ch.net/test/read.cgi/books/1284113689/628-672

諏訪優 訳編. ギンズバーグ詩集. 増補改訂版, 思潮社, 1978.12, 10.11501/12585310.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001397637

アレン・ギンズバーグ 著ほか. カディッシ, 思潮社, 1969, 10.11501/12585247.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001266055
個人送信有り

該当部分は10-11コマ(p11-12)
https://dl.ndl.go.jp/pid/12585247/1/10


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