永井泰宇(ながいやすたか)『39 刑法第三十九条』

830 名前:無名草子さん[] 投稿日:2008/10/10(金) 11:56:34
分かる方教えてください
たぶん15年位前に読んだ小説なんですが、
アパートで

閲覧注意


妊婦が腹を裂かれ胎児を出される


猟奇殺人事件が起こり、ある男が逮捕された

刑事裁判になり精神鑑定をするが、

ネタバレ注意

たぶん主人公であろう女検事は緻密な計画殺人と考える
裁判で精神異常が認められ責任能力が無いとされる
しかし本当のところ犯人は精神鑑定で異常とされる仕草や言動を全て計算して演じていた
最後に女検事はそれに気付いた


みたいな内容だったと思います
曖昧で申し訳ありません

832 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2008/10/11(土) 12:00:17
>>830
永井泰宇「39 刑法第三十九条」かも。
主人公の女性は精神鑑定人だけど。

この本のタイトル(題名)教えて! その6
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/books/1196779422/830-832

39: 刑法第三十九条 (カドカワ・エンタテインメント) 単行本 – 1999/4/1
永井 泰宇 (著)
http://amazon.jp/dp/4047881368
表紙・帯画像有り

39: 刑法第三十九条 (角川文庫 な 36-1) 文庫 – 2000/12/1
永井 泰宇 (著)
http://amazon.jp/dp/4041577136
表紙画像有り

管理人のコメント:
『39 刑法第三十九条』である可能性が高いと思います。

・妊娠中の畑田恵とその夫の畑田修が殺される。

閲覧注意


恵の腹部は切り裂かれ、胎児が引き出されていた。


(p20)
・売れない役者の柴田真樹が殺人容疑で逮捕される。(p31)
・藤代教授と小川香深が二人で柴田の鑑定人を務めたが、藤代が結論を出し、精神鑑定書を裁判所へ提出した。(p112)
・藤代教授は精神医学者であり、精神科医である小川香深に大学に講師の席を与えてくれて、ときには鑑定人に推薦してくれる恩師である。(p51)
・柴田の弁護士の長村が、柴田は重篤なる解離状態だったという鑑定主文を読み上げる。(p109-110)
・検察側の敗北となれば、藤代の名声は高まる。それでなくても藤代が手がければことごとく責任能力無しか心神耗弱まで持っていくと評判になっている。(p141)

ネタバレ注意


・香深は検察の草間に、柴田は詐病だと思うと言いに行く。(p145-147)
・被害者の畑田修は過去に殺人を犯して精神鑑定で無罪になっており、その復讐だったことが明らかになる。
・香深は精神障害は認められないという鑑定書を検察に提出。(p201)
・裁判で公開精神鑑定の場がしつらえられた。その場で、柴田の交代人格は左手が利き手という設定が怪しくなる行動があった。(p256)

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